5時だよ、ゴハンだにゃん

(元)外ねこさんに支えられる日々と、
野良猫さん一家TNRの記録

もじゃ@療養ちう

2009年12月04日 | 骨盤狭窄と排便障害
昨日摘便処置をしてきたもじゃ。
週明けにもう一度処置が必要なので、リリースせず保護部屋のケージで過ごしている。
私が部屋に居るとあ゛ーあ゛ー小さな声で啼くが、部屋を離れるとピタリと啼きやむし、殆どの時間を
敢えてトイレの横に設置したベッドの中で過ごしているよう。せっかくの2段ケージなのだが
まったく活用されていない。したがって上段に置いたお水やフードもまったく手付かず。
前回の保護時もそうだったのだが、もじゃは環境が変わると食べ物はおろか水さえも摂らなくなってしまう。
7.1㎏のデカ猫で、当然超メタボ。絶食による影響がでる可能性があるので少々注意が必要なんだよね。
もじゃはこんなカラダだけど肝機能のデータパネルに特に問題のない子なので、リピドーシス発症は
それほどハイリスクではないということだが、それ以外にも起こりえる問題もあるし
できる限りの予防をするに越したことはない。
また横行~上行結腸の滞留便は腸蠕動を活発化して下行→直腸と移動させなければならないので
そのためにも食事の摂取は大切。
もじゃ自身、食欲はわかなくても、実際はオナカが空いているだろうしね。
そんなわけでスープパウチやカロリーエース、コンデンスミルクを加えて温めた牛乳などに
緩下剤を混ぜて強制給餌。あと脱水はすべての敵なので、ちょっと多めに背負ってもらった。
この週末になんとか滞留便が動いてくれますように…。

ひとりで隔離されているもじゃはもちろん心細いだろうが、庭で待つニッキも寂しそう。
普段あ゛ーあ゛ー啼いて仲間を呼ぶのはもじゃの専売なのに、今日はニッキが「にゃにゃにゃ…」と
勝手口で繰り返し啼いていた。
ミミは様子を伺いに何度かやってきて、ゴハンもしっかり食べて行ったが、もじゃのいない庭に
長居は無用!って感じで食べ終わるととっとことっとこ帰ってしまう。
それを見てニッキが「おーい、ちょっと遊んできなよー!」とでも言うように一生懸命啼いていた。
なんだかんだいっても、猫だっておたがいに支えあって生きているんだよね。

もじゃは全体的にしょんぼりしてはいるが、声をかけたり撫でたりしているとゴーロゴロの甘えた全開モード。
庭に現れた当初は完全ノラっ子のように見えたけど、こういう姿を見ると本当はヒトのそばで
暮らしていた子なんだろうなぁ…と思う。

姿が見えず心配していたココ。
今朝畑から戻ったら階段の陰からももが顔を出していたので、大急ぎでネコ缶を開けてやった。
どうやらそのあと道を渡って食べに来たようで、店の掃除をしていたら道を横切って藪横の原っぱへ
戻っていく姿が見えた。後ろ姿だけだけど、その様子にどこか痛むとかいう感じは受けなかった。
なんとか食べにでてくる気持ちになったんだろうねー。よかったよかった。
ただかるびの越境は変わらず続いているし、今日は久しぶりにちゃうちゃうの姿も見かけた。
やっぱりちゃうちゃうって脱走してくるんじゃないかな?姿がないときは何ヶ月も見かけないもの。
心配していた子達は姿を見せてくれたが、今夜は藪っ子の出席率が悪くて、バニラとななとベイダーが
不在だった。
季節柄少々みんな浮き足立っているからなー。明日は揃っているといいけれど。

溜めてました(涙)

2009年12月03日 | 骨盤狭窄と排便障害
今日は朝から雨の予報。。夜明け前の道路はすでに濡れていたので、あららら~。
が、運よく?というか雨は止んでいて、あろうことか星が出ていた。
里芋の収穫がまだ済んでいなかったので、とにかく雨が降り出す前に掘り出してしまおう!と
夜が明けるのを待って畑へ。まったくさー近頃夜明けが遅いので仕事がはかどらないんだよね!!
ダンナが掘り、私がとりあえず親芋と子芋を分けていく。今日はいろいろ用事があるので
8時には終わるよう猛ダッシュの作業。でも里芋ってなんつーかぬめぬめするんでイラつくぅ~。
最後の親芋と子芋を分け終わったらちょうど8時で、雨も落ちてきた(笑)急いで撤収。
まだ親も子ももろもろ処理をしなくてはならないが、とりあえず収穫が出来てれば…ね。
で、畑モードから今度は猫の使用人モードへ転換(笑)
朝、ニッキと一緒に階段下へお迎えに出てきていたもじゃの身柄を確保してあったので
車へ積み込んで病院へ。キャリーがずっしり重い…何キロあるんだ、いったい???
今日は副院長が診てくれたが、脂肪が厚くて指が届かない~と。似たり寄ったりの体格の私も
おそらく触りきれていないのだろうとのこと。とにかく便の滞留状況を把握しなくてはいけないので
レントゲン撮影。
あ゛ー↓な結果。  画像クリックで拡大

