タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

信仰と嘘と真実

2013-10-12 | ビデオ 洋画
平和ボケしている意見だけど、
宗教、国 今生きているところと価値観や風習が違えば違うほど、
舞台となる国に制約が多ければ多いほど、
映画の題材にはうってつけ。

別離 監督アスガー・ファルハディ。
イラン映画

キネ旬の順位がものすごく良かったので、恐る恐る借りてきた。
(2012年 洋画第2位)
登場人物の女性が全員、ものすごく美人
男性は全員 ヒゲ(これも決まりらしいよ)


イスラム教国での女性の地位の低さを読むにつけて、「ほんと 日本でよかった」
日本での女性の地位がどれくらい高いかは不明だけど、
何か犯罪に巻き込まれ、重症を負ったにも関わらず、
加害者の罪が「草取り一日」なんてことはない。
{ケニアで起きた 少女集団暴行事件、インドでの低階級者への犯罪・・・等々}
映画とは関係のない話。



信仰の教えに背くことは大罪だけど、犯したタブーを隠すために、自分に着せられた汚名は晴らさいと、さらなる困難が予想されるし、夫には従属しなくてはならないし、
加害者 被害者の両家族、周辺関係者を巻き込み、
嘘と真実が絡み、話はどんどんこじれていく・・・・


警察なのか裁判官なのか、とにかく「法に則り」たんたんを案件をこなしていくんだけど、他の人も一杯いる話が筒抜けの取調室
個人情報もなにもあったもんじゃない、
やわな神経だったり、過保護な人生を送ってきた人には「絶対無理!」






ネットから
2011年・第61回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞と男優、女優陣のアンサンブルに対して銀熊賞(男優賞・女優賞)が授与され、ベルリン映画祭史上初の作品および男優、女優賞の3冠を達成したイラン映画。第84回米アカデミー賞でもイラン映画として初の外国語映画賞を受賞したほか、脚本賞にもノミネートされた。離婚の危機を迎えた夫婦を軸に、両親をつなぎとめようとする娘や、彼らの問題に巻き込まれてしまうもうひとつの家族の物語が絡み合い、複雑な人間心理を描き出していく。監督は「彼女が消えた浜辺」(09)でもベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞したイランの新鋭アスガー・ファルハディ。


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