申し訳ございませんでした
「正信大丈夫か?」
「これはこれは家康殿」
「心配はござらん」
「井伊直政が討ち死にした。蛤御門で」
「直政が?」
「こんなときに失礼だが尿意が」
「そうかそうか?儂も参ろう」
廊下を歩き、厠で連れションをする正信と家康。我慢してたのか正信はションベンが多い。
すかさず、忠勝の刃が新八の背中に突き刺さる。そこに左之助の刀が、間一髪交わし返す刀で左之助の喉を切り、腹に刺すと同時に勇を追いかけ捕まえる。縄で縛り。御所へと連れ帰る。
その時小牧・長久手の戦いに土方歳三はいた。犬山城で池田恒興が鼓舞していたとき、足がもつれて階段から落ちた。下にいた土方歳三は難なく大将の首を得た。
時は禄醍醐三年、近藤勇は必死に本多正信に食らいついていた。
「おねげえしますだ。おねげえしますだ。儂を武士にしてくださいませ」
「しつこいな、農民は武士にはなれんとです」
「なんで」
「農民だった秀吉が、武士になったから、朝鮮まで出兵させられた」
「儂は朝鮮出兵しません」
「そういう話ではない、帰った帰った」
本多正信は身振りであっち行けとするが、近藤勇は諦めない。
「士農工商が行けないんだな?死のうこうしようドドンパ」
「そうだこうしようとするな。農民は畑を耕してろ」
その時虎徹は抜かれ本多正信は切りつけられる。
近藤勇蛤御門へ逃げる。追いかける本多忠勝と井伊直政。
蛤御門に
三人の影。斎藤一と原田左之助と永倉新八。
襲いかかる井伊直政。斎藤一切られ倒れる。井伊直政も眉間に深い痛手。そこに永倉新八止め。