一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

ソルフェージュは大切

2013年07月28日 | レッスン
ヴィオラ弾きF君の悩みは譜読みの遅さ。
昔からなんとなく楽譜は読めたらしいのですが、ピアノ等を特に習っていた訳でもなく、
いざ高校オーケストラでヴィオラを弾くようになると、複雑な譜面に手こずり、
楽器で音を出す以前の段階で苦戦していました。

F君以外にもアマチュアオケやブラスを指導する時、同様に譜読みで困ってる人達を数多く見てきました。
そんな時、彼から相談を受けたので、週一回ソルフェージュのレッスンを引き受けました。

ソルフェージュの教材は楽器屋さんに行けば山の様にありますが、
彼の場合ネックになるのは「ヴィオラはアルト記号」という事。
市販の教材はほとんどが音大受験用なので、ト音記号とヘ音記号しか載ってません
彼の場合、アルト記号がバッチリ読めて、時々出てくるト音記号が読めれば充分なので、
僕が選んできたソルフェ教材を楽譜ソフトでアルト譜表に書き直し、裏面に同じ曲をト音記号で載せて、
どちらも読めるように指導しています。

回を重ねる毎に彼がいろいろ読めるようになってくるとうれしいもんです
最近は徐々に、ヘ音記号も挑戦中です。
バッチリ読めるようになって、楽しい音楽生活を送って欲しいです

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