5時だよ、ゴハンだにゃん

(元)外ねこさんに支えられる日々と、
野良猫さん一家TNRの記録

ようこそ!いっくん

2019年09月26日 | 口腔内トラブルとケア
先の台風で被災された地域の停電がようやっと復旧したとニュースが入る。
これからやらなくてはならないこと、どうしたらよいか悩むこと、不安ばかりが募ること、たくさんたくさんあると思います。
平穏な日常が、一日も早くみなさまのもとに戻りますように。

日頃ほぼ料理をしない私だが、たまには…気が向けば作ることもある。そんな激レアな気分の日にその子はやってきた。
気持ちの良い風が通る日で、勝手場のドアを開け放して(我が家の勝手場は土間)ダンナからリクエストされた煮物などを仕込んでいた。
「にゃあ」と声がして振り向くとドアのところに茶トラの猫が座っていた。10年ほど前は茶トラや茶白の子が多かったが、トラちゃんが
プイッと姿を消して以来、わが家の庭で茶トラの猫を見かけることは殆どなくなった。

出会ったころのぎんちゃんよりは少しだけマシなくらい痩せこけている。みれば体は毛玉とノミだらけでどこからか膿臭?がうっすら。
お腹が空いているようだったので、ウェットを出してみると食べだすがすぐにやめてしまう。気に入らない?別のウェットを出すが
おなじ塩対応。ドライもミルクも。口が痛い?痩せているし口内炎で食べられないのかも。
その後出してみたちゅーるはなんとか半分ほど舐めたが結局やめてしまい、気づくと勝手場に入り込んで、私の足元に座り込んでしまう。
右耳にカットが入っているさくら猫。大人しい子のようだから餌場からはじかれてしまったのか…。それにしても人馴れしており、
人恋しくて堪らないという感じにさえ見える。
庭に留まるのは一向に構わないし、今後のことはまた考えることにしても…そのノミだらけなのは些かマズい。が、こんな時に限って
手元にあるのは小分けしなくちゃならないデカいサイズのフロントラインだけ。
急ぎ市内の猫友に尋ねてみるが、みんな多頭飼いだもんね、状況はおなじ(笑)しかもかかりつけの動物病院が定休。で、初めての病院へ
突撃。レボリューションをゲトして大急ぎで帰宅したら、ダンナと茶トラ猫が勝手場でしっかりココロを通わせていた。
人懐こい茶トラの猫が庭に居る→いつもいるはずの時間に私がいない→この猫のために出かけている とダンナは判断したらしい。
取り急ぎレボを滴下して、さて…どうするか…とThinking-timeに入るところで口を開いたのはダンナだった。
                   「入れてやるしか無くね?こんなに人恋しいのに」
様子も見てやりやすいし、少なからずノミが落ちないと保護部屋には入れにくいので、ケージを店のスペースに設置して茶トラをin。
少しだけ啼いたけど、上段の敷物に落ち着いたところで、改めてじっくり観察。
             

明らかなるい痩状態。膿様の眼脂多量。口周囲に血液混じりの汚れがこびりついており、流延と悪臭あり。透明鼻汁(+)咳(-)発熱(-)
痩せてはいるが目立った創や病変はなさそう。肛門周囲の汚染(-)、膀胱緊満(-) 背~腰にかけて毛玉多数で部分的に脱毛を認め、
ノミ寄生あり。

抗生剤の目薬を点眼。大人しくほとんど抵抗なし。やはり少なからず口内炎があって食べにくい状態になっている様子。。
腎機能が分からないから、とりあえず手持ちのジスロマックを少しずつでも口にしてくれることを期待して高カロリーチュールに
混ぜて出してみる。ガリガリゴリゴリと具合の悪いネコ特有の嫌な音がする。だが、えづいたり、前肢で口を掻いたりしながらも
なんとか1本食べられた。よしっ!!もう1本、また1本足して…と計4本食べ、うとうとし始めた初日の夜。

翌朝、敷物は涎と尿でびしょびしょ。表情は決して良くないが多少動けるようになってきた。
             
水はたくさん飲んであるが、残った水は口腔内からの出血でうっすらピンク色になっている。トイレに降りた様子はない。
体力的な問題で失禁したのか、そういう癖の猫なのか、あるいはトイレが気に入らないのか…。
食欲はあるから、体力的なものならいずれ収まるだろう。問題はそうでなかった時だ。
夜になってもその傾向は変わらず、夜遅く仕事から戻ったその足でド〇キへ急ぎ、木質ペレットから鉱物砂に変更。日付が変った頃、
しっこを吸ったペットシーツをトイレに突っ込み、しっこでびしょびしょの猫をごしごし拭き、敷物を替え、ケージも丁寧に拭き上げた。
すると何がヒットしたのかわからないがの夜にはうん〇トイレに発見。そのウン〇を敢えて片付けずに置き、翌朝しっこだま2個発見。
下僕感涙。目指せ!部屋ネコへの希望のひと山を越えた瞬間だった。

              

         

病院の休診日と下僕のシフトがどうにも合わず、やっと受診できたのは保護から5日目。キャリーの中で少しだけ啼いた。
BW3.0㎏ 口腔内には口内炎の所見があるが、それほど酷くはないとの由。年齢的には…10歳overくらいかな?とのことで。
触診では、両腎臓の固さと表面の凹凸があること、腸内には硬便が溜まっているという所見。
血液データは、まぁ想像通り良くない。WBC30500 Ht17.2% Hb5.9 BUN128 Cre5.1 K4.9 FeLv(-)FIV(-)
輸液と抗生剤、消炎剤を皮下注。腎機能が悪いので、ジスロマックを量を控えて内服継続することになった。
「この感じでよく食べ始めたね」とVET  ホントホントと頷くスタッフと私。
「結構立派なデータだもんね」と私  うんうんと頷くVETとスタッフ。
「ま、いっか。このままわが家で余生ってことで」と私
「そうそう。せっかく助けてもらったんだから、それでいいんじゃない」とVET

そんなわけで、茶トラ猫 コードネーム「いっくん」がチームしろりんに新加入。

         

ちゅーるを卒業し、三ツ星グ〇メちょっと混ぜの腎サポをポリポリやってます。
出せ出せもせず、食べて出して寝る ひたすらその繰り返しだけど、表情はだいぶ緩んできた。 ま、ボチボチ行こう!


         

同僚の長崎旅行のお土産 「桃カステラ」 元は桃の節句由来のお菓子らしいが、慶事一般に使われるとのこと。
いっくんのニャン生がおいしくたのしくありますように! と願いつつ食す。 

ぎんちゃん、またね!