直腸はもちろんなんだけど、詰まっちゃった便が下行~横行からさらに上行結腸まで達している。
前回の摘便は6月の末。薬が飲めなくなった時点で貯留はないことを確認しているから
やはり2~3ヶ月おきとかルーチンでやるべきなのかな?と思ったが、こういった症状を呈する子は
クスリが1~2度飲めなかっただけで再発する子もいるし、どのタイミングで閉塞するかは
わからないから、敢えてルーチン化する必要はないとの事だった。
とにかく詰まり難い便の性状を保つこと…それに尽きるのだよね。。。
これなぁー…毎日便の性状を確認できれば、下剤を増やしたりとか、いやそれ以前に
ちゃんと毎日飲ませられたらなぁ…はぁぁぁーorz
BW7.1㎏。このうちいくらかは滞留便の重さだけど、ハラを触る限り確実に脂肪も増えてると思う(泣)
ということで、もじゃはそのまま麻酔下にて摘便処置。
買い物をしつつ戻り、おそらく前回同様最低2回の処置が必要になるだろうもじゃのため
じいさんの書斎兼こっそり保護部屋にケージを組んだりいろいろ仕度。
合間に歯医者←実はまだ行っている(笑)
もうそろそろ終わりだと思うのだが、センセ今度は左下の親知らずが気になるらしい。
まだ出てきていないが、このまま放置すれば確実に大きく腫れて痛くなると言う。
だから「今のうちに抜いたほうがいい」と。
もっとも普通の歯科の範疇じゃないので、紹介状を書くから口腔外科へ行けと言う。
はぁ~もういいって。。。痛ければここで抜けるくらいになったとき抜いてもらうし。
年末だし、いろいろ忙しいし。
元々痛かった歯は治療が済んだのでそろそろ開放してはもらえんかのうぅぅぅぅ。
大忙しで部屋の子お庭番藪っ子、合間にじいさんに夕ゴハンを食べさせてもじゃのお迎えに。
「出来るだけ…と言ってもかなりの量を取りましたが…」とVET。
なんとか鉗子でつかめても、骨盤の狭窄がきついので相当苦労したよう。
またやっぱり上行結腸~横行結腸の部分に溜まっている便は降りてくるのを待つしかないので、
数日後にもう一度摘便とのこと。
この状態でリリースは出来ないので、やっぱり数日は保護部屋生活だね、もじゃ。
またニッキさんに会いに来てもらおうか。

前回最初の処置時には麻酔からのリバースがよくなくて、翌日になってもグッタリウトウトだったが、
今回はすっきり目覚めており、私を見て「あ゛ーあ゛ー」啼いていた。
帰路、キャリーのペットシーツに大量の排尿もあり、すっきりしてケージへ。
もじゃは外の子とは思えないほど、おとなしくケージに収まるのでそれはいいのだが
前回同様、飲まず食わずになっちゃうかなー。様子をみながら強制給餌等々も必要になるかも。
とりあえずは部屋の子達が使わなくなった猫ベッドにちんまり収まってみたもじゃ。

後から覗きに行ってみたら、ペットボトル湯たんぽでヌクヌクのベットの中でうつらうつらしていた。
あともう一回、がんばろね。スッキリしたら、ニッキさんのトコへ帰ろうね。

雨模様の一日だったせいか、夕方のデリバリはシナモン・かるび・ぶらっきぃ・ちゃっぷ・菊千代のみ。
なな・バニラ・ベイダーは不在だった。
お庭番のミミはもじゃがいないのが気になるようで今日は何度も姿を見せた。
以前より少しだけ馴れてくれたような気もしないでもない。
ももとココは姿なし。

もじゃ具合悪し

2009年12月02日 | 骨盤狭窄と排便障害
夜明け前から庭でもじゃがいきんで啼き声を上げているのが頻回に聞こえてくる。
階段下までお迎えに来ていたりする様子は変わりがないが、さすがに食欲は激落ち。
とにかく落ちつき無くあちこち掘ってはいきみ…の繰り返し。そのうち疲れたようで
ニッキと一緒に湯たんぽにもたれて眠り始めたが、時折もよおすのか痛むのか?庭を徘徊する。
仕入れに行ったらマグロのアラなどが出ていたので購入。一緒に買ってきたお刺身は
久しぶりに口にしたので、アラのスープを多めにしてこちらも出してみた。
すでに閉塞を起こしているから気休めにもならないけど、新たに手に入れた水薬の下剤を混ぜたが
気づかなかったようで、スープはよく飲んだ。
夜になり、いつもなら寝ている時間帯もあちこち徘徊し排便を試みているが、便の排出は
まったく確認できず。
明日受診処置をお願いすべく、あちこち準備。

