niobin

鉄と戯れる日々のことば

虫のこと

2011-12-09 | 日記
アリさんのあくび  あーあ あーあ
ぞうさんのあくび  あーあ あーあ


想像のなかで ちいさくも  おっきくもなれる

想像のなかで においを   かげる

わたしは  ただ  ただ 粒子状になって 

ほこりの きらきら の なか に  まじりこんで いたい

だあれにも きづかれなくていい




虫のこと


今年の夏初台のzaroffで個展をしました。

「ひもろき」地鎮祭において臨時につくる神の依りしろ 


いろんなのを込めた いのり  懐古

この蝶はアオスジアゲハ。 展示1週間ほど前に 仕事の作業車の車内フロントガラスで 死んでいた。

今年は私にとってアゲハの年だった。 10年前から決まっていた。

もしかしてもっと前かもしれない。

小学校の時 虫の亡骸をあつめては お墓をつくっていた。



それをいま 再開している もどっていっている 

ただ  それだけの 行為 



まるはだかの  ただ  の  細胞の かたまりで

それが   うずく


はだかになっていくと....

いろんなことが おこる




亡くなった祖母に遠くの川のそばで あえた

その川は 生まれる前から知ってる ところのようで

なみだが とまらなかった


1回目の個展は 突然 はだかになって  風邪をひいてしまった

じぶんは じぶんを とても 鍛えられる


きょうは 目が横について

触角も でたみたい

ちょっとした  時間のあいだ。
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