タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

東北新幹線大量殺人事件

2012-03-30 | 
伊坂幸太郎「マリアビートル」

西村京太郎もびつくり!殺し屋さん、元殺し屋さん、悪意の塊の14歳が東北新幹線に乗り合わせ、東京から盛岡までに列車内に死体の山。

殺し屋だから、自分がいつ殺されても構わない、ってこともないのだろうけど、そりゃもう虫けらのように死ぬ。
年齢の恩恵を目一杯駆使して、他人を絶望させることこそ我がヨロコビの14歳
長崎であった事件、いろんないじめの事件、いじめの首謀者というのはみんなこうなのか知らないけど、読みながらTVアニメのコナンくんの声を想像していた。

体は14歳 頭は・・・邪悪そのもの。
人の人生を台無しにすることが楽しくてしょうがない子どもに、悪いことをするとどういう目に遭うのが妥当か、木村さん父の方法でも手ぬるいように思うのだが・・・
子どもが幼いころに「怪談」や「なまはげ」で夜泣きが半年続くくらいの体験をさせなくてはならない、って法律も必要かもだ。



3,11の震災後、伊坂さんはどうしてるのだろう、と思っていた。

朝日新聞の連載で無事なんだと知った。
この小説が震災をまたいでいるのか、その前に書かれ、どこかを変更したのか、
知りたい。

震災とは遠く離れた町のTVの前で、正直に「あー 自分じゃなくて良かった」と思ったけど、あの津波の映像に何も思わなかった人は人じゃないとも思う。

もし今、震災に遭ったら・・・冗談じゃなく思った。

いやだこんなゴミだらけの中に埋もれて死ぬのは、私はあの震災以降、
何とか、この家をもう少しマシにしよう。とにかく片付けよう。
思ってはいる、思っては・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全て加齢のせい | トップ | バランスの妙 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伊坂さんと震災 (あああ)
2015-05-23 14:12:41
初めまして

「仙台ぐらし」という伊坂さんのエッセイに、震災時のエピソードが書かれています
もし、気になるようでしたら読んでみてください

それでは
返信する
注文確定(笑 (タネ)
2015-05-24 11:31:38
コメントありがとうございました。
これまでエッセーは気にしたことがなく、新聞コラムを読んだことがあるだけでしたが、今、積み上げ本(未読)が残り1 「夜の国のクーパー」なので、これが終ったら「仙台ぐらし」に行くことにしました。
年齢的に文庫本がダメ(老眼)で(=;ェ;=)シクシク、中古単行本が出ていて注文しました。
ありがとうございました。
震災復興、まだまだですね、アベノ@@@のあぶく銭(?)をいの一番に運ばないとね。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事