猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

ひさびさ状態悪い子猫4匹の保護

2010年07月11日 | Weblog
今年もまたあの公園に捨てられました。
そう、いつもの公園です。。


2週間前に兄弟6匹を捨てていかれました。

つつじの下にいるのは分かっているんですが、逃げる逃げる・・・

入り込めない場所なので捕獲が難航していましたがなんとか2匹を保護







その翌日にまた2匹を捕獲しました。






残り2匹は同じ公園内の他に移動してしまったらしく、いくら探しても見当たりません。


この公園に捨てられる猫ちゃんはここ数年全て保護してきました。

なので、この公園に住んでいる野良ちゃんはいません。

捨てられればすぐに分かります。

捨てるのは毎年きっと同じ人。



この兄弟はとても状態が悪く、写真はこれでも保護後1週間経った時のものです。

酷い猫ヘルペスと、栄養不良、脱水、大量のノミ、コクシジウムです。

背中を手でなぞるだけでザラザラとノミの感触があり、洗面器にお湯を張り一匹づつ入れるとお湯が真っ赤になりました。

お湯が真っ赤になるのはノミの糞が溶けだしたものですが、ここまですごい色になるのは我が家のジャック兄弟以来です。。。

おとなしくシャンプーをさせてくれましたけど、1匹1匹についていたノミはそれぞれ200匹近いです。

シャンプー後に高栄養の流動食を流し込んだら、満腹感ときれいになった気持ちよさからか泥のように眠ってしまいました。

一番小さな子は丸3日間動く事もできず、貧血もあったようで昏々と眠り続けていました。

しかし、明らかに野良ちゃんが生んだ子達ですが、捨てるのにわざわざ捕まえてきたのでしょうか。

確かジャックの時も6匹で月齢も同じ位ですし、酷い健康状態も同じです。

捕獲出来なかった子についてはもう諦めています。

あの状態で2週間、生きのびている事はゼロに近いかと。

生まれ育った環境下であれば、親猫などがいてご飯にありつける事ができたでしょうが、知らない所に捨てられた子猫は生きるすべを知りません。

母を探し、人から逃げ、恐怖と絶望の中なぜ死ななければいけないのでしょうか。。

なぜ、こんな酷い事をする人がいるのでしょうか。。


















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