グザイ粒子のフレーバー組成は(uss)で、ラムダ粒子は(uds)で、さらにシグマ粒子は(usd)。
ラムダ粒子とシグマ粒子とは順番が違って書かれているだけで、フレーバーは一致しているのだが、ならば、いったい何が異なるのか、と問われたら答えは「そりゃ、アイソスピンが違う」の一語です。アイソスピンは、UFTにおいては昔流に、二重項は±1/2、三重項は-1・0・+1と表記するのですが、昨今は、前者の場合は1/2で、後者の場合は1と表記されます。グザイ粒子のアイソスピンは1/2で、ラムダ粒子は0、そしてシグマ粒子は1であり、すべて電荷を持たない中性ハドロンです。
グザイ粒子のアイソスピンの為には、まず2倍して整数の1に直し、シグマ粒子を1つと、残りはラムダ粒子で辻褄を合わせます。
するとuクォークが2個とsクォークが4個を説明するのに、まず(uds)と(usd)が1個ずつを使うことになるのですが、合計4個のsクォークを説明するのにはラムダ粒子またはシグマ粒子が残り2個必要で、もうアイソスピンを変えてはならない(先に合わせた)ことから、0のラムダ粒子によって説明する他になくなるので、新たにラムダ粒子が2個、合わせて3個が入用です。すると(udd)すなわち中性子2個分の組み合わせが過剰になっています。
質量公式は 2[Ξ]=[Σ]+3[Λ]-2[n]
なんと、
これで質量が1パーセント以内の誤差でドンピシャというのだから魔法のような話だ・・・。
ラムダ粒子とシグマ粒子とは順番が違って書かれているだけで、フレーバーは一致しているのだが、ならば、いったい何が異なるのか、と問われたら答えは「そりゃ、アイソスピンが違う」の一語です。アイソスピンは、UFTにおいては昔流に、二重項は±1/2、三重項は-1・0・+1と表記するのですが、昨今は、前者の場合は1/2で、後者の場合は1と表記されます。グザイ粒子のアイソスピンは1/2で、ラムダ粒子は0、そしてシグマ粒子は1であり、すべて電荷を持たない中性ハドロンです。
グザイ粒子のアイソスピンの為には、まず2倍して整数の1に直し、シグマ粒子を1つと、残りはラムダ粒子で辻褄を合わせます。
するとuクォークが2個とsクォークが4個を説明するのに、まず(uds)と(usd)が1個ずつを使うことになるのですが、合計4個のsクォークを説明するのにはラムダ粒子またはシグマ粒子が残り2個必要で、もうアイソスピンを変えてはならない(先に合わせた)ことから、0のラムダ粒子によって説明する他になくなるので、新たにラムダ粒子が2個、合わせて3個が入用です。すると(udd)すなわち中性子2個分の組み合わせが過剰になっています。
質量公式は 2[Ξ]=[Σ]+3[Λ]-2[n]
なんと、
これで質量が1パーセント以内の誤差でドンピシャというのだから魔法のような話だ・・・。
そりゃー、UFTの表記が正しくって、グザイゼロは-1/2で、シグマゼロは三重項のど真ん中で0、中性子は-1/2だから、ぴたーっと一致するのです!
シグマゼロが1個で、ラムダが3個である為には、やはり前者のアイソスピンは1、か?
こりゃ、イカン・・。
ハーバード過信症、だわ・・。
でも、ここから何か、が有る?
1)sクォークを含むハドロンについてアイソスピンIを合わせる。
2)ストレンジ数を合わせる。
3)他の(uとdの)フレーバーを合わせる。
4)アイソスピンI3の合計を確認して一致していることを確かめる。
以上。