”気ままな…ホルン道楽”

要介護ロボ(3/7)

さらに、漫画の世界では電子頭脳を装備している点がすごい。

今や、将棋の世界でもコンピュータがプロ棋士を負かすほどの実力です。
少し脱線します。あれは一見すると「コンピュータvs人間(プロ棋士)」のように見えますが、
実は違います。
「人間(プログラマー、ハードウェア開発者)vs人間(プロ棋士)」の勝負なんです。
要は、人と人との勝負なのです。

それなのに、記事を紹介していた週刊誌の記者は、
いずれ人間はコンピュータに支配されてしまうといって憂いていました。
お幸せなお方です。

話を戻します。
仮に、電子頭脳が将来完成したとして、介護ロボットに応用、実用化されるでしょうか?
確かに、ロボット自身で考えて行動するのですから凄いです。
猫の手も借りたい状況なら救世主のような存在でしょう。

でも、私の答えはNoです。
万が一、介護でトラブルが発生した場合、その責任の所在が不明確であるからです。
たとえば電子頭脳を持つ高性能ロボット(仮に、ロボ子 1歳)の判断ミスで、
おばあちゃんが骨折したら…誰の責任?
ロボット供給会社?、それとも介護士?。まさかロボ子にその責任を負わすことはできません。

このように、いにしえの漫画からいろいろと考えてくると、
将来の介護ロボット像が見えてきます。

それは、「電子頭脳を持たずに人間の操作で動き、ある程度人間らしくデザインされたロボット」です。

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