秋晴れの朝。菅生沼でノビタキを探すチャレンジ。
これは何のたまごかな。
相変わらずモズがあちこちで鳴いている。
天神山公園の駐車場上の土手を歩くと、駐車場に植えられた桜の木が目の高さに来る。
シジュウカラとかエナガとかヒヨドリとか、今はモズがとまることが多いんだけど、ビンズイがいたこともある。
近づくにつれて、モズに似てるんだけど微妙に違う声が聞こえる。なんだこれは。
声を追っていくと、その桜の木の枝に鳥が見えた。やっぱりモズ…じゃないぞこれは!
アリスイだ。えー、いるの? 菅生沼では初めて見た。
そういえば1年前の探鳥会でもアリスイが出て、初めてちゃんと見たんだけど、そのときもモズに似た声がしたんだったわ。
これ以上近づくと飛んで行きそうだったので、ギリギリ判別できそうな動画を撮った。
春夏に北海道や東北で繁殖して、秋になると関東以西にやって来る(そしてアリを食べる)と聞いた。
そうよね、冬に雪が降ったり凍ったりしたらアリは食べられないわ…。
じゃあ6月に小清水原生花園で会ったアリスイも南下してきたかな。
沼のほとりまで行くと、この日もカモの姿はなし。
ダイサギとかカワウとか、あとカワセミが2羽で追いかけっこしていた。
遠くを泳ぐバン。親子かも?
カワウは2羽かと思ってたらあと2羽やってきた。
いや、今日こそノビタキを探すんだったわ。
でもこの中から鳴かない鳥を見つけるのはなー。
土手の茂みからキジの雌が3羽飛び出してびっくり。
腰が抜けるかと思ったよー、と見上げると猛禽。あ、あの羽根のすき間は前日にも見たミサゴだ。
エナガの群れ、ヤマガラの声を見たり聞いたりしながら、西側の遊歩道へ。
前日にミサゴがとまっていた枯れ木が見える位置にくると、え、昨日と同じ風景が見えるんですが(笑)
向きは違うけど、コピーかよ! と独り言がでてしまった。
いえ、もちろんここに居ついてくれるのはとてもうれしいのよ。
最後に若そうなモズ。
モズが多いので、木のてっぺんに鳥影があったり似たような声が聞こえてきても「どうせモズ」と思いがちだけど、違和感を無視しないでアリスイにたどり着けてよかった。
●この日見た/声を聞いた鳥
- キジ
- コジュケイ(声)
- キジバト
- バン
- ヒクイナ(声)
- カワウ
- ダイサギ
- アオサギ
- ミサゴ
- チュウヒ(かもしれない)
- トビ
- カワセミ
- アリスイ
- コゲラ(声)
- アカゲラ(声)
- モズ
- カケス
- ハシブトガラス
- ヤマガラ(声)
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス(声)
- エナガ
- メジロ(声)
- ガビチョウ(声)
- ムクドリ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ホオジロ