2014年07月29日 | 口腔内トラブルとケア
気づけば7月も終わり…。
静岡の気温が体温を超えた日、ぎんちゃんが夏空へ上っていった。

骨と皮になったぎんちゃんと出会った夏から2年。保護してから1年4ヶ月。
長くはないけど、でも濃かったな…って思う日々。

進行していく病態だからね、ずっと同じじゃいられないよ。そこのところは覚悟してね。って
VETから言われてたし理解してた。だからケアは先回りしようと思ってた、追い越せないなら
せめてぴったりくっついて行こうと思ってた。でも今回はぎんちゃんに置いて行かれちゃったなぁ。

少しずつ食べ方が変わってきていた。量もムラが多くなり、次第に減っていった。
投薬量を調節して対応していたが6月の後半、ヨダレの量が増えてきたところで受診。
ステロイドを増量+インターフェロンで一時もち直したが、以前のようなステロイドの
切れ味は得られず…。
相談の上、ステロイドからNSAIDsに変更していただいた。胃薬と併用しながら投薬。
痛みは取れたらしく、カラダのあちこちをグルーミングする姿が戻ってきた。ヨダレも
止まった。…でも食欲がまったく出ない。嘔吐があるわけでもなく下痢しているわけでもなく。
再度病院に駆け込み投薬と輸液。でも変わりなく…。
日々細くなっていくカラダに我慢できなくて7月初め、強制給餌開始。若干の抵抗は
有ったけれど次第に給餌する方もされる方も息があってきたというか…そこそこの量が入る
ようになり、便の状態も良好…このまま体力が戻れば食べられるようになるかなって思ってた。
でもね、2年前ガリガリのカラダにヨダレダラダラでも食べよう!生きよう!って目をギラギラ
させてたぎんちゃんはもう帰ってこなかった。

口腔内色が悪くなり、皮膚から次第に赤味が消えていくのが見て取れた。貧血の進行に
消化吸収がついていけなくなってきているとわかった。
強制給餌したゴハンをすっかり嘔吐してしまった日、もうやめようね…って思った。
ぎんちゃんの様子が、ぶらっきぃやちゃっぷと同じだったからね。彼らに教えてもらったからね。
ここから先は「頑張らせないこと」が私のしてあげられるすべてだと。

口渇でせつなくないように水を背負わせること、手持ちの酸素濃縮器を使うこと。
ぎんちゃんが好きな温度を選べるよう敷物を工夫すること。そして、必要以上に触らず見守ること。

夜勤入りの日、お気に入りだったケージ上段へ自力で上れなくなり、敷物を下段におろした。
ぎんちゃんって呼ぶと顔をあげてくれた。これが最期になっちゃうかな…。お別れかな…。
でも翌朝、大急ぎで戻ってきた私をぎんちゃんはちゃんと迎えてくれ、そしてそれから最後に残った
スイッチのいくつかをひとつずつoffしていった。


あの夏、もう生きていないと思っていたぎんちゃんが再び現れて。なにか食べてくれないか…と
たくさんの缶詰開けたっけなぁ。
ようやくちゃっぷさんのミルクを飲んで、ウェットを食べ始めた時嬉しかったなぁ。この子は助かるって
思ったな。
   
トロトロに伸ばしたウェットしか飲めなかったけど、少しずつカラダが丸くなり、ようやく保護出来た時
体重が4.3㎏になってたのは驚いた(笑)

けど、一番うれしかったのは、オペ&口腔処置後初めて焼きカツオやシーバをおいしそうにガツガツ食べる
ぎんちゃんを見た時だなーやっぱり。

だから、お花と一緒にたくさんのゴハン持たせた。
   
ちょっと重かったかな?(笑)みんなで分けるんだよ~。

ホントはね、できることならもっといろんなもの、まだまだたくさん食べさせてあげたかった。

できなくて、ごめん。

    

ぎんちゃん。一緒に暮らしてくれてありがとう。いつかまたね。

仕切り直しのぎんちゃん

2013年09月04日 | 口腔内トラブルとケア
歴代お庭番 定番の場所で涼む「ちょびこ」

上面の凹みがフィットしてイイ感じなのかもね(笑)
極たまに、隣接する住宅地にある畑へ遊びに出かけるみたいだが、それ以外は殆ど庭で過ごしている。
基本、猫が苦手だけどトラのことは大好き。ちなみにビバ・シーバな共通点があっても、ゆきちのことは
嫌いなようで、めっちゃ威嚇(爆)なにがーどーなのか、一度聞いてみたい。すっげー聞いてみたい。


酷暑の最中に状態を崩したぎんちゃん。
一時もち直したように見えたが、その後また徐々に下り傾向…。が、下りきっちゃって
どーにも食べられないというわけでもない、でもなんだかすっきり食べられない。
ウェットは見るのも嫌、カロリーエースとミルクは飲む。お皿を変えてもそれは変わらない。
ドロドロでないとダメなのかと思いきや、ドライを食べてることもある(丸飲みだけど)。
出血は特にしていないし、流涎増加もない。グルーミングもしてないわけじゃない。
口内炎の痛みで食べられないのか?脱水なのか?それともそれ以外の病態を併発しているのか?
いろいろ考えられることはあり、やれることはやってみた、その上で改善できないなら苦痛や異常を
それ以上先延ばしにすべきじゃない。
3月の処置からそろそろ半年経つこともあり、食べたいけど食べられないのか・食べたくないのか
その食べない理由を切り分けるため、ぎんちゃんをびよいんへ。

保定用の洗濯ネットから「出せる?」と院長。「やったことない」と私。「だせそうじゃん?」と院長
「いや~勧めませんよ」と私。そんなやり取りの末、ネットから後肢だけ出してなんとか採血終了。
「顔出したら跳ぶかな?」と院長。「たぶん跳びます」とスタッフ&私。結局ネット越しにその他諸々
のチェック(笑)
・発熱なし。呼吸音問題なし。頸部および体幹のリンパ節等の腫脹なし。
・口腔内はライトの向きを変えつつ苦戦。…が、やはり口臭がかなりあり、以前のような明らかな出血は
 ないが特に右口角周辺の炎症が酷く、口腔内は全体に赤く炎症が拡がっている。が、前回と比べて
 悪化しているという印象ではない。
・血液検査データ Ht 33.4% WBC 5300 BUN 13 Cre 1.2 GO T23 GPT 26 T-Bil 0.2>
・BW 前回3月オペ時測定 4.1㎏  今回 4.5㎏
・X-P 2方向 ごくごく軽度の心肥大 肺野はきれい。腎・肝陰影に問題なし。腸内に少しガス有り。
 お腹周りの脂肪が多め。

…どうやら心配していたその他臓器の異常ではなさそう。やはり痛みによる食欲不振と判断するのが
妥当だろうと。


若干脱水気味だったようで、補液50ml程度+ステロイド+抗生剤を皮下注。
ジスロマック20mg/日とプレドニン5mg/日で内服の処方。
これで痛みが退いてくればおそらく食べだすのでは?との由。

今回、前処置後の投薬量に戻したので痛み&食餌の状況をチェックし、可能ならステロイド減量の方向で。
今後ステロイドを継続して使用するリスクも考えて、いずれNSAIDsへ移行させる時期も来るだろうと
いう事、歯石クリーニングや抜歯等の可能性については麻酔やその処置効果の評価判断にもよるが
現時点では予防的全抜歯も含めて外科的処置の対象・時期ではないと思うとのことだった。

治療とケアについて話している中で、院長が「進行性の病態だということを受け入れること」が
大事だと思うよと。…そうだよなぁ…。そうなんだよなぁ…。わかってたつもりなんだけどね…。
ある一定のレベルまで戻してあげたい、出来ればレベルを上げてやりたいとつい思ってしまうけど、
戻すこと・上げることに躍起になるより、落とさないことが大事なんだよね。

