武道空手について

武道空手について様々

型にはまる

2021-01-06 22:51:55 | 日記
型にはまるというと、

凝り固まった考え方から抜け出せないというような...悪い言葉として使われがちですが...

武道空手のなかで、型は大変重要です。


型にはまる...ただ堅苦しいとか、形式ばったこととかではなく...

型は鋳型。その鋳型にはまることによって成形されて製品ができるように...

型にはまることによって、古の達人の身体感覚を転写してくれる...転写装置...コピー機!?みたいなものでしょうか...

もちろん、コピー機のように、スキャンしてガーっとすぐに出てくるようなインスタント的なコピーではありませんが...



武道空手は、型で伝わってきています。

ですが、いきなり型にはまると言っても、大変難しいので、

型を分解して、様々な”基本稽古”ができました。その場で手技・脚技を稽古する”その場基本”、様々な立ち方で移動して...身体の移動を使って威力を生んだり、相手からの攻撃の威力を減らしたり、鍛錬だったり...”の移動基本”...

それらも分解されているだけで、型ですから、型にはまることになるのですが...

分解型にはまって、本来の”型”にはまれる身体を創り、その型にはまる。



型にはまって、動き方...動きの原理、感覚を学び、その原理、感覚を使って動く、威力を生む、相手の威力を消す...

...そうやって闘うのが武道空手です。


型の中には、学ぶべき原理が詰まっています。


何も知らない状態で、自由に動いてみてください...と言うと、どのように動いて良いのか解らないもので...

動くということに戸惑いを覚え、いかに自由に動けないかが解ります...。

型にはまって、動き方を学び...そして動く...稽古を重ねて、自分の身体がより快適に、

より思い通りに動かせるようになっていく...



型にはまって、自由自在に...自分の身体がそうなっていく喜び、嬉しさ...武道空手で感じてください!


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