昔、
読んだ小説に
書いてありました。
もっと一緒に居たかった
ではない。
今まで一緒にいてくれて
ありがとう
だと。
そうだよね。
人の欲望には
きりがない。
まずは足るを知る
だよね。
それで言うと
私はまだ言えてない。
子供たちに。
一緒にいてくれて
ありがとう
と。
たしかに。
まだまだだな。
今日
ようやく
涙が出ました。
長電話のすえ
ようやく泣くことが
出来ました。
そう。
私は子供たちに
恋をしていたんだと思う。
つらいつらい時期を
全力で支えてくれた
子供たち。
お礼に私の全身全霊をかけて
大切にすることを
誓った日。
でも子供たちに言われた。
それは私のエゴだと。
金のないやつは親じゃないと。
病気の私は
見捨てられました。
もうひとりの私は言います。
あの子達
そのうち謝ってくるよと。
もう会わない。
楽しい、
楽しい
お正月でした。
珍しく楽しいお正月で
死にたい気持ち
忘れていました。
これからまた
つらい、つらい過去と
対峙する時間の始まりです。
過去を気にしすぎると
兄には言われるけれど
あんなことがあって
それを気にしないで生きるなんて
私にはできません。
お母さん亡くなったのよ。
お父さんの暴力のせいで。
よくそれを
気にしないなんて言えるね。
おかしいよ。