が、ちょこちょこ発症する人間です。
この前スカイ・クロラシリーズの完結編、スカイ・イクリプスを読了し、
その流れで森博嗣の著書を読み始めました。
一冊目
「すべてがFになる」
これ、昨日読了です。
あれですね。スカイ・クロラシリーズの主人公達、つまりクサナギ、カンナミ
クリタですけど、彼らの価値観って結構独特だなぁと思って読んでましたが、
もしかするとこれは森氏自身の価値観と言うかモノの見方なのかな、と思い
ました。
他人との摩擦が煩わしかったり、人が死を遠ざける事の意味を探ってみたり、
その辺は結構上記の著書でも見られました。
共感とまでは行かないものの、何と無くその感覚は解るかなぁ、という感じは
します。
基本ミステリーとか推理物を読まない性質なんですが、これはなんか読んでて
面白かったです。
あ、ちなみに私は犯人が誰かとか探りながら読む人間じゃありません。
ありのままただただ読んでいくだけの人です。
カテゴリーを「レビューっぽいもの」に入れてるのでもうちょっとレビュー
らしい事を書こうかな。
とは言っても、私って物凄くボンヤリとした感想しか書けない人間なんですよね。
まぁいいか。
読み終わってから思った事ですけど、主人公達が使命感とかじゃなく、ある程度
自分達の為に事件の真相を暴こうとした、という流れが好きでした。
結構推理物って、主人公が何の考えも無しに、というか主人公だから当然に事件
を解決します、みたいなものが多い気がするんですけど、犀川と西之園は自分達
の意思によって犯人を見つけ出す事を決めた、という描写があったのでそこに好
感を持ちました。
まぁ、あれですけどね。主人公が探偵で依頼を受ける様な場合だったら当然意思
もへったくれも無く事件を解決する方向に行くんでしょうけどね。仕事だし。
でもとにかく、今回に関して言えば、そういう感じが好きだったわけです。
あと、二人とも理系の人の所為か、そう簡単にはテンションが上下しない、とい
う所も読んでて楽ですね。
犀川に関して言えばクサナギやカンナミの原型みたいな人なんじゃないかなぁ?
あとは、そうだなぁ。
西之園の家系と言うか、バックグラウンド。あれはやや反則ではないだろうか。
いくらなんでもオールマイティ過ぎるだろう、あのコネクション。
それを乱用する感じでは無さそうだけど、…まぁいいか。
ストーリーに関しては、うーんと。えーと。
うーん…まぁ、あれですね。ミチルが結局は一番可哀想だと思いましたよ。
私は凡人なので、凡人の価値観から言えば可哀想なのはミチルですよ。
生まれた時から密室で母親と二人きりの生活。15になったかと思ったら母親に
自分を殺せと言われた上、出来なかった為に殺されてしまう始末。
もちろん四季自身も犠牲者だと思いますけどね。
新藤はどうしてあの時真賀田夫妻を殺したのかなぁ?
もちろん四季との間に子供が出来たのはかなりマズい事ではあったけど…
人を二人殺す程取り返しの付かない事だったのかしら。
四季を説得して堕胎させるなりなんなり出来なかったのかな?
まあ…14の少女と致してしまったという事実は隠し通したいか。
ただ、イマイチ解らない事が一つ。
第9章の2の終わりで、西之園が気付いた。ってトコ。
これって、犯人が新藤と四季の子供だって事に気付いたという事です、かね?
だとしたら、一体何がきっかけで解ったのかな?
入れる筈の無い部屋、殺されたのが四季と新藤、出る為のトリックの可能性。
これだけでミチルの存在に気が付くんでしょうか?
なんかよくわからん。
また今度読んでみたらわかるかなぁ?
と言う感じです。
感想ね、感想。書評じゃないですからね。
そんなわけで、次は「冷たい密室と博士」を読みまーす!
この前スカイ・クロラシリーズの完結編、スカイ・イクリプスを読了し、
その流れで森博嗣の著書を読み始めました。
一冊目
「すべてがFになる」
これ、昨日読了です。
あれですね。スカイ・クロラシリーズの主人公達、つまりクサナギ、カンナミ
クリタですけど、彼らの価値観って結構独特だなぁと思って読んでましたが、
もしかするとこれは森氏自身の価値観と言うかモノの見方なのかな、と思い
ました。
他人との摩擦が煩わしかったり、人が死を遠ざける事の意味を探ってみたり、
その辺は結構上記の著書でも見られました。
共感とまでは行かないものの、何と無くその感覚は解るかなぁ、という感じは
します。
基本ミステリーとか推理物を読まない性質なんですが、これはなんか読んでて
面白かったです。
あ、ちなみに私は犯人が誰かとか探りながら読む人間じゃありません。
ありのままただただ読んでいくだけの人です。
カテゴリーを「レビューっぽいもの」に入れてるのでもうちょっとレビュー
らしい事を書こうかな。
とは言っても、私って物凄くボンヤリとした感想しか書けない人間なんですよね。
まぁいいか。
読み終わってから思った事ですけど、主人公達が使命感とかじゃなく、ある程度
自分達の為に事件の真相を暴こうとした、という流れが好きでした。
結構推理物って、主人公が何の考えも無しに、というか主人公だから当然に事件
を解決します、みたいなものが多い気がするんですけど、犀川と西之園は自分達
の意思によって犯人を見つけ出す事を決めた、という描写があったのでそこに好
感を持ちました。
まぁ、あれですけどね。主人公が探偵で依頼を受ける様な場合だったら当然意思
もへったくれも無く事件を解決する方向に行くんでしょうけどね。仕事だし。
でもとにかく、今回に関して言えば、そういう感じが好きだったわけです。
あと、二人とも理系の人の所為か、そう簡単にはテンションが上下しない、とい
う所も読んでて楽ですね。
犀川に関して言えばクサナギやカンナミの原型みたいな人なんじゃないかなぁ?
あとは、そうだなぁ。
西之園の家系と言うか、バックグラウンド。あれはやや反則ではないだろうか。
いくらなんでもオールマイティ過ぎるだろう、あのコネクション。
それを乱用する感じでは無さそうだけど、…まぁいいか。
ストーリーに関しては、うーんと。えーと。
うーん…まぁ、あれですね。ミチルが結局は一番可哀想だと思いましたよ。
私は凡人なので、凡人の価値観から言えば可哀想なのはミチルですよ。
生まれた時から密室で母親と二人きりの生活。15になったかと思ったら母親に
自分を殺せと言われた上、出来なかった為に殺されてしまう始末。
もちろん四季自身も犠牲者だと思いますけどね。
新藤はどうしてあの時真賀田夫妻を殺したのかなぁ?
もちろん四季との間に子供が出来たのはかなりマズい事ではあったけど…
人を二人殺す程取り返しの付かない事だったのかしら。
四季を説得して堕胎させるなりなんなり出来なかったのかな?
まあ…14の少女と致してしまったという事実は隠し通したいか。
ただ、イマイチ解らない事が一つ。
第9章の2の終わりで、西之園が気付いた。ってトコ。
これって、犯人が新藤と四季の子供だって事に気付いたという事です、かね?
だとしたら、一体何がきっかけで解ったのかな?
入れる筈の無い部屋、殺されたのが四季と新藤、出る為のトリックの可能性。
これだけでミチルの存在に気が付くんでしょうか?
なんかよくわからん。
また今度読んでみたらわかるかなぁ?
と言う感じです。
感想ね、感想。書評じゃないですからね。
そんなわけで、次は「冷たい密室と博士」を読みまーす!