niobin

鉄と戯れる日々のことば

再会の寿司職人

2015-11-25 | 日記
実家の柔道場に通ってくれていた、すぐ近所のお兄さんと巡り巡ってNYで再会。
というか、、私は初めましてな気持ち。。なんせ私は幼稚園の頃。
稽古が終わると、兄さん達にしがみついたり、走ったりして遊んでいた記憶があります。その方にも私が「よーいスカート!」と言っていた記憶があるらしいです。。ほとんど猫と森としか話さない野生児だったので、自分がどんな姿をしていたか、、、

今はNYの有名店の寿司職人さんですが、私は彼のご両親の営むお菓子屋さんのバースデーケーキで22年前祝われてきました。
レジ横にあるお菓子でできた盆栽彫刻が素晴らしかったこと、ずっと覚えています。


とっても素敵なおおきな心の方でした。

「独立したら食べに来て。今はお金をもっと必要なものに使って、沢山吸収してください!」

どんな再会をするだろう。

また、渡米する日をまちどおしくおもう。

私は再び野生を取り戻さなきゃならない。



セントラルパークの湖寄りに近くにすんでるみたい。


世界は近所。
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【3D ART WORKS展】参加中です。in 滋賀

2015-11-25 | おしらせ
滋賀のギャラリー唐橋で行われている、ギャラリー唐橋10周年記念展【3D ART WORKS展】に参加しております。
新作 「枯葉とひと」

旧作「イデア」
を飾っていただいています。
お近くにお越しの際はよろしくお願いいたします。
24名の作家が参加しています。
すぐ近くには、琵琶湖があり美しい街です。
開催期間
11/22(日)~29(日)水曜日休み
11時~18時30(29日は16時迄)
ギャラリー唐橋
滋賀県大津市唐橋町23-3
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作品「形跡」について 2015.11/24 記

2015-11-24 | さくひん
今 立っているところを確かめるように旅をする

きっと続きは動かないと見えない。


「形跡」2014


「形跡」という作品は
その鉄がどんな記憶を持っているかを探る自分との対話の作。
火を一切使わず、体とハンマーで叩きつづける。
共鳴と振動を感じられる時間は1日に数時間。
自分の鼓動も早まり、叩いた鉄は摩擦でほんの少し暖かくなる。


「形跡」2015

最終形がどうなるかを想定はしていない。
ただ、語りつくすのみ。
ただ一つ心にとめておくのは、自分の皮膚の裏表を意識し、鉄が叩いた時、伸ばした時の粒子の動きを見ること。

地下どのくらいにいた、鉱物なのか、どこのいのちの記憶を持っているか。対話する。
地層をみるように、生きてきた場所をみるように。
悲しい殺戮があったかもしれない、新しい喜びを持って生まれてきたかもしれない・・・。

きっと、いろんな命の記憶を循環してもっている。

ただ、そこに漂いいたものもある。

私たちはたまたま今、「人」といういきものに生まれているだけ。

同じような記憶を持つ人のもとに行くのだと思う。その人と出会うまで、「形跡」の旅は続く。


「樹」になりたい

そう思って生きる

地に廻る生命になっていたい


体が叫ぶから そうする

なぜこれほど鉄の粒子と血を交えたいのか 


ひとからどんどん離れていってる感

もっとも、幼いころに戻って行ってる感

沢山の「形跡」との対話をまた続けていきます。
今の世界と対話する私の方法。

また新しい鑑賞の法も考えています。

(日本の鉄は鉄鉱石を、中国・オーストラリア・ブラジルなどからの輸入に頼っておりその後、製鉄所で精錬され市場に出回っています。)
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