夕方になってググッと冷えてきたが藪っ子たちはしっかり食べ、問題はなさそう。
ミミはもじゃが気になるのかいつもより頻回に顔を出し、ついでにアラ煮やミルクを
しこたま飲み食いしていった(爆)元気な子だー。
ももとココはやはり姿なし。

よくないな…

2009年12月01日 | 骨盤狭窄と排便障害
今日は朝からお日さまが顔を出した。
連日の雨のせいでなんだか湿っぽかったニッキともじゃのクッションを庭先で干してみた。
湯たんぽがいくら温かくても、やっぱりお日さまにはかなわないらしく、ニッキももじゃも
庭が陽射しで満たされるのを待ちかね、出かけていった。
井戸の水受け部分に置いたクッションにはいつの間にかニッキが寛いでいて(笑)

ふわふわぬくぬくで気持ち良さそうだった。
もじゃもほかほかのカラダでどこからか戻ってきてゴロンゴロン。

本人は極めてご機嫌よく過ごしているのだが、うーんやっぱりどうも巨大結腸による便秘の状態は
芳しく無い。

完璧メタボで必要以上に脂肪がある故、VETでさえ触診が難しいもじゃのオナカ。
前回の処置時には硬いだけでなにがなにやら…だった。今現在はあのときほどの感じは
していないけど、私にわからないだけで溜まってるんだろうな…。
何かの加減で便が硬くなってしまうと、物理的狭窄のあるもじゃは簡単に閉塞を起こしてしまう。
この時点ではいくら下剤が飲めても効果は期待できないんだよね。
今朝は気づいたらニッキと寝ていて、昨日のようにいきんで啼くことは無かったが
昼過ぎから夕方にかけて結構頻回に大きな啼き声を上げていて、場所が特定できれば
その都度確認してみたが排便は無かった。
ゴハンは食べないわけじゃないけど、昨日にくらべて今日、朝に比べて夕方…と量が減っている。
そうしていくしかないとはいえ、麻酔もあまり何度もかけたくないし…うまくコントロールして
やれなかったことが悔やまれる。凹むわ。。。
近日中に受診処置の予定。

藪のちゃっぷの目は、すっかり回復。
とりあえず藪っ子には不調な子はいないよう。
姿が見えず心配していたミミとココ。ミミは今朝久しぶりに勝手口へやってきていた。
特に変わった様子もないから、どこかで食べれていたんだと思う。
我が家では温かいミルクを飲みたいんだよね(笑)
私のことが怖いくせに勝手場を覗き込んで「飲みたいなー、ミルクくれないかなー」と待っている。
現金なもので「ミミちゃん、ミルク飲む?」と聞くといつもは「しゃあああああー」しか
言わないのに「にゃ」と返事をする(爆)それほどお気に入りなのだね。そうかいそうかい。
ココは一向に姿を見せず。大丈夫なのかな。。。

うん○も名案もでませんわー

2009年09月15日 | 骨盤狭窄と排便障害
なーんかー急に秋?えらく涼しいんですがー。
いまだにノースリーブでがんばってたダンナもさすがに今日は上着を羽織ってた(笑)
暑い夏の間は、涼しくなったらあれやろう!これやろう!って思っていたんだけど
いざ涼しくなったら今度はなんだか眠くてねー、さ!はじめようって座ると一気に睡魔がー。
で、何にも進んでない。。。でもこの陽気だもんなぁ、去年好評だった古い夏掛け布団で作った猫布団。
また作ればイイや…と夏前に中身の布団は処分しちゃったので作り直さんと。
今回カバーはそのまま使えるので、なるべく早く作らないと寒くなってしまいそう…
はー居眠りしてる場合ぢゃねぇ。

