図鑑を見て最初は「ハイタカ」と判断しましたが、大きさや水元公園での出現状況から見て、野鳥の会でリーダーを務めている方の意見もうかがって「オオタカの可能性が高い」としました。
SNSの鳥見グループによく出てくる「水元公園」。
東京の公園かぁ、遠いんだろうなと思って検索してみたら拍子抜けするくらい近かった。
地図をよく見ると、三郷市と松戸市と葛飾区が接するところにあるのね、なるほど。
ということで出かけてみると、広くてどっちに歩いていいかわからない(笑)
とりあえず駐車場から見える水辺に向かうと、湿地帯(通称ガマ田というそうです)にカメラを向けている人がいる。
あー、クイナが歩いてる! けどそのカメラマンさんがあまりにも必死に追いかけているので気の毒になり、見るだけでスルー。
ここもヒドリガモが多いなあ。
葦の中からアオジが出てきた。オスだねー。
カワラヒワも降りてきた。
大きな鳴き声でハクセキレイも。なんかくわえてる、ミミズかな。
タヒバリも登場。ここだけでもう楽しい(笑)
かわせみの里というところがあるというので歩いて行くと、途中の笹藪からウグイスが出てきて鳴いている。
えー、こんな時期にも藪から出てきて鳴くのね。びっくりして写真は撮れず。
林にはカラ類の混群も出た。
かわせみの里の周辺に着くと、いかにもカワセミがとまりそうな木がある水辺なんだけど、なぜかジョウビタキがカワセミのような動きをしている(笑)
オオバン、カイツブリもそこそこの数がいた。
コガモのみなさん。
観察壁もあったけど、どうやら常連ぽいおじいさんたちがチャリをとめて話し込んでいる。
池なんか全然見てない(笑)毎日通ってるんだろうなー、たぶん鳥とかもうどうでもよくなってると思うけど、外に出て人と会って話す場所があるっていいよね。
するとあまり見たことのないカモが泳いでいる。
でもよく見るとくちばしが特徴的…調べてみたらハシビロガモの夏羽。
あなたこんなにステキな模様だったのね!
結局ここにはカワセミはいなくて、またジョウビタキ。
バードサンクチュアリというところがあるというので、そちらに向かって水辺を歩く。
ポプラ並木とか大きな木も多くて、ツグミの声がする。
まだ下に降りてこないのね、もう年が明けたよ。
なんかシュッとしてる。
4番観察小屋に着くと、奥様バードウォッチャーのみなさまが観察壁の穴をのぞきこんで何やら盛り上がっている。
「何かしら? 猛禽は全然わからないわ!」
その気持ち、わかります。でもとりあえずこれはノスリでは…。
木をよく見ると巣がたくさん。カワウのなる木状態だ。
すると奥様たちがまた「きゃー、カワイイ!!」とおっしゃるのでその方向を見ると、目の前にカワセミがとまった。
メスのようでした。
これは確かにカワイイ。
しばらくの間サービスしてくれて、飛んでいきました。
最初にクイナを見たところに戻ると、茂みの中でアオジが鳴いている。
近くに行こうとしたら何かが茂みに飛び込んでアオジが大騒ぎ、すぐ上の木にいたカラスも大騒ぎ、そして飛び込んだ鳥が出てきてすぐ側の木にとまる。
だれ?
さっきの奥様と同じく猛禽類の判別に自信がないんだけど、オオタカほどの大きさはないのでハイタカだと思う。→オオタカのようでした。
結局、狩りは失敗した模様。
さっきの茂みの上にカラスがやけに集まってるなあと思ったんだけど、もしかしておこぼれにあずかろうとしているんだろうか。
毎日観察してたらそういうのもわかるんだと思うけど。
乙戸沼で見たユリカモメがここにもいた。
えさをあげる人も多いようで、完全に人慣れしてるというか、ベンチに人が座ると寄ってくる。
そうなるとちょっと怖いんだよな。こうしてるとかわいいけど。
羽根を広げているカワウを見て、今日はおしまい。
これくらいの距離だったらまた来ようかな。とにかく広いので、きちんと下調べをして行くところを決めてからにしようっと。
●この日見た/声を聞いた鳥
- ヒドリガモ(カモ類はよく見たらもっと種類がいたと思う)
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- コガモ
- カイツブリ
- カンムリカイツブリ
- キジバト
- クイナ
- オオバン
- ユリカモメ
- カワウ
- アオサギ
- ダイサギ
- コサギ
- ノスリ
- オオタカ
- カワセミ
- コゲラ
- モズ
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- メジロ
- ムクドリ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ハクセキレイ
- タヒバリ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン
- アオジ