ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

どうしてグルーオン抜きにハドロンことにバリオンが構成できるのか(1)

2012年11月26日 | Weblog
どうやら標準理論を支えているのはグルーオンに対する心情的で淡い期待や依頼心であるらしいw)

1979年にグルーオン事象だと公表されたイベントが見つかった時、その形状が見事で綺麗な3ジェットをしていた為、僕たちはかなりの間は3グルーオンが出たのだと信じてたりした。それが(おそらくは)bジェットがふたつ(ハドロン崩壊による)と余剰エネルギーのはけ口としてグルーオンがひとつ飛び出た話だということだった。

彼らは「その証拠にもう少し出力を上げたら4ジェットが出たから」てな話に持ち込もうとするw)

強い相互作用の理論(QCDこと量子色力学)によると、フォトンやW粒子など数あるゲージボソンの中で、光速度のグルーオンから光速度のグルーオンが生成するような素粒子はグルーオンだけだというのである。だから、3ジェット事象を少し出力を上げれば(グルーオンからグルーオンが出るので)ひとつ増えて4ジェットになり、そのことこそがグルーオン事象である証拠なのだと胸を張るのだそーだ。

だが、本当にそうなのだろーか、ほかの可能性は皆無なのだろーか?

モンテカルロ法とかいう強力な解析法が存在して、さらに雑音の出方などから、この「第三のジョット」はフォトンではないことが証明されると聞いた。と、いうかKEKのサイトに書いてあったのだけど(じつを言うと私はそれを外国の研究発表だと思っていたので我が国の実験技術の向上には目を見張ったものだ)さらに「Z粒子でもない」という可能性とその否定に関しては何も触れられていなかった。

これは有力なヒントである・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

単にうがった様な物言いというのではなく、率直かつ慎重な意見として「Z粒子であるという可能性は消えておらない」というべきだろうし、1993年の新型連星パルサーによるグラビトンかもしれないエネルギーのやり取りというのも、私としたら(まったく同じ機構だと想像されるという意味において)やはりZ粒子のイベントではなかったのかと疑っている。いずれもクォークという存在が「中性過程ではフレーバーが変化しない」ことに起因していると思うのだ。

さらに2008年には2月に大阪市大のチームが2Z事象を発表したとの朗報が入った!

そのことを知るまでは(私としたらちょっと苦しい説明ながら)イプシロン粒子(bクォークと反bクォークとからなる)には1sから4sまで存在し、4sではふたつの中性B中間子に割れることから、それではないかと思っていた。ところが、Z粒子を中間状態として2Zが出るのだったらさらに有望ではないか、と、私は胸を躍らせた。

こうしてグルーオンもグラビトンも共に検出されてはいないことを主張できるように状況が変化していることを理解したw)


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