コンデンスミルクラバー返上中のもじゃ。毎朝一応試してみるのだけど、やっぱり舐めてくれない↓
ゴハンもしっかり食べているし、動きも悪くないがその後排便の状況を確認できていないので
やっぱりね、不安なんだわさ。
下剤やら牛乳やらツナ缶のオイルやら緩下作用があるものをあげてみてはいるけど、
物理的狭窄のあるもじゃだけに、すでに閉塞を起こしていればあんまり意味がないんだよな。
ただ、前回の詰まり事件のときのようにいきんで啼き声を上げていないこととオシリがね汚れてないんだわ。
きちゃない話なんだけど、この間は詰まったうんPの周囲から便汁だけがだらだらって感じで
結構オシリが汚れてて保護中からリリース後もしばらくオシリ拭きが日課だったんだよね。
それがないところを見ると、うーん大丈夫なのかな?とも思うし。
とにかく飲ませないことにはねぇ…。朝は私のストーカーしてたところを捕まえて
口に放り込み
夜は食後でうつらうつらしてるところ…結構抵抗されたけど抱え込んで放り込み。
もじゃは暴れても爪を立てたり咬んだりしないんで助かるけど何せデカイんで(苦笑)
この程度の抵抗ならなんとか…だけど。ま、部屋の子よりもずっとしやすいし。
でもなーそばに来てくれることがまず大前提なんで、嫌われたらアウトなのがなー。
ま、いろいろ試行錯誤はしてみるが、シロップタイプの下剤を試してみることも検討している。
ふぅぅぅぅ↓

あーキミらはいいねぇ。アタシもその真ん中には入りてぃ。




出ても出なくても…問題。

2009年09月14日 | 骨盤狭窄と排便障害
ポット播きした白菜が小さな芽を出した。
畑もいい感じで湿っているので、ダンナが朝の農作業の時間を延長して
(つか、延長時間のほうが長いか・爆)あちこち耕運機をかけてきた。
白菜を定植すればとりあえず冬野菜の準備は整うのだが、もうね、春の仕度(笑)
畑で冬を越させる豆類はもうそろそろ播種の時期。玉ねぎも苗を作るか買うかしなくちゃならない。
そんなことをしているうちに里芋やさつまいもの収穫だぁね…。
ふっ…完璧にシーズンオフは無くなったわ。
そんな最中、ダンナまで歯痛に倒れ(爆)本日運よく予約が取れたので受診。
「しばらく通ってもらうよ」と言われたそう。
でもって、次の治療は木曜日~。アタシが9時から抜歯で、ダンナが10時の予約ってwww
どー考えてもアタシの親しらずの抜歯処置1時間では無理っしょ。…ってことはさー
夫婦で隣り合わせに並んで治療かよーーーーーーー!!すげーマヌケじゃね???
センセ、カルテの住所みるんじゃねーぞ(爆)

あちこちの猫友さんや猫友さんの猫友さん(ややこしいな・笑)で仔猫の保護。里親募集が続いている。
※テキストだけのジミ~な紹介ですが、トップにただいま募集中の子達リンクしてます。どうぞのぞいてみて下さいねー※
今シーズンの我が家は仔猫に縁は無く過ごせ(る予定)たが、しっことうんPとは縁付くどころか
縁が切れそうに無いのがどうにもイタイ。
連日しっこ避けのオムツカーテン(笑)を縫っているが、こちらはミシン使用時家庭科2のアタシでも
さすがに慣れてきましてね、それなりにうまく縫えるようになってきたと思うのよ。それなりに。
使用目的を前面に出さなければ、これはこれで結構楽しいかも?なんて域に達しているくらい(笑)
いやーなんで、勉強しなきゃならない時と興味を持って勉強したいときって重ならないんだろ?
聞いときゃよかった…やっときゃよかった…と後悔することばかり。歳取ったんだわねぇと思ふ。。
で、縁付いているもう片方うんP こっちがなかなか手ごわくて。

事故により骨盤腔がひしゃげてしまってたもじゃ。おかげでおもいっきり巨大結腸の頑固な便秘。
                    以前の記事はこちら。X-P所見等あります。
全麻下での2度にわたる摘便処置後、現在は下剤の内服で排便のコントロールを試みている。
が!諸事情により処置前と同じ外暮らしのこともあり、管理が行き届かない部分も多くて
時々詰まり気味になることがあるんだよね。
おまけにこれまでは下剤をコンデンスミルクに混ぜてやると喜んで舐めてたのに、なんか急に
「飽きた」んだか「ダイエットに目覚めた」←ありえねぇ んだか、プイッとするようになってしまった。
元来おとなしい子なので強制投薬も可能なのだけれど、なにぶんにも外に居る子でしてね。
1回に2回…と限りある回数のものならそれでもいいんだけど、物理的な骨盤狭窄だから
投薬は一生続くわけ。しかもおそらく投薬だけではコントロールしきれず適宜摘便処置も必要なので
無理強いしていざ!と言うとき身柄確保に支障をきたすのはとっても困るのだ。
できれば毎日苦痛なくサラリと飲める方法がもじゃにとってもアタシにとっても望ましいんだよね。
で、このところ毎日いろんなものに薬を混ぜてはトライ中。
が、ボールボール…でいっこうにもじゃのストライクゾーンに決まるものが見つからない(号泣)
だけどクスリは飲ませないわけにはいかないから、隙を見てはとっ捕まえて朝晩強制投薬。
今のところそれほど暴れることも無く飲んでくれてるけど、さてさていつまで飲ませてくれるかな…。
はぁぁぁぁ~なにかイイ手がないかと思案は続く…。

