WHAM/FANTASTIC(DIGITALLY MASTERED & REMASTERED)

「クラブ・トロピカーナ」が聴きたくなる今日この頃です。棚からこの２種のＣＤをチョイス。まずは、「ＤＩＧＩＴＡＬＬＹ　ＲＥＭＡＳＴＥＲＥＤ　ＳＢＭ　ＳＵＰＥＲ　ＢＩＴ　ＭＡＰＰＩＮＧ」のワム！「ファンタスティック」です。





このリマスター盤（型番　ＥＰＣ450090　2）はボーナストラックが３曲収録されていますので、日本盤リマスターよりお買い得です。リマスター効果もシャープに仕上がってます。

これに対極なＣＤがコレです。型番はＣＫ38911のＵＳＡ盤。初ＣＤ化のＣＤ黎明期に発売された「ＤＩＧＩＴＡＬＬＹ　ＭＡＳＴＥＲＥＤ」です。音質はこの時代特有の手触りと言いますか、レンジが狭いですね。





個人的な比較は、リマスター盤がメタルテープ音質、初期盤がノーマルテープ音質と表現しましょうか・・・といっても、カセットテープ世代以前の皆さんしか通じませんね（笑）。
また、特筆すべきことは、このＣＤは「ＹＯＵＮＧ　ＧＵＮＳ」の最後のＳＥ部分が欠落しており、シングルヴァージョンの様になってます。ＵＳＡのアナログＬＰを所有していないので、アナログ盤マスターからすでに欠落していたかは不明です。


「ＣＤの音質が悪い」と言われだした昨今。それはそれなりに、その「時代」の「音」を表現していると思うので、「悪い」と言うのは、どうかと個人的には思ってます。好きなＣＤはリマスター盤がリリースされたからといって、安易に手放すと再入手が困難な場合もありますよ～。