タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

キレイはキタナイ、キタナイは綺麗

2022-05-07 | ビデオ 邦画
ミッドナイトスワン
Midnight Swan

ニンゲンの世界に性が二つしかないと思っていた時代から、少しは広がっただろうか。
似たような系統?の映画で「彼らが本気で編むとき」は認めてくれる人と暮らせる「幸福感」が感じ取れた。


今回のヒロインは2名、少女は美しく、才能に満ち満ちている。
顔が錐で彫ったようなキレイな仏像顔。
手足が枝のように細く長く「あ、本物のバレリーナだ」とわかる。

もう一人は母性に満ちて、子どものために文字通り全身全霊を捧げる草彅剛。

それ以外は、見るに辛い哀しい場面が多い。

ミッツやマツコは、芸能界での成功者という扱いでいいのだろうか。

名もない庶民でいる彼ら、彼女たちには、この世界は切ないし苦悩の深さに同情しかない。
泣いてしまったけれど、何に涙したのか不明。

レンタルDVDに日本語字幕がなく、セリフが聞き取れず、最大限のボリュームを上げて見た。
邦画も字幕、欲しいわ。


新宿ルミネ前で少女が座っている姿の、膝から下の長いこと。
目が大きく切れ長。
若い証拠におでこにニキビが目立つ。

子どもを産んだだけで、子どもを愛することがわかってない母。
ショーパブのダンサーたちが少女を「かわいい」と手放しで愛でる。
どこかに「生まれた性と同じ性でいきてゆけることの、羨望や悔しさ」があるのだろうなあと思う。

動画予告は15分もあるけど、本編を見てから見たが、始まって3秒もせずに涙腺が切れた。






監督 内田英治
脚本 内田英治
製作 CULEN
出演
草彅剛
服部樹咲

田中俊介
吉村界人
真田怜臣
上野鈴華
佐藤江梨子
平山祐介
根岸季衣
水川あさみ


音楽 渋谷慶一郎
撮影 伊藤麻樹
編集 岩切裕一
配給 キノフィルムズ
公開 日本の旗 2020年9月25日

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