乗り物系もポートレートも殆どの撮影でピクチャースタイルは「忠実設定」を使ってます。
数年前にリリースされたCANON純正アプリ、DPP4.0で個別の色をRAWで調整できるタブが実装され、
従来のようにピクチャースタイルエディターを使わずとも根本から微調整ができるわけです。
でも、こうゆう遠景や俯瞰の場合だと透明感とかコントラストが芳しくないんですわ。
冬の乾燥した視程が高い日でもある程度太陽が昇っちゃうと朝夕のようなクッキリ感て出ないんすよ。
だって画面で占める建物や車両の面積比も少ないから多少ベッタリ系の発色でもバチは当たらないし。
ここの展望施設で生涯初の俯瞰撮影を始めるまで殆ど前述のピクチャースタイル「忠実設定」で事足りていて、
「風景」や「ポートレート」は十数年前にデジタル機材導入後、一度も使った事はなかったんですよね~。
今回、ピクチャースタイル「風景」を初めて(意識した上で)使ってみましてね。
まぁそれでもやっぱり色の細かい好みはあるので「風景」適用しっ放しってわけじゃないです。
彩度は足りているのでプラマイゼロ、シャープネスも1.5程度に弱めて使っています。
概ね赤系統の彩度は他の色とは切り分けて考えないと簡単にディテールの飽和や色が潰れたりする。
遠景気味だからといって「風景」を適用すると蛍光色みたいになってしまうので難しいです。
これはDPP4.0の個別に色を調整するタブを使って対応したのですが、やっぱりまだ蛍光色っぽいですね。