もじゃよ…お願いだからおとなしくクスリ飲んでくれな。。。

どうやらコントロールちう

2009年08月24日 | 骨盤狭窄と排便障害

なんだかんだいいつつも少しずつ気温が下がってきているんだな。今朝布団の中に何か居る!と思ったら
兼続が入りこんでいた。
ヒトの体温が恋しいほど寒くはないだろうよ?と思うけど、くっついてみてもいいかなーと思えるような
気候になってきたのはたしかなんだね(笑)
夏の間もなぜか大人気で、結局仕舞えなかったケージの上の猫ベッドひとつ。
今日もしっぽと兼続でぎうぎう変形ちう。一度洗わせてくだされ…おねがい…。

もじゃのうんP騒動から早2ヶ月。毎日見れるわけでもないがどうやら程よい感じのものが出ているようで
詰まっちゃったときのあの悲痛な声は聞いていない。
つか、すごいよく動いているんだよね。もじゃって寝てばっかり~と思っていたけど実は結構アクティブで
庭を歩く私を先回りして、草の中をざざざざざざ~っと走り抜けてみたり塀や屋根の上で寛いでいることもある。
何が起きても「動きたくねぇ…」というオーラを出していたのに、どこにいても軽やかな足取りで
走ってくる。身が軽くなる…ってこういうことをいうんだなぁ~とつくづく思うわけ(笑)
いやぁ、ホント相当せつなかったんだろうな。
処置後、漢方系の下剤を朝晩1錠ずつ計2錠/日で続けていたが、たいていは1錠/日でコントロールできる子が多いと
VETから聞いていたので、様子を見ながら飲ませてきて、現在は1錠~1.5錠/日位飲ませている。
くらい…ってのは(笑)何錠かまとめてつぶして、コレを何日で…って感じで飲ませているアバウトな私のせい(爆)
元医療者とも思えん、いーかげんさですみましぇ~んっ。しかも時々忘れまつ~。
錠剤でもなんとか飲めるんだけど、飲んだふりも上手だし、部屋に居る子だって「飲みたくねー」と逃げ回る子を
捕まえるのって結構大変じゃん。それを外に居る子にやるのって尚更、お互いに大変でゆううつ。
しかもこれから先もずっと続く投薬だもん、もじゃにとってなるべく苦痛が少ない方法のほうがいい。
なので相互に妥協(っていうのか?・笑)もじゃが大好きなコンデンスミルクに混ぜて舐めてもらってるってわけ。
でもね、結構量が多いので混ぜるとこんな感じ 
漢方独特のにおいもまだある。ちょっと手が出ねぇって感じっしょ?
なので、軽く上からコンデンスミルクでカバー  
視覚的には更にうえ゛~な感じだけどもじゃはとにかくコレがお気に入りってか、嫌がらずに舐めてくれる。

「もじゃ君、クスリだよー」
「んーココで舐めるし」

             うまうまうまうまうまうま

             うまうまうまうまうまうま

最初のヒト舐め目のグッと来る甘さの勢いで、最後までキレイに舐めきっちゃうようなそんな感じ(笑)
太ってる子にコンデンスミルク朝晩ってどうよ?とも思わないでもないが、実質たいした量じゃないし
以前みたいにいつまでもダラダラと大量に食べなくなり、間食もしないのでゴハンの量はうんP事件前より
減り安定しているので、まぁいいか…と。
あ、で、この下剤。人間用のクスリの転用ですわ(笑)下剤を大瓶で買ったのって初めての経験。
もじゃがあんまり嬉しそうに舐めるもんだから、ニッキもミミもコンデンスミルクラバーになっちゃって(笑)
仕方ないので一緒に居るときにはホンの少しずつ舐めさせてやるのだけれど、部屋の子は
8匹全員ノーサンキュなんだよね。
藪っ子にはまだ試してみたこと無いけど…。なんだろね?住環境で好みが似てくるのかな?
でも、ま、コレは好き!ってモノがあると助かることは多いねー。

今朝、屋根の上に居るところをちゃうちゃうに追い掛け回されていたココ。
あ゛ーこれでまた来なくなっちゃう…と思ったが、すっかり陽が高くなってからこっそりドアと倉庫の間に
戻ってきていた。かなりお腹が空いていたようでお代わりしてよく食べた。怪我は無いようでホッ。
しっかし…ちゃうちゃうもこまったなぁ…。手紙は一応書いてあるんだけど、まだどうしようか考えている…。ふぅ。

