マグネシウム技術こそが未来を切り開く鍵である

今、注目されているのが太陽光でマグネシウムをリサイクルする技術である・・。

それは砂漠などで計画準備が進んでいるエコ技術の一つで、２メートル四方のプラスティック製のフレネルレンズ（一眼レフカメラのファインダースクリーン等に使われていた平面で集光できる装置）を使って太陽光を２００００℃のレーザーに変換し、そこで「使用済みのマグネシウム燃料を元にあ戻してリサイクルして使う」という（いうなれば）“エコ版の高速増殖発電技術”なのです。

海水からマグネシウムが無尽蔵に取れるならば、リサイクルは省略しても通用します・・。

また、２００００℃のレーザーはそのままエコ発電として太陽熱エネルギーのまま使えるモノですし、酸化マグネシウム還元稼動は一時期でもいいでしょうし、その場所自体は海外に求めても省略してもいいでしょう。なぜならば酸化マグネシウムはさまざまの用途に使い出があるからなのです。

真っ白な酸化マグネシウムは二酸化炭素を吸収して炭酸マグネシウムに変化しても真っ白です！

ですから、塗料、ことに建物の外壁やら、アスファルトの上塗りやらにすれば地球のアルベド（宇宙から見た反射率）が向上して、そのまま地球温暖化防止に役立たせることが可能です。酸化マグネシウムのまま塗ったら二酸化炭素を吸収してくれます。だから、マグネシウムそのもので発電しなくても、火力発電プラントに隣接してマグネシウム燃料開発とリサイクルの設備を持つことができたら「ＣＯ2フリーな理想の火力発電」が実現します。

他にも、下剤の主成分として、歯磨き粉の研磨剤として、さまざまの用途に恵まれています！

メタンハイドライトなどがいくら優れていても有機物ですから燃やすとＣＯ2が出ます・・。