Sabai Dee Mai Krab ?

微笑みの国タイランドから気ままに、思いつくままにトラベルアドバイザーが綴っていきます。

どちらが?

2020-07-27 12:27:35 | 日記
サワディー・クラップ

COVID-19の影響でテレワークが広く知れ渡りました。
私は8年程前から自分の会社でテレワークを導入し、
そして以後コンサルで関わってきた企業にもテレワークは推奨しています。

確かにテレワークが出来る企業と出来ない企業とがありますが、
視点を変えた手法を講じる事で可能になることもあるのでは無いでしょうか?

また、テレワークを行うにはスタッフの意識改革も必要な場合もあります。
「離れていると管理が難しい」とよく言われます。
私も最初は管理しようとしましたが、
それは間違いだったのかもしれません。
スタッフの意識がサラリーマンから自営業者的に変わる事でスムーズに事が進むようになりました。
当然のことながら脱落者も出ました。

オフィスがある時より

弊社(旅行会社)がテレワークを導入したのは10年ほど前に話です。
スタッフ10名ほどの小さな旅行会社です。
店頭を構えたオフィスでしたが、
ある時会社の売り上げ分析をして気が付いた事は、
全体売り上げの10%以下しか店頭の売り上げがなかったことです。

経費分析をするとオフィス経費は経費全体(人件費を除く)の50%以上でした。
そこで思い切ってオフィスを廃止してテレワークに切り替えました。
売上は殆ど変わらなく利益率は格段にアップしました。

先ずはスタッフの意識改革。
手法は様々だとは思いますが、
弊社では給与体系の見直しから。
営業職がメインで給与体系を見直しましたが、
非営利職の給与も同じように見直し。

ネット時代だから出来た事でしょうか?
営業をやった事のない総務会計の者もSNSを利用して顧客獲得が出来たのです。
3ヶ月後にはその月のトップの売上を。

それからスタッフ全員がそれぞれの個性を打ち出し、
そして内容に工夫を凝らして。

未だに「オフィスが欲しいですね」と言うスタッフもいるけど、
「通勤の時間の無駄」と言う声も大きい。
イベントなどで顔を合わせると生き生きとしてる。
毎日顔を合わせていた時には見られなかった光景。

これもスタッフの絆が強くなった要因のひとつかもしれない。

あなたはオフィス通勤派?
それともテレワーク派?

何か私にご質問が有ればメッセージ下さい。

活気が戻るのはいつ?

2020-07-26 12:40:03 | 日記
サワディー・クラップ

タイではCOVID-19の国内感染ゼロが約2か月。
終息したと言えるでしょうね。

そして、タイ国内ではトラベル・バブルなるキャンペーンが打ち出されており、
国内旅行促進でソンクラーン休暇の振替のこの時期の連休に多くの方が旅行を楽しんでいます。

しかし、依然として国際線のフライトは規制が多く、
国外からの観光客はゼロと言ってよいでしょう。
スワンナプーム空港も閑散とした状態が続いており、いつになったら観光立国タイの活気が戻ってくることでしょうか?



国民への世論調査で95%の方が「まだ、国外からの観光客を受け入れるべきではない。」と言っているようです。
厳しい規制で我慢をし続けやっと終息にこぎつけたタイ人にとっては当たり前のことなのかもしれませんね。

しかし、タイ国内の多くの旅行会社は大変なことになっています。

日系に限らずインバウンドのオペレーターは3月以降殆ど? 
いや、全旅行会社が売上ゼロのはずです。
営業外収益はあるかもしれませんが、
基本的に観光客が入国できないのですから売り上げがあるわけありません。

これから徐々に緩和されて観光客もタイに入国してくるでしょうけれど、
オペレーターを必要とする方たちの入国はかなり先の話になってくるでしょうね。
早くても10月末頃、いや年内は? なんて声も聞こえてきています。

世界的な終息は年を越すことでしょうね。
COVID-19との戦いが終わっても、
生き残りの戦いはまだまだ続くタイの旅行業界です。