ブッちゃん 笑って‥

2015年1月‥
お空に引っ越したブッチへの詫び状

不思議な夢。

2016-01-30 19:58:07 | 日記
ブッちゃんへ



ブッちゃん。
去年の今日‥。
不思議な夢を見たね。

ブッちゃんとふたりで
廃墟のような建物の中を歩いていたね。

元は学校だったのか病院だったのか
長く続く廊下の左側にはいくつかに区切られた部屋があった。

ブッちゃんは私の右側をリードを着けずに、ふたり同じ歩調で歩いていたね。

私たちが歩いていると数メートル先の角から、不意に白いワンちゃんが現れた。
少しうつむき加減でね。

そのコがこちらを見た。目が合った。


立ち止まってブッちゃんが私を見上げた。
私もブッちゃんを見た。 



大丈夫?


…。うん…。大丈夫…。



視線を前に戻すと、
その白いワンちゃんは角の向こうへ消えていった。



そこで目が覚めた。



ブッちゃん不安だったんだね。 
少し怖かったね。

でも、勇気を出して
ぼく行けるよって言ったんだよね。



それにしても‥
あの白いワンちゃんは誰だろう?
見たことないコだな。

ブッちゃんの彼女のバンビちゃんかな?

でもバンビちゃんっていうくらいだから‥
白いコじゃないよね。




不思議な夢から目覚めたあとは‥。

いよいよお別れだね。

ブッちゃんの隣でねんね出来るのは
今日で最後。


ねえブッちゃん。

ブッちゃんの体、
冷たいけどやわらかいままだよ。

硬くないよ?

どうして?

ブッちゃん。

ただねんねしてるだけじゃないの?

ブッちゃん。

そうならどんなにいいだろうね。

ブッちゃん。

おてて繋いでねんねしようね。