連れてきた仔猫、名前をつぐみと付けました。
いつかどこかで羽ばたいて欲しい。
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下半身麻痺の猫はこれで3頭目
我が家のルナ、名前を付ける間もなく逝ってしまった仔猫、そしてつぐみ。
小さな身体に負担をかけず、膀胱を押して排尿させる
これが思いがけず大変な作業になりました。
つぐみの膀胱は生まれてから大きく膨らんだ事がないのか
杏子の種の様に固くしぼんでいました。
固くなった膀胱壁は再び伸びるようにならないかもしれない
おしっこを貯める事が出来ない為、いわゆる垂れ流しでおむつを常に着けていないとなりません。
ですがルナ同様、何とかしておむつを着けなくてもいいようにしてあげたい。
膀胱なんか伸びるようになる、おしっこいっぱい貯められるようになる。
会社に同伴出勤が始まりました。
漏れだしたら頃合いを見て圧迫して出す。
手に触れる膀胱の感覚はルナとは全く違うものでした。
そのせいか、うまく絞れかったりで何度も病院の先生に手を借りました。
簡単におしっこを出す先生の手と私の手を交換して欲しい、そんな事を思いながら日々が過ぎていました。
私が排泄させなかったらつぐみが困る
人は追い込まれると出来るようになるんですね。
収縮と膨張を繰り返す事で、膀胱は少しづつ柔らかくなり
沢山のおしっこが貯まり、漏れる事がほぼなくなり、おむつを一日着けなくていいようになりました。
(※麻痺にはいろいろなタイプがあるようで、つぐみの様になるとは限りません。)
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つぐみの排泄をコントロールが出来た。
私にとって、つぐみにとって、前を向く確実な一歩でした。
もしかしたらつぐみにも里親さんを見つける事が出来るかも知れない
大勢の中のひとりではなく、つぐみがいつでも甘えられるような環境へ。
(小分けですみません・・・続く)