びよいんではレントゲンまで撮られてビビり倒しだったぎんちゃん、帰宅してケージに戻したら、
案の定めっちゃご機嫌ナナメだったorz
でもお詫びに出してみたカロリーエースを躊躇なく飲み干し、「ごちそうさま」のしゃーもいただけたので
夕方は避けられ続けてたウェットを久しぶりに出してみた。すると…
             「これ、やっぱウマいよね!」
と言ったわけじゃないが、ものすごい勢いで食べる姿にちょっとボー然。朝まではウェットを見るだけで
めっちゃ嫌そうにしてたのに…
その後ドライも食べつくし満足したのか長ーくなってウトウトし始めた。
ここ数日はいつ覗いてもクッションの上で蹲っていて、それがなんだか大変そうに見えて気になっていた。
が、ようやっとぎんちゃんらしいお寛ぎ姿に戻ってくれて本当にホッ。

現在はステロイドを隔日投与に減量中。
ぎんちゃんの状態維持には投薬が欠かせない。でもそれなりに副作用のリスクがあり、できるだけ
薬量は少なくしたいのも事実で、オフできるものならそうしたい。
前回、様子を見て減量してよいと言われていたのもあり、減量を繰り返し、一時はオフにした。
もちろんその間ぎんちゃんは食べていたけれど、今思えばなんとか食べれていただけなんだよね。
投薬量が最少である事がぎんちゃんにとって最良であるわけじゃない。そんなことが分からなくて
結局ぎんちゃんの状態を少しずつ落としてしまったのだと思う。
大事なのはぎんちゃんが「きちんと食べ続けられること」焦らずゆっくり、今のぎんちゃんにとって
最良の投薬量を見極め、そしてそこから、また先のことを考えよう。

ウェットお代わりしました。おいしかったのでお礼にWしゃーしときました。大サービスです。
     
やっぱちょっと太めっすかね?


ちょびこの背に隠れがちだった「トラ」相変わらず控え目ながらも、ちょっとずつ自己主張も
はじめたりして(笑)ひとりで勝手口へやってきて「ごはんくださーい」と啼いてみせるようになった。
しかも私だけじゃなくダンナにも(爆)…で、時々「トラにゴハン出しといた」と報告される。
茶トラ気質も手伝ってか、先日はなんと背中を触らせてくれた@ゴハン中。
以前よりも庭で過ごす時間がグッと長くなり、態度にもちょっと余裕が(笑)

トラちゃん、キミはいいお庭番になるよ。

そして店横の入り口、プレハブ冷蔵庫の上のうるさいヲトコ「ぼくちゃん」
出没は不定期3日も4日も姿を見せないときもあれば、やってくると2~3日滞在してひたすら食う食う。
冷蔵庫の上から私やダンナを見つけると「げーぼーくーごーはーーーーーん!!」と催促の歌を歌う。
デカいだみ声でww

ものすごい大食漢だけに姿を見せないときもどこかで食べているんだろうが…どこなのか謎。

気を抜くんぢゃねぇと言われた気がしたw

2013年08月06日 | 口腔内トラブルとケア
まぁどこにも口うるさいヒトっているわけで、取りたてて珍しい存在ではないのだが…。
毎日曜日に参加している朝市にもそんな感じのヒトが出没する。
実際には、少し離れた場所で催している別の朝市から折に触れて出没する。
朝市を始めたのはその人たちのほうが先だからね、ココロを鎮めて拝聴すればありがたーいアドバイス的な
モノもたまにはある。でもそれをあんなふうに嫌味たっぷりまぶして表現するのってある意味才能ww
果ては「あんたたちがこんなとこで朝市をはじめたせいで、うちのほうのが売れなくなった」って
逆切れする。
そのくせ「こんなもの持ってきたって売れないよ!」とか「こんなやり方じゃダメだね」とか言う。
ダメでいいぢゃん(笑)ココの朝市で売れないほうがいいんでしょ?その分そちらの朝市のほうで
売れるんだからいいじゃんか(爆)わけわからんなー。
口うるさくめんどくせーヒトは地元在住のおばちゃんだ。もちろんみんな名前知ってる。
でも誰も名前を口にしない、ただ「あのおっかないおばちゃん・笑」ってww
それってつまり… She who mustnot be named 的な感じ? ヴォルデモートかよ(爆)


梅雨ってホントは明けてなかったんぢゃねぇ?みたいなじめじめあつあつな陽気が続く中、ぎんちゃんが
調子を崩し食べれなくなった。
3月半ばの処置後、抗生剤とステロイドのお世話になってはいるけれど、まずまずな食いっぷりで
夏を迎えたぎんちゃん。
7月半ばにはかなり好調キープ、ウェットもごく普通のアダルト用の形態のものを食べられるように
なっており、少しずつだがドライに口をつけることも多くなってきていた。
ドライが食べられるようになると、ウェットに比べて腹持ちがイイから定期のウェットを食べないことが
多くなり、また気温が高くて傷みやすいから皿を下げている間にドライを食べる感じになっていった。
まぁドライを食べられる位になったということは喜ぶべきことであり、この調子ならちゃっぷさんの
ように抗生剤だけでコントロールできる日も来るんじゃないか?なんて思っていた。そんな矢先…
あれ?ドライも大して食べてないのにウェットも食べないよ?な日が続くようになった。
投薬はしなくちゃいけないので、ミルクに薬を溶かしてなんとか飲ませていたが、ミルクが入ると
そのほかのドライもウェットも「ぎんちゃん、いらない」状態で、お皿にオシリを向けてしまうか
外暮らし時代によく見せていたゴハンを前にじぃぃぃぃぃーっと思考タイム。そして食べるという答えは
まず出ない。
置いておいてもまったく口をつけない。口内炎が悪化したのか?とまず疑ったが、むしろ流涎は
それまでよりも少なく、軽いグルーミングも時々している。口腔内の痛みの憎悪が食欲不振の原因とは
考えにくかった。
ぼんやりだるそうな雰囲気はあるが、食べていない上日頃から動き回る子では無いし…それ以上の異常にも
気づけなかった。
じゃあなんで?どこに見えない身体的不調があるのか?いやいやいや…いくら自発的に出てこようと
しないからって言ってもケージ生活ももう5ヶ月だ、その影響もあるのかも…。
背を向けたのを見計らって、背中をひとなで。盛大なしゃああああああー(怒)をいただき…んーでも
急激に痩せてきている感じではまだない。でもなんで食わない?食わなくなった???
ちょうどその頃、具合が悪い猫友さんちの子関連で体内の水分量についての話題があった。猫友さん
ご推薦の素晴らしいHPを拝見しながらハッとした。

ぎんちゃんの不調…もしかして水が足りないんじゃないの????

保護前からごく最近までぎんちゃんのゴハンは多少の形状の違いはあってもほとんどウェットだった。
それがドライを食べ始めるようになり、つれてウェットの摂取量は減った。
処置前に比べればかなり減ったとはいえ、口腔内の炎症と痛みによる不快感からぎんちゃんは流涎が
結構多い子だったはずだ。
ウェットタイプの食餌から猫は相当量の水分を得ることができる。ではウェットを食べなくなった
ぎんちゃんの飲水量はその分増えていたか…いや特に増えたとは思えない。
では尿量は?問題になるほどではないが、以前よりも減ったと感じている。
流涎が少なくなったように感じたのは、口腔内の状況が好転したからではなく、単に体液量が足りなく
なっている…つまり脱水傾向だからなんじゃないか…?

