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”気ままな…ホルン道楽”

暗譜について考える。その1

ノルウェーの女性ホルン奏者、フローディス・リー・ヴェクレの「ホルンがもっとうまくなる」(大野総一郎〔訳〕)は、
教則本というよりは指南書みたいな内容ですが、これはかなり役に立ちます。ホルンの方にはオススメの一冊です。


なかでも
「五線紙の音符からではなく自分の耳で音楽をする」
「自らが自分自身の良い教師になる」という言葉は奥が深く…感銘を受けます。

と言いますのも、
最近、苦手な暗譜に挑戦しています…
ホルンコンチェルトを一曲覚えているのですが、
そんな過程の真っ只中にいると、、、、ヴェクレー女史の二つの言葉は身にしみます。

暗譜をして吹いてみると…驚くほどわかるのです。
「自分の表現したいことが、、耳を研ぎ澄まして演奏しながら聴いていると、、
まったくできていないことに、そのように吹けていないことに衝撃です。

楽譜を見ながら吹いていると、気づいていない…というより
吹けているつもり…に聴こえてしまう。
おそらくイメージで補填していたのでしょう。
空耳みたいにね。


ですから…
「暗譜しました」というのは、ようやく音楽のスタートラインに立った状態なわけです。

絵でいうと、ラフスケッチ段階ですね。

そんな初歩的なことに、暗譜を試み、初めて気付いたみたいです。

さて課題満載。
順序立てて解決策を考えて、実践してみようと思います。

スケッチが済み、これからが楽しいところ。。音作りですね。

なんたって、私の先生は私自身ですから。
ビシバシと…^ - ^


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