ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

デビット・ボーム破れたり・・

2008年10月28日 | Weblog
量子力学の標準解釈は「時空を進行する確率波に沿って物事が運ぶ」というものだった・・。

 そこからすると標準解釈では電子とかクォークとかの実在そのものが拡がりを持っているとはけっして言ってないのであってボームの「特異点を一つ含んだパイロット波が物質の本体である」というような主張ではない。これはボームの言う「量子物理にも不確定は存在させてはならない」がまったく意味のない主張だったと言うことを意味する。

また、パイロット波構想にはホーキングの主張する虚時間に経過していただくことがどうしても必要だ・・。

 そこから言えばド・ブローイにしても不完全だと言うことになって「パイロット波構想の完成者は他でもなくホーキングだ」と言うことになる。そこで僕は虚時間によるパイロット波の構成を《量子物理のホーキング解釈》と把握して名付けているのだが、僕にはまた別の解釈があって、それは15年前からそう考えているのだが、使っているのは虚時間ではなくて、シュレーディンガーが説く“時間を逆行する波動成分”なるものは反粒子によって為し得られているということである。つまり、電子ならば電子陽電子の、クォークだったらクォーク反クォークからなるクォーク凝縮を、実在の周りに雲のようにまとっているのだが、その内の反粒子成分によって中心粒子の情報を伝達していると考えている。

ファインマンによれば反粒子とは時間を逆行する粒子であり、ダイヤグラムの規則にすらなっている、僕としてもかの御大にそこまで背く者じゃない・・。

 この《量子物理の山野解釈》によるならば標準解釈と大きくは違わない健全な物理になる。あるいは「中心粒子は周りに粒子反粒子の雲をまとっているが為に中心に発見されるとは限らない」から始まって「そのようなくり混み部分を含めた実在形式そのものがパイロット波ではないか?」という疑問命題だって成立するのであるが僕としたら逆らうまでもなく歓迎していたい。なぜならばホーキング解釈と山野解釈とは両立させることが可能だからだ。それでもボームの説自体はどう頑張っても自己矛盾の誹りを免れることはできない、とこう言ってるんだ!

時間を逆行する情報というのは波動力学から必然であるし、ファインマンダイヤグラムでは規則ですら有るし、それを使ってのCP破れの解釈ですべてすっきりする・・。

ま、次回はそこを巧く書きたいと思っているので、乞うご期待のほどを!


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