ぎんちゃんはひどく臆病な子だ。今でも申し訳程度にケージの上に載せている布を取るだけでかなり
パニくる。ま、以前に比べれば復活は早くなったけどww受診となればケージの中でさえ大捕り物に
なるだろう…と覚悟&準備したうえでその前にひとつ試してみた。
食べないとは言っても食欲廃絶というわけではない。だから補正が可能かもしれない。
外暮らし時代からなぜかぎんちゃんカロリーエースが大好き。昨年のカピカピぎろぎろの状態でも
興味を引いたミルクは飲めた子だ、うまく飲めれば水分もカロリーも摂れる。
これがビンゴ。
なにを出しても知らん顔だったのに、むっくり起き上がっておもむろに飲み始めたじゃないか(喜)
慌てて滞っていた薬も溶かして投薬再開、様子を見ながら翌朝まで数時間おきに飲ませてみた。
朝になり、様子を見に行くとトイレには多めのしっこがしてあり、食べないけど…置いたままだった
ドライの皿に僅かに食べかけた痕跡発見。
慌ててトロトロ系のウェットを出したら食べたよ食べたー(号泣)おかわりもしたよおおおおおおーっ
そして…そこからの復活は早かった(笑)←いやー今だから笑えるが。
         「きりっ!」
ぎんちゃんはたぶん健康な猫に比べて生理的体液の喪失が多いのだろう。その喪失分を飲水+食餌から
補っていたが、水分量の多いウェットからドライに移行したことで、図らずも水分の摂取量が少なく
足りなくなってしまったんじゃないのかな。しかもこの暑さだ。
実際に食べられなくなった引き金は、痛みだったかもしれない。
でもそこに脱水が加わればさらに食べれなくなるのは当たり前なんだよ。
散々じいさんの熱中症がーーーとか書いててこの有様な自分にめっちゃ腹立つわ。
ごめんよ、ぎんちゃん。。。

脱水は簡単に起こるけど、全身性に影響を及ぼすとてもとても危険なもの。
昨夏、ぎんちゃんが極度のるい痩状態に陥ってしまったのも、今回と似たり寄ったりの悪循環の
結果だったんじゃないかな。
日頃さまざまな気づきや学びを共有している猫友さん。…とはいえ私のほうが学ばせてもらうことが
殆どなんだけど(苦笑)今回も別件の症例からではあったけれど、そこに大きな気づきを与えてくれて
本当に感謝。ありがとう!

ぎんちゃんは現在、ウェット朝晩 合間にカロリーエースやミルクを飲みつつ小腹が空いたらドライを
少々…な感じで食べられている。
水が足りてきたら、やっぱり流涎も復活してきたけれど、よだれで汚れてしまうジェルマットのカバーを
こまめに替えてやるとそれでもゴキゲンさんで過ごしてくれているように見える(笑)

ずっと気になっていた子を保護できたこと、多少なりとも加療できたことでちょっとしちゃいけない安心を
しちゃったなって感じ。金鳥ではなく猛省の夏。

いろいろぼちぼち

2013年04月09日 | 口腔内トラブルとケア
そういえば…発売早々にゲトしてきたカルピスソフト、冷蔵庫に入れっぱなしだったことに今朝気づいたんだけど(笑)
パンはトーストしちゃったし、実はミルクやバターたっぷりリッチなフワフワパンより、噛みしめて
味わうリーンなパンなほうが好きだったりしてwwなかなか食する機会がない事にも気づいた次第(爆)
新し物好きの衝動買いは止めましょうってことね~。で、食した方おられます??ホントにカルピスの
味するの????

桜の花も散って、本格的な春の作業の日々。昨年までイノシシにやられ放題だった砂防ダム上の山も
さすがにちょっと…ってことで、足場のイイところ限定で電柵を張った。周辺にはニンゲンには無理!でも
イノシシなら大丈夫~な場所が在り食べることには事欠かないだろうと思うのに、やっぱりできるだけ
楽なところから食べたい掘りたいのはヒトもケモノも一緒(笑)電線の直下のたけのこを掘るというド根性な
イノシシもチラホラ。鼻先が触れたんじゃあないかなぁ?と思うんだけど…。でも少し頭数が減ったんじゃ
ないかな。この山に通うこと数年。未だかつて遭遇したことがないものに先日初遭遇。それはヘビ。
いやー実に気持ち悪いプリントのヤツww自分ではちょっと息を飲んだ位のつもりだったけど、けっこう大きな
悲鳴を上げたらしい(苦笑)ホントにヘビ嫌いなんだよぅぅぅぅ。ちなみにじいさんはヘビ年。
マムシをはじめヘビ類はイノシシの好物。だからイノシシが多いところにはヘビは居ない。つか居なくなる。
それが居た!ということはやっぱり天敵=イノシシが少ないんだろうな…と。ここ数年増えてたからなぁシシ…。
自然の摂理・減少のターンなのか、単に害獣駆除の効果が出てるのか分からないけど。
いずれにせよ本格的なたけのこシーズンに突入っす。けど…もうヘビに遭いたくねぇーーーーーーーーーーっ。

数えてみると、まぁ猫の数は少なくは…ないか(笑)と思うけど、大きなトラブルを抱えた子もおらず
現状落ち着いているかな。
小さな問題や心配は考えていたらキリがない。日々できることをその時最良と思ったことを重ねていくだけ
なんだってことを猫たちに教えてもらった気がしてる。

先日まで、わりととらぶりゅーだったぎんちゃんも、今はまあそれなり。
処置後5mg/日で開始したプレドニンは少しずつ減量、現在2.5mgを隔日投薬にて経過観察中。
流涎の発現や食べ方の変化も見られず、口腔内の状況はコントロールできている感じ。
ステロイドはオフできればそのほうがいいが、ここはちょっと焦らずゆっくりウイニングを図って
いこうと…。もちろん最終目標はオフ。現在はぎんちゃんの大好きなミルクにサプリメントを加えたりしつつ
その方向を探っているってところかな。
食餌量も落ち着き、伴ってお腹の調子なども改善安定。食べて寝て、静かな日々を送っている(と思う・笑)。

今週で処置後1か月。ゴハンも順調に食べられているしそろそろケージフリーも考える時期だと思っているが
こちらに関しては…まだまだってところかなぁ。
保護部屋をラティス越しにそぉ~っと覗くと、そこには…
なんだかんだ言っても日に日に湯たんぽの使いこなしが上達しているという揺るぎ無い事実がある。

こうしてお腹を温めると気持ちいいよね。

変形すまん寝ww よく庭でもやってたね(笑) つまりそのくらいリラックス。


以上ラティス越しにケータイでそっと撮った画像。でも私が保護部屋に入ると、もしくは入ってきそうな
気配を感じると

上段のベッドにダッシュでイン。
保護したての子を落ち着かせるためにケージに掛け物=セオリー。ぎんちゃんケージもご多分に漏れず
なんだけど…現段階で掛け物を完全に取るとケージ内で行き場をなくしてパニックww
布で覆われたケージ、特に上段のベッドの中が今のぎんちゃんにとって一番安心できる場所のよう…。
ということで、こちらもゆっくりゆっくり。

