僕は巨匠漫画家、横山光輝の大ファンであることはこれまでにも何度も取り上げてきたが、『鉄人28号』と並ぶ、横山光輝の代表作と言えばやっぱり『伊賀の影丸』だ。そんな影丸の漫画は色々なバージョンを持っているが、今回まだ持っていなかった東邦図書出版社から昭和39年(1964年)に発行された、“東邦のまんが『伊賀の影丸』”(全5冊)を入手した。
(『伊賀の影丸』の過去ブログはこちら)
https://blog.goo.ne.jp/bluedeco1969/e/a9070edd3d13a5780ed45862b75a475c)
なんと58年も前に出版されたものなので、なかなか良い状態のものを入手するのは難しいし、あったとしてもかなりレアなので高価となることが多い。全5冊セットだと10,000円~20,000円くらいするケースも多い。今回、相当状態がきれいな全5冊を、なんと8,000円で入手することに成功した。今までまだ手に入れていなかった貴重なものを今回手に入れることが出来てラッキーであった。
漫画本ではあるのだが、ハードカバー等ではなく、どちらかと言えば伊賀の影丸専門雑誌のような装丁。豪華さは無いが、逆に当時の漫画少年たちが盛り上がったであろうという、熱気のようなものが冊子から感じられる。全5冊が揃うと、なかなか見応えあり。
古いものだと、背表紙もボロボロになりがちなのだが、入手した5冊はかなりキレイな保存状態。
巻頭カラーページもあり、雑誌風だけあって、後半は影丸談義のページや、忍者入門などの雑学ページもあって、今読んでみると結構面白い。
これでまた、僕の伊賀の影丸コレクションに貴重なシリーズが加わった!