仕事で手のかかる案件が重なり、頭から湯気が出るどころかショート寸前。
これはどうにかしてリセットしなければ。
奥日光に行く時間も筑波山にのぼる気力体力も今はない。こういうときは裏切らない井頭公園。
渋滞とは無縁のR294をひたすらまっすぐ行けば1時間ちょっとで着く。
駐車場脇にさっそくビンズイ。
地面で植物の種や実を拾っていると聞いたことがある。
エナガが先頭を切るカラ類の混群に、園内で何度も会った。
めずらしくエナガがブレずに撮れたので記念に。
この見下す感じは何回見てもいいな。ちっちゃいのにね。
池に着くとヒドリガモが陸に上がって昼寝している。
水面にはオナガガモ、マガモ、カルガモ、ヨシガモにオカヨシガモと一通りお揃いで。
とにかく園内の紅葉がまっさかりですばらしかった。
ここにもカラ類の混群がやってきた。
とにかくリセットしにきたので、あまり必死で鳥は探さず(笑)冬鳥でもいればいいなあと思いながら歩く。
昨シーズンはマヒワの群れがよく来ていたけれど、今シーズンはまだ到着していないようだった。
急にどこかでベニマシコが鳴き始める。
以前、釣り堀のほうで見たことはあったけど、なんか高い位置から声がするんだけど…。
おっと、木のてっぺんかよ(笑)しかも逆光。でも背中の模様は間違いないし、鳴いているところも観察できた。
その先の木のてっぺんにはシメ。まあキミはそういうところが似合うよね。
笹藪からルリビタキの声がする。
ある程度距離を置いて見ていると、藪の中で動く様子がちらっと見えた。
いったん隠れてしまい、出てきた! と思ったらなんとソウシチョウ。
えー、ここにもいるのか。しかも10羽くらい飛び回っていた。
見失ったルリビタキは池側の薮と歩道をはさんだ斜面側の薮を行き来して、いつの間にか他のバードウォッチャーもやってきて、みんなで振り回される。
ちょっと人が多くなってきて、これは出てこないなと思ったので撤収。
カワセミを撮影するおじさんたちがいつも通り座っていたけれど、鳴き声がしても特に動かない。
たぶん「これ」と決めた構図があって、そのチャンスを待ってるんだろうな。
ミコアイサもいなかった。
落ちている葉っぱもカラフル。
駐車場近くまで戻ってきたところで、またルリビタキの声。
さっきのところとはかなり離れているので別個体でしょう。
歩道から少し外れているところで人の気配も少なく、しばらく様子を見てみることに。
出たー。これは若いオスかしら。
しばらく植え込みから出たり入ったりして、しっかり姿を見せてくれてうれしかった。
さて今度こそ帰りましょう、と、最後に池を双眼鏡でぐるっと見渡したんだけど、視界の端に違和感。
え? オシドリいるんだっけ??
いたよ。しかも絵に描いたようなオシドリ夫婦。
近くにで三脚立てて撮影していたおじさんによると、朝9時にこのペアだけ入ってきたそうだ。
ヨシガモと一緒にいるところがかわいらしかった。
ヨシガモが集まってぐるぐる泳いでいる。
オスはコガモのディスプレイみたいな動きをしていた。
楽しかった。煮詰まったら外に出てみるのが一番いいね。
●この日見た/声を聞いた鳥
- オシドリ
- オカヨシガモ
- ヨシガモ
- ヒドリガモ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- コガモ
- カワラバト
- キジバト
- オオバン
- カイツブリ
- カンムリカイツブリ
- カワウ
- アオサギ
- トビ
- カワセミ(声)
- コゲラ
- モズ
- カケス(声)
- ハシボソガラス(声)
- ハシブトガラス
- ヤマガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- メジロ
- ソウシチョウ
- シロハラ
- ルリビタキ
- スズメ
- ハクセキレイ
- ビンズイ
- シメ
- ベニマシコ
- カワラヒワ
- アオジ