隣室のMNコンビも元気。

ニッキさんがコロコロ太ってけっこう重たくなった。もじゃは…もともと重いな(笑)
だけど抱っこ大好き。こちらが重さに耐えられれば、いつまででもウットリ抱っこされている。
排便状況OK。相変わらず仲のイイ二匹。


ウォルとふわりも大きな変化はなし。現在、療法食は完全オフにしているが、ウォルの排尿状況に問題は
なさそう。最悪時には尿を吸ったペットシーツにストルバイトが光って見えたものだけど、今はそれも無し。

むーしーろーふわりのしつこい毛玉と軟らかくないのにオシリに付いちゃうウンチのほうが問題(爆)
しかもめっちゃ抵抗して梳かせない取らせない切らせない拭かせない、もちろん洗わせない(苦笑)
苦節8か月?最近ようやくブラッシングってわりと気持ちイイかも?と気づき始めた模様orz
上から見るとサラフワ~だけど腹がね…毛玉女王健在で号泣。
そしてふわりのツラかった日々の名残…眼瞼周囲炎はよくなったりぶり返したり…で眼軟膏が手放せない。
酷い時には前夜きれいに拭いて眼軟膏をつけても、翌朝にはこんな感じ。今はだいぶきれいになったけどね。

本猫はよく食べ、眠りそのうち家が壊れるんじゃねえ?みたいな大暴れの毎日なんだけど。
ただ、ふわりはキャリアだしね、「その見えている元気」に安心してはいけないということは十分わかって
いるつもり。

庭の子たちはマイペース。
季節柄流れ猫が多くて、先日はぼくちゃんが自前で?ピアスホールを開けてきたし、ゴローちゃんも
しょっちゅう噛み傷を負っているけど、庭ではどの子もご陽気隊(笑)



外暮らしは楽じゃない。
だけどここではたくさん食べて、好きなだけのんびりしてね。

春だね。

2013年04月01日 | 口腔内トラブルとケア

遅咲きの梅に花桃、しだれ桜と山桜とソメイヨシノが一緒に咲く春(笑)今年こそ見に行こう!と思っていた
例のお寺のウコン桜もすでに満開だったそうで…来年のリベンジが決定!
予定していた日取りでは桜が散った後の悲しい「桜まつり」になってしまうってことで1週間前倒しになった
日曜恒例:朝市グループの桜まつり。今回だけ場所を桜並木へ移動、売り子をしながらお花見っす。

生憎の曇り空…時々かんべんしてよ~な雨がポツリポツリ落ちてくることも。
朝市には、たけのこやわらび、タラの芽、コゴミがぼちぼち並びはじめ、春がきたね!って感じ。
しかーし、うちのたけのこはまだ姿を見せていないので今回はシフォンケーキや梅干しなどで商売ぢゃ(笑)



  ↑ 桜の塩漬けを入れたプレーン生地のシフォンと小豆の甘納豆を入れた抹茶生地のシフォン
    前日朝から鬼焼き(爆)こだわりの?手動メレンゲ作りで煩悩も吹っ飛ぶww

露地物の野菜は今ちょっと端境期なんだよね。なので仲間のおばちゃん&おいちゃんたちもそれぞれ
手造り品。少し肌寒かったせいもあって、おばちゃんお手製、搗き立てのお餅入りお汁粉が飛ぶように
売れていた。
私のシフォンも梅干しもおかげさまで完売。自分の労力を考えると儲かったのかどーかよくわからないが
新しい仲間ができ、つながりが拡がっていくのはいいもんですわ。


さて、ぎんちゃん。
術後順調に食べられている…ということで、11日目~ステロイドを隔日投与へ減量(抗生剤は同量継続)
している。
まだ食うのかーーー!!と驚くほどだった食欲も少しずつ落ち着いて、今は朝晩ウェットパウチを
1袋ずつ定期で食べ、それ以外はドライをかりかりやっている。最初は小粒のものや薄めの形状のものを
選んで与えていたが、現在は基本みんなと同じフードを特に問題なく食べている。
日にちが過ぎて、精神的にもちょっと変化。周囲の環境に意識が向くようになったようで、たまーに
ちょっと啼いたり、ニンゲンに対する恐怖や警戒<食欲だったものが、恐怖や警戒>食欲になり(笑)
そんなわけで、静かな部屋のケージの下段で湯たんぽにもたれてダラ~ンと長くなっていても、私が部屋に
入るなり慌てて上段のベッドへ上がってしまう今日この頃(爆)そんなに逃げんでもええがな~ww
ま、元々遮蔽物を挟んで1メートル以上の距離程度のお近づき度だったわけなんで、ケージ越し30㎝で
顔をつき合わせて威嚇しない&退かない…のはむしろ進歩なのかもしれない。なんでもポジティブに
考えないとね!
ダラダラだったよだれはステロイド減量に入ったあとも出ているようではない。そうしたもののチェックも
兼ねて(ぎんちゃんには毎度ビビらせて申し訳ないが)ベッドの敷物などを度々替えてみるのだが、特に
汚れてきてもいないので、実際に炎症も伴う痛みもかなり軽減しているのだと思う。
ここから先、ステロイドをさらに減量してどうなるのか?が問題といえば問題だが…とりあえずやれやれ。
ヒト馴れは、できればもうちょっとしてもらえると理想だが…そもそも今回の保護の目的は「ぎんちゃんが
ちゃんと食べられるようになること」、そういう意味では目的はクリアできているし、ぎんちゃんが現在
置かれている環境にそこそこ馴染んでいるならば、ヒト馴れ自体はたいした問題じゃないと思っている。
知らないところに連れてこられて、狭いケージに入れられて、それでも飲んで食べて出して、暴れもせず
ベッドも湯たんぽも上手に使いこなしているんだもん、上等上等。非常にエクセレント。
ここから先は時がそれなりに、その子なりに答えを出してくれる。それでいいじゃんね。

ミヤマツツジがポツリポツリと花をつけ始めた庭に、しばらく不在だったお庭番復活の兆し。


庭の真ん中で日向ぼっこちうのゴローちゃん。1匹で庭で眠る姿など見たことがなかったが、この春
めでたくお庭番就任が決定したらしい。歴代のお庭番のお気に入りの場所でくつろいでいる。



ちょび(オペ済♀)ともだいぶ距離が縮んで、お帰り~ただいま~の鼻ちょん挨拶を交せるように(笑)
「ココ」「ミミ」「ぼくちゃん」「ゆきち」時々「なな」が不定期に顔を出すけれど、オペ済みの
子たちは場所を争うわけでもなく、空いている場所で食べていく。

顔ぶれはだいぶ変わったけど、今年もまた春が来た。

その後のぎんちゃん

2013年03月19日 | 口腔内トラブルとケア

なんだかんだ言っても同じプリント同士仲がイイ「茶白ーず」の面々
出窓でおひさまキター

もう3月も後半戦…夜明けも日に日に早くなり、ツバメも帰ってきて、今年もそろそろあのシーズン。
下準備のため3月に入ってから竹林に入っているが、シーズン以外は足を踏み入れない砂防ダム上の山は
また見事に崩れていたww ←以前の様子はこちら
なんとか登れても掘ったたけのこを背負って降りてこれない…行きはよいよい帰りは恐い状態(爆)
おまけに数は少なかったけど、いのししさんはもうたけのこを掘り当てて食してあった。すげえなww
そんなこんなでしばらくお休みは山に籠りまつ(笑)

さて保護部屋のぎんちゃん。
@ケージのままラティス越しにMNコンビとご対面も済ませたが、なんつーか、わりとどーでもいい感じ(爆)
最初はお互いに啼きあっているのだが、毎回1分ほどで終了。あとは全くお互いに関知せずみたいな。
外にいたときから、全然知らない仲ではないと思うが、隣室が誰なのか分かった瞬間、互いに興味を
無くしたというか…(笑)まぁ威嚇の嵐よりは助かるけどね。かわいこちゃんでなかったからなのかー?