ブツ 出ました。

2009年07月05日 | 骨盤狭窄と排便障害
梅雨明けっていつごろだっけ?今夜からの雨が過ぎたら明けるのかなーなどと言っていたら
まだまだ先だ!とダンナに言われた。
どうやら今年は平年よりも入りが遅かった分明けも遅い傾向にあるらしく、う゛ーそうなると
やっぱり今月一杯はダメってことですかい?ウォルの仕事の跡が乾かないんだよぅぅぅ…。
今日は県知事選。珍しく静岡が注目されてるようで(笑)ニュースでも盛んに取り上げられていた。
春先のラジオ番組で関東の某市の市長さんが「いまどき空港を作るなんて、静岡県民は
どうかしてるんじゃないかと思いますよ」と言っていたが、どうかしているままなのかそうでないのか
その答えが出るわけなんだね(笑)ま、そろそろ正気に返ってるんじゃないっすか?

先週の今頃は保護部屋でうなだれていたもじゃ。
翌日に2度目の摘便処置をし、庭へ戻してから明日で1週間。あの数日とは見違えるほど元気になった。

伏目がちだったのにね(笑)置かれている環境によってこんなにも表情が変わるんだなーって
なんかね、いろいろ考えちゃったよ。

便秘で物理的に、保護で精神的に食べれなくなってしまっていたもじゃ。
でも食欲もすっかり戻ってニッキさんと並んでゴハン。やっぱりヒトリメシは淋しくてイヤらしい(笑)
続けている下剤は、時に飲んだフリをしやがるので、潰してコンデンスミルクに混ぜているが
抵抗無く舐めてくれて、今度はちゃんとカラダに入ってる。ただその効果のほどが見えなくて
下剤の量が多いのか少ないのか、ちょうどいいのか判断できなかったのだけど、今日トイレが済んだばかりの
もじゃを発見。
どうやらそこが新しいもじゃトイレなんだね!で、後からコソコソシャベルを持って掘り返す。
おー!あったあった~。ちょいと軟らかめのブツをハケン。お食事ちうの方、ごめんなさい。。。
ビフィズス菌を増やしてくれるという酵素も続けていて(ヤギミルクに混ぜるとウマウマ)、
うまく相乗効果が出ているのかな?いい感じなんじゃなーい(喜)
あとはクスリの形態とか、ある程度コントロールがついてきたところで考えながら
替えれるものは替えて行けばいい。とにかく出すものを出してくれさえすればそれでオケ
      
ま、なんとかやっていくしかないでしょ。な!もじゃりん。

オレもーオレもーのニッキさん…寄り過ぎですからー。

保護部屋の数日がよほど堪えたと見えて、ニッキのそばを離れないもじゃ。
体重にしたら2倍はありそうなデカ猫が小柄な猫に寄り添う様は、いささかミョ~ではあるけど(爆)

藪っ子たちも、パスや遅刻はあるもののみんな元気。
一時はかなり体調が悪そうだったぶらっきぃもこのところは、比較的落ちついている。
暑い夏が来るしね、ちょっとでも状態を底上げしておかないとね。ヤギミルクもたくさんいただいたので
ベイダーとぶらっきぃに飲ませていこうと思っている。
本日もも確認できず。

お庭番復活@もじゃ

2009年06月29日 | 骨盤狭窄と排便障害
天気は下り坂…という予報だったが、朝は陽射しもあり暑いくらいだった。
畑の夏野菜たちもぐいぐい背や蔓をのばしてやる気マンマン…ニンゲンが追いつかんわー。
採れ始めたきゅうり、どこも豊作なので売れ行きが悪いのはうちだけじゃないらしく、農家のおばちゃんが
浅漬けの素を抱えて買っていく(笑)必死の自家消費だね。
我が家はいろんなレシピできゅうりのキューちゃんを作成中。ヒットするものもあればイマイチなのもあり…
少しずつアレンジを加えていくのもそれはそれで楽しい。

保護部屋のもじゃ。決して機嫌が悪いわけでなくケージから出してやるとスリスリゴロゴロして
私のそばを離れない。けれどゴハンを食べないのは変わらず。
でもね、調子が悪いというのではなくて、やっぱりさみしいんじゃないかな。
庭ではひとりぼっちでゴハンなんてことないものね。
コロコロと排便が見られるようになってきたので本日2回目の摘便のため受診。
VETが食欲がないことを心配して血液検査も実施することに。
WBC:8000 Ht:47.3 GOT:10↓ GPT:26 T-Bil:0.2↓ BUN:13 Cre:1.5 Glu:134
んー健康なデブっぽい?(笑)特に問題のみられない検査データでホッ。
病院のサービスで(爆)レントゲンを2方向撮ってくださり、便が下りて来ているのを確認。
予定通り麻酔下で摘便。
午後お迎え、停留していた便はほぼ取れたとのことでこちらもスッキリ。

