ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

対称性の破れというより別の言い方を探すべきだな

2006年09月25日 | Weblog
 一方向に光速度で進むフェルミオンがヒグス粒子に妨げられて遅く観測されることをヒグス機構と言います。そうしてカイラル対称性の破れたフェルミオンは質量を持つのですがuクォークやdクォークは軽いのでハドロン内でπ中間子が出現することによって近似的にカイラル対称性を実現させます。ここのところの描写は権威筋でも間違っているのが現実です・・。もとのカイラル対称性がスピン以外についての完全なものであったの対して次のカイラル対称性の実現は相対的に静止したフェルミオンが両巻きに見えるという現象です。

この両者をカイラル対称性の破れといったり後者だけをそう言ったりするのはでたらめです!

 どういうわけかCP破れにまで似たような箇所が有ります。カイラル対称性の場合には【ヘリシティー混合】とハッキリ現象だけを言えば済むと思ったりするのですが、CP破れにしても【粒子反粒子混合】なだけではないか、といった懸念が残ります。三田式の『CP間接破れの理論』では「B0と反B0とが混合することによってCP破れを引き起こしている」と述べてあるのですが、もし、両者が完全に混合したならばCP対称粒子ではないだろうか、ハテ???

これは弱い相互作用には神秘が存在させられているという現状の告発です!

 dクォークと反bクォークの組み合わせならばB0中間子のはずなんですよね・・。それが弱い相互作用で崩壊するものだからBS中間子という別物として観測されるんだっていう・・、しかも、BS=B0+反B0だものですから50%の確率で反B0にもなるんだっていう・・、ちょっと、そんな馬鹿な、って感じなんです。だけど現実だ、という。これは私などに言わせたら「BS中間子が近似的にCP対称を果たした実在」であることの証拠なんですよね。そうすると三田式の計算から出てくるCPの間接破れの実測値というものは実はCP破れではなくてむしろ「CP対称の達成率」だという可能性がUFTの観測によるならば濃厚だというそのような現実となっているわけなんです。

で、理由は明かせませんがUFTによるB中間子のCP破れの理論値は0,877なんです!

 そこから直接破れの話なんだけど、直接破れというのは又まったく別だろうと・・、直接破れというのは特別な崩壊における数の上での偏りなんだけど、それが確かに「本当のCP破れ率」だとは思うわけです。そうすると間接破れの値0,877が、むしろ「実はCP達成率」だとしてみたら1-0,877=0,123ぐらい破れているわけなんだよな!それでいくと100の内でB0が53で反B0が47ぐらいになるので1.14倍ぐらいB0が多くなる、と・・。そうしたら現状の実測値(1.19倍)と誤差の範囲で一致します。

この夢のような理論によればK0中間子のCP間接破れを実測したらほとんど1だと出るんだけどドウ思う?

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