身柄確保・オペから1週間。保護部屋生活@ケージも5日過ぎたぎんちゃん。意外にもお寛ぎである。
3日目ぐらいまでは手を近づけるとシャーシャー威嚇をしてきたが、昨夜からはそれも殆どなくなった。
もっともこちらも積極的に触ろうとしないので、どのくらいまで許容できるのか分からないけど(笑)
少なくとも日々のお世話をする中で作業をためらうようなことは無く過ごせている。
あれほど酷かった流涎も止まり、初日に感じた口臭や体臭もだいぶ消失。
痛くない事が不思議なのかなぁ…とにかくよく食べる。食べすぎるほど食べる(笑)
とろとろウェットをえづきながら飲んでいた子とは思えないがっつきぶり。ドライも問題なく食べられる。
これまでまったく口をつけることができなかった…というか、目の前に出されると恐くて逃げ出してた
焼きささみも↓この通り。あっという間にペロリと1本完食。




処置前より、ステロイドが多め&きっちり入っている影響は大きいだろうが、こうやって食べることで
ぎんちゃんの「食べる=痛い」という記憶が「食べる=おいしい」に上書きされたらいいなぁ。

ゴハンとトイレ以外は上段のベッドに香箱組んで籠っていることが多いが、コッソリ見に行くと下段の
クッションに座っていたり、ベッドの中で横倒し~のリラックスポーズで寝ていることもある。
外ではとにかく臆病で、わずかな様子の変化にビクビクしていたものだが、ケットを交換しても全然平気。
むしろフワフワ~(喜)って感じで顔をうずめてる。




まあ今後のことはわからないが、とりあえず今のところぎんちゃんはそこそこ落ち着いて暮らしてくれて
いるようでつ。





時間はかかっても、少しずつでも


いつかココがこんなふうに


ぎんちゃんにとっても


「あたりまえの自分の居場所」になってくれたらいいなぁ。


ぎんちゃん オペ&口腔内処置済みました。

2013年03月15日 | 口腔内トラブルとケア
    
                     青空に河津桜のピンク。
季節の変わり目…とはいえ、暑いくらいの日と真冬並みの日がめまぐるしく入れ替わりでは
何を着たらいいのか、何を片付けたらいいのかさっぱりわからんww
花粉の飛散量にもやられっぱなし。薬を変えても、増量しても全然効かないorzでも眠い。気づくと寝てる。
これを書いている今だって、さて、いつまで意識があるのか定かぢゃない(爆)そんなわけですみません、
あちこち不義理しっぱなし…ああ、本当にごめんなさい

口腔内トラブルを抱えているぎんちゃん。
昨年9月に現れたときには、これ以上無い…というほどの痩せ方、口腔から膿様の涎があふれていた。


臆病でなかなか十分に手を掛けてやれなかったが、擦ってミルクでのばしたとろとろウェットと
継続投薬で次第に持ち直し、本格的な冬を迎えるころには、前足が汚れた時々よだれが出てる…
遠目にはまぁごく普通の体格の猫(笑)に見えるくらい…になってくれた。
…が、ここからが行きつ戻りつ。調子よく食べてるなーと思うと、突然えづいて次の瞬間からもう
食べられない。瞬間の痛みは退いても、出されたゴハンが怖い、お皿が怖い。
投薬を続けても、ダラダラじわじわ止まらない口腔内の出血と痛み。
特に両口角の潰瘍部分から出血することが多く、そうなると口腔内の不快度もさらに強くなるのだろう。
お皿のまえで何時間も座り込むばかりで食べられなくなる。
暑さ・寒さをはじめ、外の暮らしは危険とストレスがいっぱい。なんとか体力を回復できてきているが
おそらく2大ウイルスの(良くても片方)を背負っているだろうと思われるぎんちゃんだけに、このままでは
微妙なバランスの崩れが命取りになる可能性が高いと考えていた。
投薬を継続して半年。とりあえず食べられてはいるが状況は決して良くなっているわけではない。
未去勢でもあるので、去勢手術ができればその際に口腔内の加療もしたいと思っていた。
しかーし。かつての「かしゃん」にも負けないほどの臆病さと食や周囲への興味の無さ(それだけカラダが
大変なのだろうが)がネックになり、肝心の身柄確保に苦慮。
経験豊富な猫友さんからアドバイスをいただいたり、あれこれ試したり。とりわけ、通いお庭番の
「ぼくちゃん♂」から多大な力添えをいただき(笑)
で、何か月も試行錯誤した割に、これかよ!みたいな極めてシンプルなものでぎんちゃん身柄確保。
かねてからお願いしてあったのでそのままびよいんへ搬送。
VETからは、一時の状態の悪さを加味して検査データ次第では処置が限られる可能性がある旨は
聞いていた。こちらの希望としては去勢手術+口腔内処置 処置の内容については現段階で可能な
もっともぎんちゃんのこれからを楽にしてくれるものを選択して欲しい…とお任せした。
検査はCRC/生化学・コンボテスト、その他必要なもの 外部寄生虫駆除・3種ワクチンをオーダー。

検査データ:Ht 42.7 / WBC 11200 / BUN 15 / Cre 1.4 / GOT 18 GPT 19 / TP 9.8
コンボテスト Felv(-) FIV(+)  BW 4.3㎏

去勢手術施行。
口腔内処置に関しては、術前にVETよりTEL。口腔内に広範囲の炎症の所見。相当量の歯石があるので
今回はそちらをクリーニング後、投薬管理で経過観察が妥当と思われるとのこと。
処置もトラブルなく終了。術後1泊。

見せていただいた術中の画像では、口角からぐるりと真っ赤な炎症。麻酔後、舌を引き出してみると
喉頭蓋までその炎症は拡がっていた。
口内炎の外科的処置としては、レーザー蒸散または抜歯(全抜歯出来れば最も効果的)があり、どちらも
それなりの効果は得られる。…がVETの経験上、ぎんちゃんのようにベースがFIVなどのキャリアの場合
レーザー蒸散をして一時的に回復してもすぐにまた再発・再処置になる子が多く、また全抜歯を行った
場合でも、確実に炎症が消失したり軽減するとは言えない。
ぎんちゃんの場合、すでに歯肉だけでなく喉頭蓋まで炎症がある。全抜歯を行ってもそのリスク対価に
見合う効果は得られない可能性が高い。
現段階で、ぎんちゃんの各種データは悪くない。それは侵襲の大きい全抜歯をやってみるなら今が
チャンスというとらえ方もできるが、逆に、このデータを維持できているのなら、身体的リスクを取り、
敢えて確率の低いことに賭けてみる必要はないのでは?ととらえることもできる。このような判断のもと
歯石をクリーニングし口腔内環境を整えた上、投薬で炎症をコントロールしていく…というぎんちゃんの
カラダへの侵襲が最大限抑えられた今回の処置になった。

術翌日、(VETは痛み止めが効いてるからねーと笑っていたが)朝ごはんのウェットとドライを2人前ほど
ペロリと平らげたそうで(爆)、どのウェットなのか教えろや!とスタッフに食い下がっちゃったわ。
御用達とか、ごくふつーのですぅと言っていたが。山ほど食べたのは事実らしい(笑)
そしてケージからの移動時に、ベテランスタッフさんに1発猫パンチをお見舞いしたそうだww先日ぽぽに
引っ掻かれて、また今度も…かえすがえす申し訳なし…が、彼女曰く、ぎんちゃんの諸々の反応は
家猫っぽいんだそうだ。「この子、馴れると思う」と。 ←← 信じるぞ。ふかーく信じるぞ!

