ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

かつて大統一理論による宇宙初期の本がたくさん並んでいました

2008年06月29日 | Weblog
 GUTこと大統一理論は当初から欠陥だらけの物理理論だったように記憶しております。やれ、バリオン1兆個に1個ぐらいの割合でモノポールこと磁気単極子が存在してしまうからなんとかしろ、だの、宇宙開びゃく素粒子Xはバクテリア一匹ほどの重さになってしまうから加速器で立証は無理だから陽子崩壊実験で間接的に頼む、だとか今にして思えば、むちゃくちゃな要求を突きつけていくことによって神秘性を高めて全世界を煽っていったのだと思います。

モノポールの一件はインフレーション模型によって検証不可能性に追いやってしまいましたが、

モノポール探査の実験だけは巨万の金を注ぎ込んでつづけられていました!

(おお、なんてもったいない・・、どれほど下らない無駄遣いだったことか・・)

X粒子は日本のカミオカンデ計画でほぼ否定されたにもかかわらず、

それでも間違いなのは定数だけでどこかで崩壊すると信じられています・・。

(素粒子物理学者はいつのまに狂信集団になってしまったのでしょうか?)

 全宇宙のあらゆる存在が放射性を持っていると言ったのは旧ソビエトの水爆の父だったサカロフです。理論物理学はあまりにも共産主義(それは日本共産党といった狭い意味だけではなくて)の影響下にあり過ぎると思っています。おまけに宇宙開びゃくの際に粒子反粒子消滅が起こり、その時に生じたフォトンがCOBE衛星がキャッチしたビッグバンの証拠であり、そこで粒子のほうが反粒子よりもわずかに多かったから正粒子優位の現在の宇宙がある、と言ったのもサカロフです。と、いうよりも、彼らは、サカロフにいちばん美味しいところを捧げて、そして言わせて、さらにそれを追認する形で合理化を図って研究費を出させているのです。だから、ここまで書いたら、なにやら「サカロフが偉いから」という感じがするぐらいなのですが、最初のセリフ「あらゆる素粒子は不安定で放射性を持っている」というのがいけません。そしてもちろんサカロフを偉いと置くのだって気に入りません・・。彼らは旧ソビエト共産主義の亡霊に支配されているのです。

UFTにもインフレーションがありますがモノポールをごまかす為じゃありません!

UFTにはモノポールが必要ございませんし、

粒子と反粒子に関しても特別な機構なしに

完全に対称な崩壊のまま正粒子優位の世界を造れます・・。

 比べたらGUTはあまりにも人為的かつ恣意的で業(わざ)とらしく、自然科学らしくないと申しましょうか、ま、言うなれば“変な理論”に終わってしまっていて、その様相はまるっきり喜劇的なまでに悲劇的に破たんしている、と言いたいです。SU(5)が成立するのならばゲージボソンは24種類なくてはおかしいです。電弱統一を上回る大統一だと言いたいのならばフォトンとグルーオンには成因から脈絡がなくてはいけません。さらにSU(3)が自発的に破れておらないのも不自然です。かの対称性が破れていなければクォークの荷電が分数であることの合理化ができません。X粒子が二通りの崩壊をしますというのも電荷1/3からこじつけた必然性に欠けた作り話です。

もはやGUTの息の根は止まっているに等しいのじゃないでしょうか?

ケンシロウだったら「GUTよ、おまえはすでに死んでいる」と決めるでしょう・・。

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