ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

論文2【クォークの起源と相互作用のあらまし】(4)

2015年07月16日 | 究極理論
《ビッグバンとハイパーチャージ》

フェルミオンの電荷とアイソスピンの関係については,ゲルマン公式という物があり,それによるとレプトンとクォークでは式の形が大きく異なっており,アイソスピンに付随して必要なハイパーチャージという物理量が,レプトンの場合には-1でクォークの場合には1/3という数値を示す.

Q = I3 + Y/2 (I3はアイソスピン)

 この数式を,ユニバーサルフロンティア理論では,アイソスピンはデジタルインフレーション期の量子数φに,ハイパーチャージYもしくはY/2をビッグバン宇宙に移行する際の衝撃に応じて変化した何物かに,原因を求めて追及した.
 回転のアナロジーは有望だと思うことができた.
 ここに「スピンは転がりでアイソスピンと電荷は空転」というアナロジーを持ち込んでみよう.
 デジタルインフレーション期において,H軌道(L軌道)の素領域{φ}はアイソスピン+1/2(-1/2)にあたる+φ(-φ)という量子数を有しているので,それを弧度法にして1/2の空転で表させることにした.結論を先に言えばなんだかんだあった後でL軌道の素領域{φ}はH軌道のそれに対して「時間を逆行している」という数学的処置を施すことで解決を図ることにした.
 これはbクォークの性質を考えれば物理的処置でよかったかもしれない.
 告白すれば,この部分の発想から現在の真空におけるクーパー対の性質を決定できたのであり,それは時間を順行してから逆行すれば「無に近い有」になることができる,という事であった.フェルミオンならば時間往復の同じ軌道を通ることは許されない,インフレーション期の素領域{φ}もまたフェルミオンに近い性質を持っていると考えることができる.個数が指数関数的に増加して領域の拡大を図っている途中で素領域{φ}はスピンのように転がり始めるのだろう.
 その量もスピン1/2であり弧度法にして1/2になる.
 スピン量に関して,大家と言えるファインマンを初めとして,ホーキングも誰もスピン1が360°だということに異論はさしはさまなかったが,ここへ来てユニバーサルフロンティア理論だけが1ラジアンなのであり,半径分だけ転がって進む回転なのである.私見では,スピン1と1/2の関係はスピン量の違いではなくて運動方向の違いだと思っているが,それはP変換の考察から自明だとは思うが,素領域{φ}の場合の基礎については後回しにして先に行く.
 素領域の名のごとくボソンの扱いでも消えないとも考えられる.
 とくに,この間を一次元模型にして,転がり1/2空転1/2に領域の拡大1/2が加わって半径分1だけ進むことを『動く歩道機構』とよんでいる.歩く速さの半分で移動する動く歩道の上だと,いつもの半分の速さでゆったり動いて,同じだけ移動することができる.
 さらに,ここでゲルマン公式に戻れば,Yがちょうど1であれば,韓=南部模型におけるクォーク荷電を表せることに気がつく.アイソスピン+1/2(-1/2)にハイパーチャージの半量+1/2を足し合わされば+1(0)になるから,それは韓=南部模型の表におけるRやG状態と同じであり,ユニバーサルフロンティア理論でいうところの『クォークの裸の電荷』が再現される.
 インフレーション宇宙から垂直に抜け出してビッグバンに移行する際に+1/2の回転を与える,というのがハイパーチャージに与えられるイメージである.
 ゆえに最初からYよりもY/2に物理的意味が存在している.


(ちょっと古い話に過ぎて今となっては気迷いが多いか・・、というよりいずれ解決しなくてはならんのだよな)

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