ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

騾馬粒子と反粒子とが違えばホーキング放射は否定される

2011年04月19日 | Weblog
ベケンスタインによればブラックホールは温度を持っていて輻射があるはずだという・・。

ホーキングはそれを受けて、輻射によって、トンネル効果もあいまって、シュバルツシルト半径付近には粒子反粒子対が多く生産されるとして、その一方がブラックホールに吸い込まれると片割れが外界に飛び出るとした。エネルギー保存の法則よりブラックホール物質は徐々にだが減っていくのだという。

しかし「片割れが必ず外界にまで飛び出していけるのか?」という問題が残る!

シュバルツシルト半径付近だったら両方ともブラックホールが吸い込んしまうのではないだろうか。またホーキング独自の説明では、真空の揺らぎによって生じた粒子反粒子対のうち反粒子を吸い込めば、ファインマンの再解釈原理によって反粒子は時間を逆行するので、全体としてブラックホールから粒子が飛び出してきて外界にまで達するように再解釈されるというものだった。

それは非自明であり、いずれにせよファインマンによる再解釈とやらを疑うべきだろう・・。

UFTによれば真空に存在するクーパー対は粒子反粒子ではなくて粒子騾馬粒子の対であるから、もし粒子のほうがブラックホールに飛び込んでいくならば騾馬粒子は外界に飛び去るとして、騾馬粒子こそは時間を逆行する素粒子だから、再解釈の結果は「外界から粒子が飛来してブラックホールに飛び込んだ」ということになる。

ホーキングの意図に反してブラックホールはやはり太り続けるということだ!

騾馬粒子は質量が負であるから反重力を受ける存在である。速やかに外界に飛び去っておかしくない。そんなことより、これはこれで二つの難点が残ってしまう。一つは「ブラックホールは真空をも食べて太り続けるのか?」という謎であり、もう一つは「飛び去った騾馬粒子の存在は外界のエネルギー保存則に反するのではないか?」という疑問である。

そこでUFTのいう《中心電荷と粒子騾馬粒子対の雲》という考え方が生きてくる・・。

真空には無定見に粒子騾馬粒子が存在するのではなく、それは朝永のくりこみ理論によって出現する雲であり、先ほどのプロセスでブラックホールが食べた粒子には中心電荷があったのだよね、そうするとトータルでブラックホールはその中心電荷を吸い込んだことになるのだ。このことは《トンネル効果》そのものの説明にも使えるアナロジーではないかと考えている。




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