ここでちょっとまとめておきますね---------------------------------------------------------
巨大結腸の治療にはいくつか選択肢がある。
①緩下剤の内服や適宜浣腸等を施行して排便をコントロールする
②結腸切除
③骨盤狭窄の改善(骨盤腔拡大術)
④=②+③
もじゃは(おそらく交通事故による)骨盤の変形と狭窄がベースとなり二次的に巨大結腸を
起こしたもののよう。よって虚脱拡大した結腸を切除して端端吻合を施しても、狭窄がある限り
便の停滞は免れない可能性があるから②+③の合わせワザ=④が理論上ベストな選択肢になるわけだけれど
当然猫のカラダへの侵襲大きくもリスクも高くなり、また効果はあくまでも机上理論。
よってファーストチョイスは内科的管理①投薬等による排便コントロールになる。
これが事故直後だったならば拡張プレート等も考えたかもしれないけれど、完全に骨化しているので、
術式を工夫しても十分な拡張は期待できない可能性が高いという所見だった。
------------------------------------------------------------------------------------

VETからは「で、これからこの子はどうするの?」という問いかけもあり、可能な限り庭で管理してみたいと
話した。
心配していた血液データも問題はなかったし、とりあえずこれまでどおり庭に置き、
量や種類を探りつつ下剤を内服させ、必要に応じて今回のような摘便処置をしていくことで方針決定、帰宅した。

前回麻酔からのリバースが悪かったこともあり、とりあえずケージに。
でも今回はシャッキリしているし、帰りの車の中ではキャリーの中をペットシーツのくずだらけにしてあった(笑)
様子を見ながらゴハンを出してみたけどやはりまったく食べようとせず…。



部屋に解放しても、こうしてトイレに篭ってなんだかしょんぼりしてしまう。
リリースを決めてはいたものの、さていつリリースしようか…と思いあぐねていたが
ちょうどニッキさんが夕ゴハンに戻ってきていたので、もじゃを横抱きにして連れて行き(超おもー)
ニッキさんの前にリリース。



すると、なんだか情けなかった顔つきがシャキッ!しっぽもピンッ!(笑)
ニッキさんにスリスリしまくり。
そのうち戻ってきたミミとも合流し、日暮れのころにはいつものように3匹で勝手口にやってきて
量は多くないけれど久しぶりに自発的にゴハンを食べた!
やっぱりさみしかったんでしょう?図星?(爆)
錠剤の下剤だがこちらも上手に飲めてOK ある意味部屋の子よりラクチンかも~。
写真は撮れなかったけど、もうね、ミミが嬉しそうで嬉しそうで。見ているこちらがニヤニヤしちゃうくらい。
ちゃんと帰してやれてよかった…とおもったわー。

が、もじゃ不在の反面で!珍しいお方が勝手口にやって来てもいたのだ。

最近では常に冷蔵庫の上にいるココが、ニッキさんと一緒に勝手口へ顔を出し早めの夕ゴハンを食べて行った。
もじゃとミミが苦手なココ。2~3日の様子でもじゃの姿が無く、ミミも殆ど庭にいないのを気付いたんだろうね(笑)
んーでも、もじゃ@お庭番復活。ココはまた屋根の上生活に戻っちゃうのかなぁ?

いずれにせよ、それぞれがまたいつもの暮らしに戻ってこれてなんだかホッ。
あーなんか疲れたわ~ケージの片付けは明日にしよう…っと。

夕方から降り出した雨。もじゃたちはてんでにどこか濡れないところへ早めに引き上げたよう。
藪っ子たちも身を寄せ合って雨を避けていた。菊千代、朝晩共に不在。ベイダーは夕方のみ出席。
ももは定時に現れ食べて行った。

外の子達の見知らぬ過去

2009年06月25日 | 骨盤狭窄と排便障害

ははは…朝からどっかんどっかんないいお天気ですことっ!
お休みだし、ようやくなんとか農作業が季節に追いつけそうになってきてるのでココは頑張って
畑仕事に精を出す。
ナスやきゅうりの苗の生育がいいのは嬉しいが、一緒に雑草も育っていて…草取りが忙しい(笑)
今年、きゅうりは水道に近い場所に植えてあるのでわりと余裕なのだがナスはちょっとばかり
離れた場所なので雑草を抜きつつ乾燥と雑草防止に根元に藁を敷いていく。
こういう藁…米を作っていない我が家は知り合いの方から譲っていただくのだが、ホムセンなんかで
見てみると、結構いいお値段がしたりする。
そのせいかどうなのか、藁を干しておくとごっそり盗まれるんだそう。なんか悲しくなるよね。

