”気ままな…ホルン道楽”

ホルンdeバテないメモ 2:実践編

「マウスピースの圧を最小限にする」…なぁんて、そんな当たり前のことですよね…
わざわざ…もったいぶって…と思われるかもしれません。

当たり前と書いたのは…疲れないためかどうかは別にして…
このようなことは、著名な教則本に書かれているからです。

それを実践しているかどうか…は、別にしても、、
ホルン吹きならほとんどの方が知っていることでしょう。

昨日のブログで、「ホルンdeバテない」ためには…
「マウスピースの圧を最小限にする」と書いても、
おそらく「な~んだ、そんなことか…」と、思うでしょうね。

実は、私も「マウスピースの圧を最小限にする」ことの重要性くらいは、わかったつもりでいました。
それは…できる範囲でよい…そのくらいの…認識でした。
でも、どうも違うようです。
その程度ではどうも不十分。。つまり最小限ではないことに…気づいたのです。

それに気付いたのは…
サイレントブラス(練習用の消音ミュート)を用いた際の…歯(歯茎)への負担軽減を考えたときです。

いくら改良されたとはいえ、ミュートを装着して吹けば、通常よりも唇に圧がかかります。
そしてこれは歯、歯茎への負担にもつながります。。

ミュート装着することで、唇やその周辺の筋肉に負荷が加わるのは…
適度であれば…筋トレのようなプラス面もあると思います。
しかしながら、歯、歯茎への負荷は…命取りになります。
普通に長時間吹いたらなら…(私の場合には)歯、歯茎に違和感があらわれてしまいます。

でも、ミュート音をスピーカーから出して…(多少、客観的に聴いているつもり)
…没頭して吹いていると…時間はあっという間に経ってしまいます。

ここで…この問題(負担をかけずに長時間吹きたい)を解決するには、
「マウスピースの圧を最小限にすること」となるのですが…

…実は、それを意識的に考えて試みる前に…すでに(無意識に)実行していました。

驚きました!
(ホント、我ながら、ホルン馬鹿としか、、言いようがありませんね (^^♪ )

実は、歯をいたわって、唇からマウスピースをなるべく遠ざけて吹いていたのです。
つまり、今まで「最小限の圧」と思っていた位置よりも…です。
今までの定位置より、さらに唇からマウスピースを遠ざけていたのです。

そのあと、(そうしていることに気づいて)これを意識的にやったのです…
…無理やり左手を顔から離すという動作をするのです。

実際はミリ単位なのですが…数センチも小指側へ動かしたような感覚です。
まぁ~ギリギリまでマウスピースを唇から遠ざけます。
少し唇のすき間からシューと息が漏れるか漏れないかくらいまで引き離すのです。
正直、最初はちょっと勇気が必要かもしれません。

今まで、思っていた「最小限の圧」が、更新されるでしょう。(徐々に更新すればよいでしょう)


このような練習法で、ここ数ヶ月くらい吹いていたせいか…唇周囲の筋肉も付いたようです。
いままでよりも、アンブシュアも安定して唇にマウスピースをあてたときにしっくりきます。
唇への圧が減りましたので…歯に負担への負担がより軽減されました。

筋肉がついて、アンブシュアが安定し、さらに歯への負担が軽減。。
これにより、長時間バテずに吹けるようになったのではと…推測する次第です。

感覚的にいえば…
マウスピースを唇に押し当てるというよりも…
ちょっと触れていれば…まぁ空気が漏れなければ…よし。。といった感じでしょうか。

まだ、高音域など完璧とはいえませんが…さらに、この練習をしていこうと思っています。
いかがでしょうか?

まとめ ホルンdeバテないメモ-------------------------- 
   その2「マウスピースを意識的に唇から遠ざけるトレーニング」




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