回旋塔 三輪車/ 鉄 2011年個展[ひもろき] 初台Zaroff より
小学校時代、学校中の虫の亡骸を集めては友達と二人で墓をつくっていた。校庭には森があったから虫は沢山いた。
羽も脚も一本一本拾い上げた 毎日暗くなるまで。
そしてまだ古かった駅の階段から私たちの歩幅で118歩いた植え込みに埋めた。
なぜ始めたのか理由はなかった。ただそうしたかった。
初めての鉄の記憶は 遊具 その頃の自分に会うために
虫たちが巡るために かみさまを迎える依り代が私には必要だった。
昔子供だった大人は こどものときに戻るように
子供は自由な美術の入り口に はいれるように
(今回、作品は回して頂けます)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます