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『燃えよドラゴン』4K上映、ついに参戦!

ブルース・リー没後50周年イヤーのグラン・フィナーレとして、『燃えよドラゴン』4K上映会が11/23(木)、ついにスタートした。僕は24日に丸の内ピカデリーで観ることに。

そして、この記念すべき日の前祝として、日比谷の『Tim Ho Wan』で早めの夕食をとり、ブルース・リー師匠に会う前に気合を入れた(笑)。『Tim Ho Wan』は世界でも大人気のレストランで、香港ではミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店。こんなに評価が高いお店なのに、庶民的な料金で楽しめるのが最高である。予約は出来ないので早めに行って並ぶしかないが、かなり行列が出来るお店としても有名。

今回初めてTim Ho Wanを訪れたが、メニューにあったどの点心も最高に美味しかった!ブルース・リー上映会を前に香港点心で気分も盛り上がる。

夕食後、一路丸の内ピカデリーへ。最近映画と言えば、新百合丘のイオンシネマで観るレイトショーばかりなので、ここ丸の内ピカデリーに来るのはかなり久しぶりである。入り口にはポスターがデジタルで切り替わる看板があり、『燃えよドラゴン』が映し出されるのをファンがスマホを片手に待機していた。

そしてついに、念願の『燃えよドラゴン』上映開始である。あの心躍るメインテーマで映画が始まると、一気に気分は最高潮!タイトルが出る前にサモハンとの試合が繰り広げられ、そして映画開始から比較的すぐに、あのブルース・リーの名言、"Don't Think, Feel!"(考えるな、感じろ!)が登場して益々大興奮。

4Kリマスターだから全体的に映像は少しキレイになっている感じもするが、それでも50年前の映画だけに、どうしても随所に古さがある。でも個人的にはこの古さがいい意味で一種のクラシックなオーラを醸し出していてやっぱり味わい深いのだ。それにしても『燃えよドラゴン』はブルーレイもDVDもVHSも持っているし、もう何回観賞したかわからないくらい観ているが、やっぱり映画館の大画面で観る『燃えよドラゴン』の臨場感は素晴らしいし、格別である。何度観てもやっぱり面白くて、ブルース・リーのキレキレのアクションにも惚れ惚れしながら大興奮してしまうのである!

最後、上映が終わった後、観客から拍手が巻き起こった。映画館で拍手を聞いたのは『スターウォーズ・フォースの覚醒』以来だろうか。やっぱりみんなでこの体験を共有するというのも映画館で観る醍醐味である。今、振り返ってみると、この映画から後に社会現象となった一大”カンフー映画ブーム”が巻き起こり、そしてこの映画の世界的な成功が無ければ、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イエンの成功もなかったかもしれないと思うと、もはや『燃えよドラゴン』は単なるアクション映画の域を超え、歴史遺産と言ってもいいレベルの映画なのである。

これで今年無事に、『ドラゴン危機一発』、『ドラゴン怒りの鉄拳』、『ドラゴンへの道』、『死亡遊戯』、『死亡の塔』、そして『燃えよドラゴン』と、ブルース・リー全主演作(『死亡の塔』はあまりブルース・リー作品とは認めたくないが(笑))が今年日本で4K上映された。11/27はブルース・リーの誕生日だが、没後50周年の命日と誕生日も盛大に祝う形で、色々なイベントや企画が目白押しだった素晴らしい、大興奮の1年となったが、特に『燃えよドラゴン』の上映は個人的に少し感極まるものがあった。

ブルース・リー師匠よ、永遠に~。

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