こんにちわ!ウォルです。実は…この春、ひとり暮らし始めました。
1階のワンルーム。ちょっと前まで保護部屋って呼ばれてた1室…あのツラかったオペの後
しばらく過ごした場所が…新居。ウォル部屋になりました。よろしく。←どんな風にだ?笑
昨秋の膀胱切開洗浄オペの後、保護部屋から猫部屋へ戻ったウォル。2週間強の不在も
まるでなかったかのようにスルッと仲間たちに溶け込んでいった。
でも年末に尿道閉塞を再発、その後も1~2回血尿がみられ投薬(なんとか飲めた)で改善。
想定内といえばそうなのだが…多頭の中に戻れば、食餌管理は不可能、最大限に影響を抑えた
フードと療法食を併用していたが、まぁ…ウォルのように結晶のできやすい体質の子には
あまり効果がなかったのは事実だろうね。
それでもぽぽのすけとくっついて穏やかな顔を見せているウォルを敢えてタイトな管理の下に
置く決心もつかず、きっかけもなく…このままのらりくらり、たまにやられたり、時にやりすごしたり
していけたらいいのかなぁ…なんて思っていた。
が、3月初めの夜。こそこそ廊下に出て行ったウォルがちっとも戻ってこないのが気になって
そっと覗いたら、トイレで真剣な顔をしていた。しばらく様子を見ていたら、そそくさと戻って
トトトトトンッとステップを上がり、お気に入りのカゴで眠ってしまった。
トイレには小さなしっこ玉が数個。閉塞はしていないが残尿感が強い状況では?と思われた。
翌朝までにトイレに籠ること数回、最初の内は小さくともしっこ玉が出来ていたが朝には全く
できなくなった。ただ触れてみても膀胱には大して溜まっていない…んー、でも前回のことが
あるんで一応受診。
「膀胱にはちょっとだけだね」と言いつつVETが触診している間に、しっこがじょじょじょー。
閉塞はやっぱりなしってことでステロイドと抗生剤打ってもらって帰宅。
が…残尿感は相変わらず。そしてその加減か、トイレの周囲~猫ベッドまでありとあらゆる場所に
しっこポタポタ。あらら…。
おまけにトイレにまでぽぽのすけが乱入。真剣な顔のウォルの首に絡みついてみたりでどーにも
こーにも。さすがのウォルにも残尿感が強く気分が悪いのもあり、イライラし始めたのが見て
とれた。
これはイカンなぁ…ということで、とりあえずウォルを保護部屋に隔離、症状が軽快・安定するまで
タイトな管理下&静かな環境に置いてみることに。
術後、激しく啼いて保護部屋での食事管理を諦めただけに若干不安だったのだが…あら?あらら?
ある意味知らない場所ではなかったせいなのか、それともよっぽどひとりでゆっくりしたかったのか
さっさとケージのベッドに収まり、おとなしく処置もさせ、あのハンストが嘘のように、療法食も
ワシワシ食べて…(驚)
残尿感が消失し、一回尿量が充分確保できるまでに数日を要したものの、ウォルは夜啼きもせず
すっかり落ち着いて過ごしていた。スプレーもしていない。
膀胱炎が落ち着いたからスプレーをしないのか?それとも単独生活だからしないのか?????
猫部屋に戻して確認してみたい気もするが、戻せば食事管理が緩くなるから結局その好転の理由を
特定判断することは難しいだろう。
そんなこんなで、(あくまでも暫定的だけど)ウォルは現在ひとり暮らし継続中。抱っこはまだ
出来ないけど、私が部屋にいる間はスリスリ+腹モフ要求で傍を離れない甘えたさん全開ちう。
仲間といることは嫌いじゃない、だけど多頭の暮らしは、ウォルにはちょっぴり大変だったのかも
しれないね。
猫砂がとっ散らかってるとこは脳内部分削除ぷりーず。掃除してから撮るべきでしたwwびっくり!
お寛ぎ中のところを、窓の外から1枚。
ウォルの半年ほど年上の姉猫「くろくろちゃん」の近況が届いている。里親さまご夫妻との
静かな暮らしを満喫しているよう。
この4月でめでたくシニアになりました。
(春生まれということで、獣医さんが誕生日を4/1に決めてくれました)
ウチに来た時はまだ1歳半だったことを思うと
5年以上一緒に暮らしているんですね。
ビビリで、来た当初は毎朝目が合うとしゃーしゃー威嚇する子だったのに
ここ何年もそんな姿は見てません。
たまに台所に入ってつまみ食いしてる所を怒られたりしますが
普段は悪戯もしないし大人しくて存在を忘れるくらい。
慣れるまで一筋縄ではいかなかったのに
実はこんなに静かで手のかからない子だったんですね。
最近はツンデレのくろくろも大分甘え上手になりました。
現在は、寛いでるダンナの足の間に挟まって寝るのがマイブームらしいです。
そして、リビングの作りつけの棚にジャンプして上り
置物のように座って、誰かが撫でてくれるのを待ってたりします。
親バカとは思いつつも、私達にとって世界一可愛い娘です(笑)
このまま、一緒に静かに歳を重ねていけたらいいなと思います。
あれからもう5年が過ぎたんですねぇ…。当時はまだまだ藪には猫がわんさかで
この先どうなるんだろう?って思っていました。そんな中、ご縁をいただいたくろくろちゃんと
里親さまの暮らしぶりにどれほど力をいただいたことか!
「外で生まれ、外で育っても、ヒトと暮らす猫になれる。」
簡単ではない、でも不可能ではない。体現してくださった里親さまに感謝です。