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”気ままな…ホルン道楽”

ちょっと怖い話!!

真夜中に、「ち~ん…」と、仏壇の鐘がなった。
襖を隔てて隣の部屋には私が寝ている…。目が覚めた!
しばらくすると誰かが立ち去る気配。
どうせ母だろう…それ以外はありえないとその時は思った。
枕元の時計を見ると午前1時過ぎ。
しかし、なぜこんな時間に…。
そう思うまもなく深い眠りに落ちてしまった。


朝になり、夢でも見たのかもしれないとさえ思えてきた。
だって、あのとき、仏様の部屋は明かりがついていなかったのだ。
暗っくらで鐘など鳴らせるわけがない。


母に聞いてみた。
すると、確かに仏壇で手を合わせた…と。
どうして?
亡き父が夢にでてきて、「長生きしなさい」と励ましたといったので、
そのお礼を言おうと思ったのだという。
でもですよ、、歩くのがしんどそうな母が暗闇の中を??

あの気配は、たしかに母でした。
でも、手を合わせたこと…それじたいが夢ではなかったのでは、、、そう思えてならないのでした。


昔、明け方に誰もいるはずのない月見障子に母の影を見た記憶が…
(障子の向こう側、つまり家の外に母はいたことになりますが、まだ寝ていましたのでそれはありえません。)
あの時と雰囲気が、空気が、よく似ているからでした。。
当時、風邪で寝込んでいた私のことが気にかかって…
(母は)様子見に来た…そんな夢を見たと聞いたことがあったのでした。
ちょっと、信じられます?

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