2年前試作で「化仏キャップ」というものを作った。
試作といってもデザインのみなのだが、キャップに仏像ピクトを刺繍することで“化仏”(菩薩の頭部にあったりする小型の仏像)に見立てたものを作ろうとしていた。
結局、単価の問題でモノは作るのを断念してお蔵入りさせた案件があった。
先月作業PCのファイル整理をしていたときにこのファイルを発見。
懐かしいなと思い久々に当時のデータをみてみた。通常の仏像ピクトよりデフォルメされたフォルムに新鮮さを感じ「もしかしたらこれはキーホルダーでもいけるのでは?」と思い、早速このデータをベースにブラッシュアップし新たなフォルムの仏像ピクトを「釈迦如来ピクト」として作成してみた。
通常のものよりサイズは変わらないがデフォルメされていることがわかると思う。頭部が大きいので通常のものより“かわいい”印象だ。
この出来上がったものの仕上がりが個人的に気に入ったので早速アクリルキーホルダーにもしてみた。
今回は素材のアクリルを2種類で制作。ひとつはいつもの蛍光グリーンで、もうひとつは乳白色に金インクの組み合わせ。乳白色x金は初めての組み合わせだったが、かなり相性がよく実験的に作ったものだったが大成功ではないだろうか。
(通常フォルムとの比較)
出来上がったものをtwitterにアップしたところ反応も上々だ。実際に手に取っていただき気に入ってもらえたらうれしい。
販売はBASEにて7月中旬を予定しています。お楽しみに!