帰宅後、保護部屋ケージへ。隣部屋のMNコンビの啼き声にちょっとそわそわ落ち着かず、まずはトイレへ。
このまま保護猫お約束のトイレお籠りが始まるのかと思ったが、次に見に行ったら上段に置いた猫ベッドに
きっちりおさまっていた。

ケージ越しに顔を近づけても威嚇等はないが、さすがに触ろうとすると火を噴く。
増設した中段にお水とドライとウェットを置き、ケージに布をかけてしばし静観。
これまで外ではそんなに感じなかったが、やはりこうして狭い空間に置いてみると、口腔内トラブルの子
特有の口臭とグルーミング不足による体臭が結構ある。ベッドの敷物に少しずつ被毛の汚れが移り、臭いが
消えていく頃には、ぎんちゃんの気持ちもちょっとゆるんでくれたらいいなぁ。

暴れるわけでもなく啼くわけでもなく…夜になって掛け布をめくってみたら、ウェットのお皿はピカピカ。
トイレにはしっこ玉。花丸合格なぎんちゃんの出来上がり。
その後、薬を混ぜたウェットを追加しておいたら今朝にはそのお皿もピカピカ。隣に置いたドライも
ほぼ食べつくしてあった。トイレにはしっこ玉とイイ感じのうんP。検査では回虫とマンソンを飼って
いると判明したぎんちゃん。今回、体調の安定を一番に考慮。内部寄生虫の駆除は時期を見て自宅で…
とのことだったが、この調子ならなんとか経口投薬できそう…ホッ。これらが駆除できたら、もっと
もっとふっくらぎんちゃんになれるんじゃないかな。

まだ緊張もかなりあるだろうが、ぎんちゃんはそれなりに落ち着いてきているように見える。
食べて飲んで出して、そしてベッドへ戻る。私が覗くと目を開けているが、そのうち瞼が重くなって
きてしまうらしい(笑)


10歳は超えてると思うんだよねーとVET。ぎんちゃんのその猫生の中には、ヒトと暮らした時間が
あったのかなぁ?
数年前、たくさん見かけたアメショミックスの子たちは、ぎんちゃんの血族だったのかなぁ…?


ぎんちゃんの猫生リスタート。さ!たくさん食べてゆっくり眠って、外暮らしの疲れをとろうね。


外暮らしのぎんちゃん、ラストショット。
身柄確保の数時間前。目の前に座り込んで「ぎんちゃん、病院行こうよ~お口治そうよ~」としつこく
説得する私をシカトするぎんちゃん(笑)

お給仕係は忙しいのであります(笑)

2012年10月27日 | 口腔内トラブルとケア
いつまで暑いんだろう?って言っていたのが嘘みたいー。いきなり秋だよ(笑)
「ちょっと風が吹いてくれないかなぁ」とぼやいていた朝の畑。それがここ数日「風吹くんぢゃねーよ!」
「足冷たいww」と身を縮こませている始末。日中との寒暖差が大きいから紅葉はキレイかもしれないね。

先日、受診の折に病院スタッフさんから実にかわいいものを「お預かりしてました」と手渡された。
  病院ブログからお写真拝借してます。うっかり出すとぽぽのすけにタックルされるので危険回避(笑)
       

手作りのウサギのお人形。ぷりちー!!ぷりちー!!患畜さん家族の方の手作り作品なのだ。
実はこのウサギのひげ、猫のひげを使っている。イイ感じの張り感を出すには猫のひげが最高なんだそうで、
「猫のひげ落ちてたらください!」ってお願いが病院ブログにうpされていたので、ちまちま拾って(笑)
何度かスタッフさんに渡していたことがあったのだよ。で、今回そのお礼ということで、頂いてしまった
我家の駄ネコずの生活廃棄物(爆)がお役にたつなんてー。かわいいウサギさん、ありがとうございました^^

季節のうつろいとともに庭の様子も様変わり。
8月の半ば、バニラが姿を消した数日後から、実は「もも」も姿を見せなくなってしまった。
その頃、数匹の未去勢♂がうろうろしていたせいもあったのかもしれないが、以来今日まで一度も
顔を見ることが出来ずにいる。
またちゃっぷの保護で空席になった勝手口の特等席には「ぎんちゃん」が座ることになったらしい。
勝手口は私の目が一番届くところであるだけに、ゴハンは要求し放題(笑)うまくすればニンゲンの
おかずの残りのお刺身なんかもゲトできたりもする、(ある程度ヒト馴れした)猫にとっては実にウマウマな
場所なのだ。
だから当然一番力の強い子がその席に座るのだろうと思いきや、不思議なことにそうではないんだよね。
なぜか常に、その時一番ケアを必要とする子が座るんだよね。ホントに不思議なんだけど。
当時勝手口に一番近かったのは「ゴロー」で、ぎんちゃんは家の周りをうろうろ、決まった居場所すら
無かったのに、いつの間にかゴローは階段下の駐車場へ移動、ぎんちゃんが当たり前のように勝手口を
占拠するようになった。
ここには隣の町内からやってきている大きなキジトラ(つか、デカくなっちゃった・爆)「ぼくちゃん」も
コンスタントに食べに来るのだが、体格・体力ともに勝負にならないはずのぎんちゃんが席を譲ることは
ないし、ぼくちゃん(近日去勢予定)も奪おうとはしないんだよね。

で、そのぎんちゃん。
一時は劇的に回復、ドライまで(丸飲みだろうけど)口にするほどになった。
本人も楽になったのだろうね、その勢いであちこち徘徊をはじめ、結果薬が入らなくなり、おまけに
どこかで食べたものが痛い場所にヒットしたりもしたんだろう…再び庭へ現れた時には、ミルクが
飲めるか飲めないか…のレベルまで思いっきり後退してたorz
そこからのリスタート。
ゴハンの形状を替え、皿の形状・大きさを替え、盛り方・量を替え・サーブするタイミングを替えて…の
試行錯誤。終いには泣きも少々入ったww
なにしろ食べられないことには薬が入らない。いや…食べられないから薬を飲ませたい。くぅぅぅー↓
…が、それでも僅かずつでも入った薬が効き始めたようで、しだいに食べられるようになった。
たーだーしー基本 口がイタイのはお前(アタシね・笑)のせい なので決まったお皿に、決まった量
決まった場所でドキドキしながらお給仕させていただいている。量を食べるのは皿を出す回数でカバー。
ニンゲンのゴハンを作る時間より、ぎんちゃんのお給仕にかかる時間のほうが絶対長い(爆)
  ↓ 勝手口を居場所に決め、ようやく食べられるようになってきたころ (10/11)


  ↓ 以前よりもちょっとだけニンゲンを怖がらなくなったような??? (10/22)



顔つきが若干穏やかになった気がする…気のせいかしらー?

