一旦中止して、台本を印税無しで提供する。
蜘蛛の糸台本 原作芥川竜之介 脚色ryo1
○部屋
エプロンだけつけて裸で踊る男(五分)
仏様 「カンダタよ。お前は蜘蛛を救ったことがある。一度だけチャンスをやろう。酉年に関東三十六不動尊霊場、御札を納めきったら地獄から開放させるぞ!」
カンダタ 「ありがたい御慈悲」
白衣を着ズボンを履き杖をつくカンダタ
カンダタ写経をする
カンダタ歩く
線香立て、ろうそくを立て、お経と真言を唱える
繰り返し計36ぺん
成田山新勝寺 「お名前は?」
カンダタ 「カンダタです」
満願書を受け取るカンダタ
スキップするカンダタ
うなぎ屋に入るカンダタ
うなぎをほうばるカンダタ
ビールを飲むカンダタ
酔っ払うカンダタ
思わずジャンプすると蜘蛛を踏み潰す
真っ暗になる (真っ暗一分)
エプロンを着て踊り狂うカンダタ
だんだん激しくなる
突如電信柱のように動かなくなる
立ったまま死す(点灯からここまで五分)
終わり
蜘蛛の糸台本 原作芥川竜之介 脚色ryo1
○部屋
エプロンだけつけて裸で踊る男(五分)
仏様 「カンダタよ。お前は蜘蛛を救ったことがある。一度だけチャンスをやろう。酉年に関東三十六不動尊霊場、御札を納めきったら地獄から開放させるぞ!」
カンダタ 「ありがたい御慈悲」
白衣を着ズボンを履き杖をつくカンダタ
カンダタ写経をする
カンダタ歩く
線香立て、ろうそくを立て、お経と真言を唱える
繰り返し計36ぺん
成田山新勝寺 「お名前は?」
カンダタ 「カンダタです」
満願書を受け取るカンダタ
スキップするカンダタ
うなぎ屋に入るカンダタ
うなぎをほうばるカンダタ
ビールを飲むカンダタ
酔っ払うカンダタ
思わずジャンプすると蜘蛛を潰す
真っ暗になる (真っ暗一分)
エプロンを着て踊り狂うカンダタ
だんだん激しくなる
倒れる
死す(点灯からここまで五分)
終わり
蓮の下にある地獄にいるのはカンダタか?奴は蜘蛛を助けたことがある。酉年に関東三十六不動尊霊場、札を収めたら、地獄から救って差し上げようとお釈迦様は、おっしゃられた。カンダタは、苦労に苦労を重ね、札所を巡った。十一月も終盤、ついに成田山新勝寺にて、満願を達成し、うなぎを食い、麦酒に酔い、飛び上がって喜んだところ、蜘蛛を踏んづけてしまい、また地獄に落ちた。お釈迦様は気にもとめず、蓮の花の咲く香りを嗅ぐのであった。