8時までで畑を切り上げダンナは新調したチェーンソー(結局また壊れて買換え・笑)を持って竹薮へ。
私は思い切ってかねてから懸案の廊下のステップに面した砂壁をはつった。
思ってた以上のいい仕事っぷりでちょっと空気を通して乾燥させないと(爆)なので現在養生中。
で、この砂壁落としの片付けに使って、掃除機も引退。バカ猫が噛んでホースに穴を開けてあるわ、
フィルターに穴が開いてるわで、もうどうにもこうにもな吸引力だったので、新しいものを買うことに決めていたのだ。
どうせ吸うのは猫の毛と猫砂…ホムセンでこれまでのヤツの新型が安くでてたんでそれをゲト。
来月分のワクチンのお知らせのはがきも来ちゃったので、とりあえず午後はしっぽとウォルを連れて行くべく
大急ぎで昼過ぎの家に戻った。
買い物の片付けなどをしていたら庭のどこからかギャオンギャオンと大きな声がした。
そう…この啼き声なんだろ?昨日の夜明け前にも聞いて、昼間も、夕方も。そして今日。
なにか野生生物でもいるのかな?と思ってみたけど姿は見えないし、ニッキも平気でゴハン食べてたし…??
でもなんだか気になって、そぉっと庭へ出て声が聞こえたほうへ向かってみた。
するとミミがこそこそーっと草むらに移動、で、ミミが出てきた方向を見たらもじゃがいた。
砂をかいていきんでいたので「あ、おトイレちうね」と思ったとき例のギャオン。なんと啼いていたのはもじゃ。
2回大きく啼いて、それからおもむろにその場を離れたのでいきんでいたあたりを覗いたけど
排尿の後も排便の後もない。これは…
思い返せばこの声が聞こえてきたのは昨日の夜明け前から。もし尿路閉塞ならもう時間がないぢゃん!
ここ数日たしかにちょっともじゃはおかしかった。食べに出てくるんだけど口がマズイって感じなのか
食が進まなかった。暑さのせいかと思っていたんだけど。
ワクチンどころではないので、そちらは来週にまわしてとりあえずもじゃの身柄を確保。
ネットに納めてお腹を触ってみた。緊張してるせいもあるだろうけど固い板を触っているようで
なんだかさっぱりわからない。とにかく急いで病院へ。
症状、性別からいってやっぱり疑われるのは尿路閉塞。が、触診を始めたVETが「んんっ??」
脂肪が多いんで(笑)わかりにくいのだけれど「これ、便なんじゃない?」と。
で、撮ってみたレントゲンがこれ ↓

上行~横行~下行結腸がくっきりわかるほどの便・便・便!!!見事な巨大結腸。
そしてレントゲンで明らかになったこと…骨盤がひしゃげて変形したことで、骨盤腔が押しつぶされ
骨盤の出口に狭窄が起きている。
自然治癒し完全に骨化してしまっている、おそらく交通事故による骨盤骨折が原因の二次的巨大結腸と判明。
たしかにあまり動かない子だけれど、でも歩行に支障があるわけでもなく走ることもできるし外からは
全然わからなかった。
けれど、オトナになって保護された子にはよく見られるのものだそう。
現れたときにはすでに成猫だったもじゃ。どこで生まれ、どこでどんな風に育ったのかまったくわからない。
こんなことでその暮らしが安全な心地よいものではなかったんだとはっきりわかるなんてね…。
リスクのわりにこれで解決!な治療法がない巨大結腸。ま、いずれにせよ今やるべきは
詰まってしまった便を取り除くこと。
というわけで、そのまま麻酔下でカンシを使用して摘便。支点の位置を工夫した特注の専門カンシなのだそうだが
肛門から挿入、便を挟めても骨盤の狭窄がきつくてかなり細かく砕かないと取り出せなかったそう。
量も量なので、便が降りてくるのを待って数日後にもう一度の予定。
WT6.8kg 輸液で水分も補ったそう。
麻酔もかけたし、とにかく詰まっている物を取り除かないといけないので管理のため
じいさんが名ばかりの書斎にしている離れにケージを設置して出かけた。
しばらくもじゃはそこで養生してもらうことに。
麻酔が抜けきっていないのでガタガタ動いたなーと思うと呼吸を確認しちゃうくらい静かに眠り込んだりしながら帰宅。
おいおいもう8時だよ…。
ケージに移すとしばらく小さな声でなおなお言っていたが、すぐにうつらうつら。

外ではニッキさんがもじゃを待っているかのように勝手口に座っていた。

もじゃ、しばらく頑張れ。みんな待ってるよ。

もじゃの世話をし終えて2階へ上がろうと思ったら、久しぶりにももがドライを食べに来ていた。
動きもチャカチャカと快活で元気そう。たくさんお食べよー。
藪は朝晩共に菊千代の姿がなく、夕方は珍しくかるびも来ていなかった。どうしたのかな?