現状、食べる量は増えてきているのだが、食べているものはa/d缶やペースト状のフードをミルクと
カロリーエースでトロトロにのばしたもの。固形物は一切受け付けない。見るだけで逃げていくww
また時にはトロトロのモノでさえ途中でえづいてしまい、食べるのをやめてしまうこともあったりして、
状況は行きつ戻りつ。また最初のころに比べて薬の効きも悪くなっているように感じたので、猫の大先輩に
アドバイスいただいて抗生剤をチェンジ。これが吉!よだれがほぼ止まって、食べ方に勢いが戻ったぁ!
  ↓ 木陰でウトウト。(10/26)


まだまだ十分食べられるという状態ではないが、気長に少しずつでも上向いて行ってくれるよう、下僕は
今日もせっせとお給仕に励むのであります(笑)

あー、そうそう。ちなみにこちらが↓キジトラの「ぼくちゃん」
       

保護部屋前の置き餌を食べに来だしたとき(数か月前)には、わりと小柄な子だったはずなんだが…錯覚?笑

ようやく秋めいてきたような…

2012年09月22日 | 口腔内トラブルとケア
さぼり癖がつくとイカンねぇ(苦笑)ここで書かないときっと次は10月だ…ww 
書いとこう…変わり映えもしてないけど(笑)

この夏から始まった日曜日の朝市。なんとか続いている。日中の暑さはまだまだ…だけど明け方は
だいぶ気温が下がるようになってきて、販売台に並ぶ野菜も様変わりしてきた。
早生の里芋や大根の抜き菜、さつまいも。それに伴って夏の名残の野菜たちが嫁ぎ先を失っていくのも
仕方なく…人気下降のオクラやゴーヤを生産者が自家消費する季節の到来。
当初は顔は知ってるけどなんとなく距離感のあった農家のおばちゃんたちともすっかり仲良くなり
情報交換の輪に加えてもらえるようになった。
おばちゃんたちはたいていみんな教えたがり(笑)培った経験と工夫の宝庫。聞かなきゃ損。教えて
もらわなきゃ損なのだ。無口なように見えていても、話しかけさえすればなーんでも教えてくれる(笑)
で、最近教えてもらったのがコレ↓で、「夕ごはんのおかずにしな」といただいたのもコレ↓

左が「ゴーヤの佃煮」右は…なんだかわかるかな?いわゆる「芋がら」里芋の茎を干したもの。
水で戻して甘辛く煮るのが定番の保存食材。ま、あんまりお目にかかることはないかも(笑)
実は私、ゴーヤが苦手でさ…なぜ好き好んで苦いものを食う!!んだと。でもこのゴーヤの佃煮は全然
苦くないのだよ。丸ごと茹でて水にさらしてから刻んで味付けするのだが、ホントに苦くない。
ま、栄養学的にはね、グラグラ茹でたらせっかくのビタミンCもなにもあったもんじゃないけど(爆)
ゴーヤの敷居が低くなるというか…つまりその…なんとか腹に収められる←ココ大事。
野菜嫌いな子も、自分で育てた野菜は食べられるようになるって言うじゃん。やっぱ、自分で育て
収穫した野菜はなかなか捨てられないもんです(笑)

変わり映えのしない日々ではあるけれど、ちょっと近況など。
新人さんというのか?どう括っていいのか迷うところなのだが、9月半ばから銀トラの子が庭へ
やってきている。
数年前から時々庭や藪で見かけることがあった、おそらく藪向こうエリアの子。今年の夏の初め
藪でぼんやりとしているのを見かけることが多くなり、どうもだんだん痩せてきているように
感じていた。タイミングが合えばゴハンを出してもいたのだが、あまり食べていないようでもあり
気になっていた。
8月の初め、出かけようとした私の目に留まったのは、痩せこけてよだれダラダラのその子。
おそらく口内炎で食べられないのだろう…とゴハンに混ぜて投薬を試みたけどまったく食べられない。
そんなことを繰り返すうちにふっつり姿が消えてしまった。
元気な者でさえツラく長かったこの夏の猛暑。あのカラダではとうてい保つまい…と諦めていた。
でも、生きてた。ホントに驚いたね。今月7日に階段下で姿を確認した時には。
ほぼ1か月を生き抜いてきたのだから、なにか食べられるもの・形状があるはず。そしてこの子には
強い生きる意欲がある。
そこから試行錯誤。ストックをひっくり返し、フードの形状を変えてみたり、盛り方・皿を替えたり
何種類の缶詰開けたかわからん(笑)まったく反応せず、さりとて動く元気もない銀ネコさんを前に
こちらも途方に暮れかけた時、ちゃっぷさん用に持ってたミルクに初めて反応。大量のよだれでうまく
飲めないけど、でも空っぽの胃に刺激になったんだろう。そこからは頻回にえづきながらも、出して
あったウェットを一心に食べ始め…いやぁーホント嬉しかったねぇ。
全身状態が良くないせいもあり、外部寄生虫による皮膚炎も起こしているようだったので抗生剤のみで
投薬を始めたけれど、食べて体力回復しない事にはね…。ってことで痛みのコントロールができるまで
ステロイドも追加してみることに。
翌8日もちゃんとやってきて、こわごわだけどなんとか食べ、満腹になったら少しくつろぐ余裕が
出てきたよう。



外の子は食べてくれない事には投薬が出来ない。痛みは恐怖。恐怖心が食欲に勝れば食べられない。
痛みの恐怖からなかなか抜けられない子は多いが、食べることは生きること。生きる意欲の強さが
食べる意欲を再び奮い立たせるのだとあらためて思った。



ボーッとしていて、カラダの向きを変えることさえしんどそうだったのが、少しずつ動けるようになり
葉ランの植込みから覗く瞳にも力が戻ってきた。
そして現在。逃げ足早っ(爆)なかなか写真が撮れないという…。



↑まだまだ痩せてるけど、だいぶネコらしい形になってきたのではないかと思われ。
ほぼ丸飲みだろうがドライも食べられるようになりステロイド減量中。抗生剤でコントロールできそう。
このまま太ってくれたら、猫友さんの見立て通り「もじゃ」系の猫になりそうだなぁ。
過ごしやすい季節は短い。来る冬はふわふわの猫さんで迎えられるよう、がんばれ!がんばれ!


保護部屋には友人宅から数日のご逗留。





腎不全で自宅輸液中のため我家で預かることになった「じゃじ」今回は単独でご宿泊。
…が、もう何度も来ている場所、いつも見ているヒト(私)なので(笑)終始リラックス。
前回の逗留時には脱水による便秘で少々大変だったのだけど、今回は食欲もあり排便もバッチリ。
輸液でのコントロールは今のところできているようでホッ。じゃじもまだまだがんばれ!がんばれ!