ブレストシーブ刀剣愛好会in宮城工場

宮城工場の刀剣好きブログ(^-^)

彫りのある刀剣紹介⑨<真の倶利伽羅>

2023年11月03日 | 日記

古刀期の武蔵国(現在の東京都)を代表するのが下原一派で、そのなかでも周重、康重、照重、広重の四工が著名な刀工です。

本刀は地鉄・刃ともに出来が優れ、下原一派の代表作の1口です。

表に倶利伽羅、裏に不動明王の彫りがあります。

 

武州下原住康重(末古刀、武州)


彫りのある刀剣紹介⑧<真の倶利伽羅>

2023年11月02日 | 日記

国路は、新刀の祖として有名な堀川国広(ほりかわくにひろ)の門人で、そのなかでも高弟(弟子の中でも優れた者)とされる刀工です。

表櫃(ひつ)の中に真の倶利伽羅が彫られています。

 

出羽大掾藤原国路(新刀)


彫りのある刀剣紹介⑦<真の倶利伽羅>

2023年11月01日 | 日記

粟田口近江守忠綱(あわたぐちおうみのかみただつな)は、初代忠綱の子で、のちに一竿子(いっかんし)忠綱と称しました。

津田越前守助広、井上新改と共に大坂新刀の三傑といわれています。

彫刻を得意とした刀工で、力強い作を多く残しており、本刀は得意の倶利伽羅が彫られています。

今回の展示チケットの右側の真の倶利伽羅の写真は本刀です。

 

粟田口近江守忠綱(新刀)