近いのに遠い国

かぞくのくに

同級生にも町内にも職場にも在日韓国人は珍しくない。
大人になってから知り合った奥様から聞いた話は知らないことだらけで、
すごく驚いたことがある。
「朝鮮学校」の学費は高く、修学旅行で北朝鮮に行かされ、生徒全員、現地の面会時間に会う親戚のために、お金や物資をたくさんお土産に持っていかせたと。


知ろうとしないと身近にいても全然知らないままなんだなと。
近所にある「朝鮮学校」これは北の人達の学校で、韓国人の子どもたちは普通に日本の義務教育を受けていた。
1950年から家族と離れて北朝鮮に渡った人たちがたくさんいたこと。
映画「月はどっちに出ている」でもそんな場面があった。

ヤン・イクチュンが中学生円山とはうってかわって北の監視員
井浦とヤンがもうちょっと瘦せているとさらにリアルだったかな。
あの国で太っているのは領主様とその周りの人たちだけらしいから。



監督　脚本ヤン・ヨンヒ
音楽岩代太郎

キャスト
安藤サクラリエ
井浦新兄／ソンホ
ヤン・イクチュン　ヤン同志
京野ことみスニ
大森立嗣ホンギ
村上淳ジュノ
省吾チョリ
塩田貞治
鈴木晋介
山田真歩
井村空美
吉岡睦雄
玄覺悠子
金守珍
諏訪太朗叔父／テジョ
宮崎美子母
津嘉山正種父