ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

ヒグス機構によることは自発的破れであるとして

2009年06月03日 | Weblog
 先日の当ブログでは、ヒグス機構によることは自発的破れであるとして「そうして軽微に破れたカイラル対称性の破れから何が起こるのか?」ということを論じてみせたつもりだったのですが、幾分なりとも甘い論調に終わってしまいました。

実際問題として最初に何が起こっているかが不明確では読者に迷惑が掛かったでしょう!

 最初に存在する破れは、GWS理論こと電弱統一理論から来る《アイソ対称性の自発的破れ》ですが、むしろ「それに伴って質量の有るスカラー場が出現してヒグス粒子と相互作用を始める」からです。ところがユニバーサルフロンティア理論におきましてはアイソ対称性の破れはハイパーチャージによって生じており、ハイパーチャージは量子インフレーションからビッグバンへ移行する際に与えられます。

ということはアイソ対称性もまた完全に自発的に破れる過程ではないということになります!

 ここでも南部ゴールドストンボソンだけでなくその正反の複合ボソンが出現する伏線が見られるのです。そしてカイラル対称性はヒグス粒子によって他発的にあるいは強制的に破られたものですけれども質量を持ったスカラー場というゲージ場とはまた別の実在です。そうしたらそこで生じるのは南部ゴールドストン複合ボソンとはまた違った質量を持った複合粒子ではないかという推測が成り立つでしょう。

僕は良く知りませんがおそらくそれが《湯川コンポジット》と呼ばれるものだと思います!

 udクォークの場合にはそれはπ中間子を意味するのですがユニバーサルフロンティア理論で定式化しているπ中間子はさらに凝ったものです。ここでは湯川コンポジットだけではクォーク凝縮と同一であるに過ぎないと考えます。アイソ対称性が他発的にも破れた証拠であるN反N・N反T・T反Nやらの南部ゴールドストン複合ボソンがクォーク凝縮こと湯川コンポジットに憑依した実体がπ中間子だと思うのです。

さらに言って、おそらくニュートリノを除いたフェルミオンは自己場において往復しているでしょう!

南部をはじめとしてグラショウ等の多くのアメリカの理論学者にとってπ中間子の質量は無の如きものだったでしょうけど、

当ブログをはじめとしてユニバーサルフロンティア理論の世界ではニュートリノと比べたら電子の質量は無限大みたいなものです・・。

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1 コメント

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σ模型による要請をクリアー済み (buturikyouiku)
2009-06-03 10:07:26
>アイソ対称性が他発的にも破れた証拠であるN反N・N反T・T反Nやらの南部ゴールドストン複合ボソンがクォーク凝縮こと湯川コンポジットに憑依した実体がπ中間子だと思うのです。

アイソスピン空間でベクトルとしてふるまうπ中間子、と、質量0のスカラー中間子σを組み合わせた場の理論、が《σ模型》
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