DO NOT OVERDO IT

徒然なるままに 日々の事

水曜メカニック その9

2009-09-24 00:00:00 | Bricks Volkswagen Owners Club
彼岸。

午前中に実家に行って来た。

実家は

父と母が、二人で住んでいる。

実家は大正時代からの自転車屋だ。

昭和に入ってからウチのおじいちゃんが

ハンドメイドでフレームから溶接して作っていた

鷲印の「ハレー号」という商用自転車が

主な販売軸だったらしい。

自転車そのものは、残念ながら存在しないが

その当時の作業服であった「はんてん」と

自転車に付けられていたエンブレムと

金箔製の水貼り転写式ステッカーは残っています。

わりと近いので、マメに実家には帰っている。

そんなこんなで、あっという間にお昼近くになってしまったが

今日はやる事が沢山だった。

家に帰ってから、もう数年間眠らせておいた

昭和36年式 スバル360を車庫から出し

お世話になっているT-40サンの店へ運んだ。

残念ながら、手放す事にしたんだ。

本当に残念だが。


さて今日も水曜メカニックです。

先ずは....



お金が無いので今まで使用していたショックアブソーバを

そのまま取り付けた。

緩衝してしまう箇所を発見したので

後日、多少の加工が必要のようだ。

今回これだけは絶対に新品を使おうと思っていました。

ホイールシリンダーです。



油圧系はちゃんとしていないと怖いですからね。

ソレに対して



ゴミの中から選んだブレーキシュー。極上品だ。

全て綺麗に



♯60のペーパーで、角を落とす。

これを怠ると、引っかかったりして危ないですから。



はい、ここまでやれば良いでしょう。

次に新品のリアブレーキドラムを脱脂します。

錆防止の為に、オイルが塗ってあるので

シンナーを染み込ませた布で綺麗に脱脂します。

マスキングをして....



耐熱塗料で、塗装します。

そうしませんと、一気に錆びますからね。



はい、完了。これを乾かしているうちに....

先程綺麗に仕上げたブレーキシューを

バックプレートに組み込みます。そのときバックプレートのブレーキシューが

当たる部分にグリースを塗っておきます。

その他各部品の接点となる部分、全てにグリースを塗ります。

そうするとシューが滑らかに動きますからね。



そして塗料が乾いたドラムを

シャフトのスプラインにスルスルっと滑り込ませます。



が、

どうもシャフトが錆びているのが原因で入りません。

シャフトをワイヤーブラシで擦り、錆を除去して

グリースを全体に塗って再度チャレンジ。

「スパっ!」と、入りました。



ナットを手で回し入れ、仮止めして

今日は終了です。

だって日が短くなって暗いんですもの。

今日もミッションオイルを入れる事が出来ませんでした。



でも、ここまで来れば後はエンジンを載せて.....

早いもんですよ...............................................多分。

今日のお供



ROCK STAR ENERGY DRINKだ。

あるエクストリームバイクのチームのスポンサーである。

そのチームの方からT-40サンが戴いたモノ。

味は、RED BULLの方が旨いかな?

また来週も作業の予定です。