解散してしまった「SWA(創作話芸アソシエーション)」の中でも、とりわけ異彩を放った、
三遊亭白鳥さん。
他の、いかなる噺家さんとも比べようがない、とにかく次元の違う人。
最初、ホェ~って面食らいますが、二度三度と見るうちに、何だかズブズブズブ…と癖になる。
ムムム、、、そうだ。今、いま、描かなきゃ!
SWA補完計画・第三弾
『三遊亭白鳥に褒められたくて』!
2/9 お江戸日本橋亭で催された「白鳥倶楽部」。
白鳥さんの独演会。
狭い小屋だし、まずはご迷惑にならぬよう、お店の方にごあいさつ…
「ああ、それはそれは。師匠は、○○時ぐらいに来られると思いますよ」
「外で待たせてもらってもいいですか?」
「はい。どうぞどうぞ」
と。
程なくして現れた白鳥さん。当然、普段着です。
…って、ダメよ!
欲しいのは「高座に上がるお姿の写真を撮らせて下さい」ということ。
両胸で向かい合う白鳥マークこそ、描かなきゃ!です。
「そうですか。じゃ、○○時にもう一度お出で下さい」とのこと。ハーイ!
もぎりのお姉さんにも、そのようにお伝えすると、
「えっ?随分ギリギリの時間ですね」と。
確かに。開演10分前、か…
場内。そろそろ時間です。
自分の席を確保して、隣に座るオバさまに「すぐに戻ってきますので」とそこを託し、
お姉さんに「じゃ、急いで行ってきます!」と、いざ、楽屋口へ!
「失礼しまーす」…おおっ、真っ青な白鳥スタイル! 肩口からの三本線が眩しすぎるぜ!
これこれ、コレですよ~ッ!
「(場所)どこがいいですか?高座がいいかな?」
と舞台に進まれる白鳥さんに導かれ、高座のそでへ…
(!)
「アノ! いや、普通の場所でいいんです。あくまでも資料ですので…」
「あ、そうですか?」
「ハイ。すみません」
楽屋に戻り、急ぎ、パシャ、パシャ、パシャ、っと3枚ほど。
…
「楽しみにしてますね」
「ありがとうございます!出来上がったら、またご連絡します!」
「やりましたぁ!」とお姉さんに報告し、オバさまにお礼を言って着席。
程なく、出囃子「白鳥の湖」が鳴りだしました。
フー
…
この日の根多は「勘当船」と「砂漠のバー 上り木」の、2席。
ホント、くだらない話… サイコーです!
さて、翌日から早速取りかかります。
先週アップした「ナースコール」を背景に、白鳥さんをズドンと、今回はストレートに。
白地には見る角度によって「ナースコール」が立ち現れるように、透かしで刷ってあります。(シルクスクリーン)
分かります?(先週の図版と照らし合わせてみて下さい)
さて、2月25日。池袋演芸場。
2月下席・昼の部に出演されていた白鳥さんへ、作品をお届けに上がりました。
この日の池袋は、満員の入り!
約束した時間に到着。もぎりのお姉さんにご挨拶すると、
「師匠は、そこでお待ちです」と。
…お?
開演中、人のひいたロビー。
その奥には、笑顔の白鳥さんが。 おおおっ!(もっと早く来るべきだった~)
このときの時刻が、3時半。4時上がりの白鳥さんです。急がなきゃ。
「早速ですが、(バサッ)見て下さい!」…
「オ~ゥ」
作品を手に、もぎりのお姉さん方にも見せに行く白鳥さん…
微妙な反応をもらいつつ、僕としたら気が急いて、
「思ったままに、お願いします!」
と、コメントを書き込んでいただきました。
そうこうしていると、楽屋口から前座さんが顔を出し、
(そろそろ、ってことかな?)
アワアワしつつ、お礼もそこそこに撤収。
「わざわざお越しいただいて」なんて… 何をおっしゃいますやら!
最後に一枚、お願いします!
ジャ~ン
嬉しい~
いただいた言葉、いい言葉でしょ~
背中を押してもらってる感じ、しますもん。
ありがたいです。
白鳥さん、ありがとうございました!
晴ればれした心持ちで池袋演芸場をでて、駅前のロータリー、缶コーヒーで一服。
いい日だ~
「よし!」っと、気持ちを切り替え、次の場所へ。
…
次の作品のために向かった先は、下高井戸。
さて、いかに…
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