サワディー・クラップ
丁度1年前、「出口の見えないタイの旅行業界」と言うタイトルで書いてました。
あの時は遅くても2021年の3月、4月には?って思っていたのですが、
そんな予想も大きく外れてこの8月の時点でも全く出口が見えてきません。
タイの旅行業界は壊滅。
外資のラウンドオペレーターの殆どは撤退してしまいました。
先が見えずに丸1年半、観光客がいない状況で会社を維持するなど不可能なことは誰でも想像ができる事でしょう。
7月1日からプーケット・サンドボックス、
7月15日からサムイ・プラスと言う旅行プロモーションをタイ政府観光庁は打ち出し、
海外からの渡航客を受け入れ始めました。
欧米からは観光客が入っていますが、
日本人観光客?となると皆無に等しいでしょう。
(正確には把握していませんが)
COVID-19に関係ない2019年まででもプーケットやサムイに訪れる日本人観光客はごく僅か。
いくらプロモーションとは言え「14日間プーケットから出れない」と言う条件下ではなかなか日本人観光客は難しいですよね。
それだけではなく14日間以上の休みをとって海外に?
これだけ纏めて休みを取れる方は日本人には・・・
観光立国タイなのだから、
世界中のニーズに合わせたプロモーションを打ち出して欲しいものですよね。
いくらプロモーションを打ち出しても、
廃墟に近い街を一気に復活させるには相当な資金が必要。
それをタイ政府が資金援助するか?と言うとそうではない。
するとプーケットやサムイを訪れた観光客の目にはどのように映るのだろうか?
世界中の料理が集まっていると言われているタイなのに、
満足にタイ料理のレストランもオープンしているのは疎ら。
マッサージやスパも疎ら・・・。
それではタイの魅力は半減どころか?
当然、今渡航してきている海外からの観光客は初めての方など皆無だろう。(想像ではあるが)
リピーターは予想はしてきてもやはり幻滅する事だろう。
何事にも準備期間は必要。
それをタイ政府は分かっているのだろうか?
タイの旅行業界の復活はいつになるのだろう。