グザイ粒子はアイソスピンI=1/2のハドロンで、その組成は、Ξ^0[uss]とΞ^-[dss]だ!
つまり、アイソスピン差が-1(Ξ^-の方が重い)で、フレーバーの違いは(d-u)であるわけ。
シグマ粒子はI=1であって、Σ^+[uus]Σ^-[dds]だから、
両者のアイソスピン差は-2でフレーバーの違いは2(d-u)だ。
陽子と中性子とでは(中性子の方が重い)
アイソスピン差が-1でフレーバーの違いは(d-u)だから、
アイソスピン差とフレーバーの違いをぴったり合わせれば、
[Ξ^-]-[Ξ^0]=([Σ^-]-[Σ^+])-([n^0]-[p^+])
なんと
これが
《コールマン・グラショウの質量公式》
として
全世界の物理の大学院生が教わっているのだという・・・。
検算してみると、
左辺=1321.31-1314.86=6.45Mev
右辺第一項=1197.45-1189.37=8.08Mev
右辺第二項=939.57-938.27=1.30Mev
ゆえに
右辺=6.78Gev
誤差が約5パーセントぐらいあって大した一致ではないが質量ではなくて質量差の検出だということで大目に見られているのだろう!
実は
グラショウの著書では右辺の引き算が足し算のように書かれていて面食らったが、この手の本では「読み手の知的能力を試すため」にワザと間違いを残しておくというのが慣わしになっているようである。他に、ψ粒子の崩壊図において「3πに崩壊」していると見るのが正しいところを「4πに崩壊」とおそらくワザと間違えてあります・・。
つまり、アイソスピン差が-1(Ξ^-の方が重い)で、フレーバーの違いは(d-u)であるわけ。
シグマ粒子はI=1であって、Σ^+[uus]Σ^-[dds]だから、
両者のアイソスピン差は-2でフレーバーの違いは2(d-u)だ。
陽子と中性子とでは(中性子の方が重い)
アイソスピン差が-1でフレーバーの違いは(d-u)だから、
アイソスピン差とフレーバーの違いをぴったり合わせれば、
[Ξ^-]-[Ξ^0]=([Σ^-]-[Σ^+])-([n^0]-[p^+])
なんと
これが
《コールマン・グラショウの質量公式》
として
全世界の物理の大学院生が教わっているのだという・・・。
検算してみると、
左辺=1321.31-1314.86=6.45Mev
右辺第一項=1197.45-1189.37=8.08Mev
右辺第二項=939.57-938.27=1.30Mev
ゆえに
右辺=6.78Gev
誤差が約5パーセントぐらいあって大した一致ではないが質量ではなくて質量差の検出だということで大目に見られているのだろう!
実は
グラショウの著書では右辺の引き算が足し算のように書かれていて面食らったが、この手の本では「読み手の知的能力を試すため」にワザと間違いを残しておくというのが慣わしになっているようである。他に、ψ粒子の崩壊図において「3πに崩壊」していると見るのが正しいところを「4πに崩壊」とおそらくワザと間違えてあります・・。