女優の死

『"月蝕の館"殺人事件』
土曜の朝から古い2時間ドラマを見ている年寄（自分だ自分

1996年（平成8年）の2時間ドラマ　大映テレビ
26年前のドラマ、今も活躍中の顔を知っている俳優が若い、もうとても若い。

生まれたての赤ん坊が26才だから、そうか。

宇梶、かなーりかっこいい（城田優　レベルなんだ）
近藤敦！バービーボーイズかよ！
この人のせいで、ドラマがサスペンスからホラー色が強くなっていたと思うのだが(笑)

犯人はたぶん・・と予想して見てたらばっちりだった（自慢じゃない　誰でもわかるレベル）


可愛かずみを久しぶりに見て、あれ、今どうしてんだろうと検索した。
そうか、俳優の自死ってこんなころからなのかと驚いた。

32才だった。

デビューから14年。検索するとものすごくたくさん仕事をしていた。
画像を探すとこれまたものすごい数だった。
人気スターだったんだ。

webニュースを読むと「悲劇のスター」だった。
毎回思う、キレイに生まれて仕事も順調でもこういう最後を選んでしまう。
順調すぎて　過労は明らか。若くして自死の俳優たちの労働環境、精神状態をケアしないと
これからも繰り返される。
人気稼業はツラいね、じゃ済まされない。

人気のある、有名な人は一般人への影響が大きい。
「つらかったら終わらせてしまえばいい」を当たり前にしてはアカンでしょ。
その先は誰にも必ずあると知らせてあげたい。


ドラマは・・・まあ　なんていうか、
犯人の「殺人趣向」が突拍子もない、ミステリーレディコミックのレベルつうか、
ドラマだからそんなハードルあげなくてもなんだけど、俳優たちのセリフ回しが古臭いっていうか、
聞いてて「くさ～っ」って思ったのよ。
まだまだ昭和感あり。

何十年も前の作品でも古くないものはあるので、これはやっぱり脚本のデキかと（エラソー）



キャスト
明日香井響：佐野史郎
明日香井深雪：若林しほ
蓮見涼子：可愛かずみ
美島夕海・紗月：久野真紀子
蓮見皓一郎：宇梶剛士
後藤慎司：梶原善
杉江あずさ：中村綾
青柳洋介：横内正
五十嵐幹世：近藤敦
千種君恵：一色彩子
楠：松尾伴内



スタッフ
監督：楠田泰之
脚本：布札別匠（田子明弘）
ロケ協力：湯涌温泉 白雲楼ホテル
技術協力：東通
プロデューサー：田中芳之、野木小四郎、長坂淳子
協力プロデューサー：飯塚正彦
制作協力：アベクカンパニー
製作：テレビ朝日、大映テレビ