かなり立て続けだが、またまた美味しい地元のカツ丼ネタを。
地元でもかなり有名なとんかつ屋が、玉川学園駅とこどもの国の間くらいに“奈良北団地”がある。ここの小さな奈良北商店街に、“とんかつ かつ元”というとんかつ屋だ。前から店名を聞いたことがあって気になっていたし、何度か車で訪れてみたものの、閉店間際だったり、定休日だったりでなかなか食べられずにいた。しかし、今回は気合を入れて、開店の11:30に間に合うよう、11時くらいに愛車Z3で家を出かけた。
ちなみに、この奈良北商店街は本当に小さな商店街だが、本屋さんなどもあって、通り沿いにベンチなども設置され、結構味わい商店街だ。こういう地域にピンポイントで存在する商店街もすっかり無くなってしまったので、何だか懐かしいエリアだ。ぜひこれからも長く存続して欲しいものだ。
“かつ元”には隣の商店街駐車場に2台分だけ停められるように確保されているが、今日はラッキーなことに1台分が空いていたのでZ3をパーキング。そして店先に行ってみると、まだ11:20なのに既に10人が開店を待って外で並んでいた!噂には聞いていたが、さすがの人気店である。
11:30の開店と同時に店内に入ったが、店内はそんなに広くなく、カウンターは3席、そして4名がけのテーブル席が4つに、2名がけテーブルが1席くらい。店内の雰囲気はどこか老舗のとんかつ屋らしい、レトロな雰囲気が妙に落ち着く。
とんかつ定食も惹かれるが、僕はやっぱりカツ丼ということで、ランチメニューにあった“カツ丼のヒレ”を注文した。
かつ元のカツ丼も、見た目には普通のオーソドックスなカツ丼である。サイズ感もまずまず。しかし、食べだしたとたん、これまでに食べた他のカツ丼と違う美味しさであることを感じた。まさに僕が理想とするカツ丼で、汁っぽ過ぎず、卵とじのカツとの絡み方がちょうどよく、絶妙なコンビネーション。またお出汁の味がまた濃いめで惜しく、七味など何もつけずにそのまま食べても充分に美味しい、味わい深いカツ丼であった。これはなかなか素晴らしい!たくわん、お味噌汁、ゴボウサラダが付いていたが、全体的なボリューム感、味付け、汁度合いといい、まさに完璧なカツ丼である。
この味、このボリュームで価格はなんと1,000円!コスパまで素晴らしいのだ。これまで食べてきたカツ丼はどれも美味しかったが、比較するならやはりかつ元のカツ丼が1番だろう。地元で人気なのもよくわかる感じがした。また次回も開店前から並んで、ぜひ美味しいカツ丼を食べに行きたい!