どいかやさんによる犬猫トークショーに家族で参加した。
場所は経堂にある可愛い絵本屋さんの『ウレシカ』で開催。
初めて今回訪れたのだが、オーナーの方のセンスが光る、
とても可愛い、素敵な絵本ショップ&ギャラリースペース。

僕はとりごえまりさんの大ファンで、
これまでにもイベントに参加しているが、今回また
お会い出来るのを楽しみにしていた。
しかも、今回はペットをテーマにしたトークショー。
とりごえまりさんらしい、
とても優しく、楽しい語りに思わず引き込まれてしまった。

我が家でも、娘がもう少し大きくなって、
もう少し落ち着いたら、ペットを飼うことなども
検討してみたいところだが、娘は犬が苦手。
そんな苦手意識の克服や、ペットを育てるという
ことの大変さと大事さを娘にも知って貰う意味でも
今回のトークショーは良いきっかけになればという
思いもあった。
どいかやさんが昨年フリーペーパー、
『ペットショップにいくまえに』を制作され、
商品と同じように売買され、劣悪な環境で飼育され、
そして処分されていくペットの悲惨な現実について
問題提起されているのだが、賛同された
とりごえまりさんが今年『ネコの種類のおはなし』という
フリーペーパーを制作。


とりごえまりさんご自身もネコを4匹飼っているが、
ペットショップやブリーダーから購入し、
色々とネコの病気などとも向き合いながら、
ペットの置かれている状況などを勉強してきた
過程などをお話されていた。

僕が小学生の頃、実家で犬を飼っていた。
父が犬好きで、やっぱり一軒家には番犬だろう、
ということで、柴犬の仔犬を購入。
青山ケンネルで購入した血統書付きの柴犬だったが、
我が家に来た時からあまり元気が無く、
やがて病気であったことが判明。
結局、青山ケンネルで新しい仔犬に交換して貰い、
今度は元気いっぱいの柴犬がやってきた。
これが我が家にとってかけがえのない家族となる
“マック”との最初の出会いであった。

血統書付きの仔犬が必ず健康とも限らず、
一方で野良犬が必ずしも病気持ちということでも無い。
そして、病気だとすぐ健康な犬に交換されるような仕組みも
完全に“商品”扱いだが、これが悲しい現実である。
今回のトークショーで、マックのことを思い出し、
また、改めてペットのあり方について、
色々と考えさせられるきっかけとなった。