タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

小説≠脚本

2009-02-16 | 
感染列島―映画ノベライズ版 (小学館文庫)
涌井 学 (著)

ノベライズと表記されたものに、おもしろいものに出合ったことはない。
今のところ・・・

なんちゅうか・・・読みながらふと、
「シドニィ・シェルダンって最近はどうなんだろう・・・」

シドニィ・シェルダンの小説は恐ろしく速く読める。
そこが魅力だ。

でもって、シドニィ・シェルダンの原作だと知らずに映画を見ても
「あ・・これ、シドニィ・シェルダンの原作じゃないだろうか・・」
当たるのだ。

そのスピード感とお手軽さが映画にも現れている。
不思議だ映画の作り手によって、どうにでも味付けができそうなのに、予算とかの関係かしら???


で、この「感染列島」
映画の宣伝を見て「TVでやったら見よう」ランクに収めた。
私の分別はたぶん正しい。

妻夫木くんはもっと彼をアイシテイルいる人に譲ろう(^◇^)ワハハハ


ノベライズ≠小説
小説じゃないんだな、これが。
どこがどうって言えないのが素人の哀しさよ。

小説の域に達してない文章は、受け取れる情景が薄っぺらなんだ、
奥行きが足りない、そんなところじゃないだろうか。

小説と言える文章なら、想像し得る情景があやふやにしても、
(読み手の想像力の問題、とばかり言えない。)
もっと色々に訴えることがある。

触感 季節、気温 湿度とかそんなことたち。
「大変な状況」がさ「ま、最後はちゃんと明るい未来が・・」
予定調和のお約束も裏切らない、てな前提。


しかし、怖い怖い。
今年は大丈夫だったかな?得意先でもかなりマスクの備蓄をしていたよ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 矢野顕子 | トップ | ほぼ同年代 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事